カテゴリ:Hardware( 12 )


2018年 02月 11日

寒い季節は密林映画

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アマゾンから届いた段ボール箱をじっと見つめるベアさん・・・なんかうれしそうですね。^^

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この箱に入れて送られてきたのは、"Fire TV Stick"と言うアマゾン・オリジナルの商品です。

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"Fire TV Stick"はアマゾンのベストセラーですね。
右に写っている長さ8cmほどの黒い物体には、HDMI端子が付いています。
その端子をTVのHDMI端子に差し込み、付属のUSBケーブルで給電してやります。
左に写っているリモコンで各種設定を終わると・・・

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こんな画面になります。
実は先ほどの黒いプラグのような物体は、超小型コンピューターなんですね。
我家のWi-fi経由でインターネット上のアマゾン・プライム・ビデオのサイトに接続されます。

私はアマゾン・プライムの会員なので、映画やTVドラマがいっぱい見られます・・・無料で。^^
今まではパソコンのディスプレイで見ていましたが、4,980円出してこの"Fire TV Stick"を購入したので、TVでもプライムビデオが見られるようになりました。

また、HuluやNetflixなどを契約していれば、そのコンテンツもTVで再生できます。
今のところ、アマゾンプライムが提供してくれているコンテンツで十分なんですが、将来はHuluも契約するかも。
HuluはTVドラマ系が強いですからね。^^

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この"Fire TV Stick"、HDMI端子があればどのTVでも使えます。
こちらはリビングルームのSONYのTVにつないだところです。
旅行の際も、ホテルのTVにHDMI端子がありWifiが使えれば、お気に入りの映画を見られますね。

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こちらは今私が嵌っている英国ドラマ、”Downton Abbey"。
アマゾン・プライムではシリーズ1~6までのすべてのエピソードが無料なのでありがたいです。

昔はDVDをビデオまで出かけて行ってレンタルしていましたが、アマゾン・プライムだと自宅から出なくても、さまざまな作品が見られます。
寒い季節にはとてもありがたいです♪

アマゾン・プライムは年間3,900円必要ですが、その会費は十分ペイできてしまいます。
音楽もデジタルブックも、無料で楽しめるコンテンツが増えているし、注文したものは送料無料でほとんど翌日配達だし、写真のバックアップは容量無制限でタダ・・・^^
どんどん密林にはまっていく感じですねえ。(;・∀・)

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
LUMIX DMC-GX7MK2
Lumix G 42.5mm/F1.7 ASPH

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by blackfacesheep2 | 2018-02-11 05:00 | Hardware | Comments(8)
2017年 12月 30日

ポチリヌス菌が運んできた平和な広角レンズ

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クリスマスはもう終わってしまいましたが、在庫写真がまだまだあります・・・(;・∀・)
わが家のクリスマス・デコレーションを撮ってみました。

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ちょっと引きの構図です・・・標準画角より広い範囲が写ってます。
そしてフォーカスの来たところ以外は、かなりボケてます・・・広角の大口径レンズで撮ってます。

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このサンタさんが乗ったSL、一枚目に写っているよう、かなり小さいです。
でも、ここまで大きく写ってます・・・でも、画角は広いですね。
この3枚を撮ったレンズは、広角で近接能力に長けた大口径レンズと言うわけです。

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さて、種明かしです。
ベアさんたちがしげしげと眺めている黒いレンズが、上の3枚を撮ったレンズでした。
例によってeBayに棲むポチリヌス菌が、ウクライナから運んで来ました。

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このレンズの名前は、Arsenal MC MIR-24N 35mm F2.0と言います。
MCを名乗るだけあって、グリーン系とパープル系がミックスされた美しいレンズコーティングです。

ちなみに”MIR"「ミール」と言うのはロシア語で「平和」とか「世界」と言う意味らしいです。
先日、岡崎にある「ミール・カフェ」さんを訪問してきましたが、あそこのガラスドアに描かれているのと同じキリル文字ですね。
また”24H"とありますが、キリル文字の”H"はラテン文字では”N"です。

シリアルナンバーの最初の二桁を見ると"90"とあります・・・ソ連邦が崩壊する直前の1990年製のレンズですね。
作ったのは、ウクライナの軍需工場、アルセナールです・・・栗のようなマークがアルセナール工場の印です。

アルセナール製の撮影機材を使うのは久しぶりですね。
ハッセルブラードの初期型コピー、Arsenal Kiev 88Cと言う中判カメラをかつて所有していました。
そのカメラに付いてきたArsenal Arsat C 80mm/F2.8や中望遠のArsenal Kaleinar 3B 150mm/F2.8も良いレンズでした。

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このMIR-24N 35mm F2.0、共産圏では大量に出回ったレンズのようで、75USDと言う安価な値段で手に入れました。
鏡胴のデザインは、LZOS工場製のVOLNA-9JUPITER-9同様、不愛想ですね。

レンズ構成を見ると、アルセナール工場のオリジナル設計のようです。
ソ連製のレンズって、Carl Zeissのコピーが多いんですが、このMIR-24はFlektogon 35mmとはかなり違うレンズ構成に見えます。

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レンズマウントは・・・ねじ込みのM42マウントに見えます。
でも、ニコンユーザーさんは、「あれ、Fマウントレンズの絞りレバーが見えるなあ」って思うでしょうね。^^;

そう、このMIR-24NのNは、元来Nikon Fマウント用だから”N”なんです。
ところがソ連ではM42のカメラの普及率が高かったので、M42用のマウントも同梱して売っていたようです。
レンズマウントのネジ3本外せば、ユーザーの好みでNikon FマウントでもM42マウントでも、どちらでも使えるんですね♪

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ポチリヌス菌が我家に運んできたMIR-24Nは、M42マウントでしたから、当然、Asahi Pentax SPIIにも装着できます。
ただし自動絞機構がありませんから、深く絞り込むと、ファインダーが真っ暗になります。^^;

また、これをデジタル一眼レフで使おうとすると、注意するべきポイントがあります。
自動絞の押しピンを押しっぱなしにするための当て板リングの付いたマウントアダプターはNGです。

当て板にNikon Fマウントの絞りレバーがぶつかり、最後までねじ込めません。
そのため、このMIR-24NをSONY α7IIで使う際には、押しピンの当て板の付いていない素通しのアダプターを使う必要があります。

実はこのMIR-24には、M42専用のモデル、MIR-24Mもありました。
こちらを作っていたのはKMZこと、倉科権助機械工場・・・じゃなかったクラスノゴルスク機械工場です。

マウントの違いのみならず、最短撮影距離やコーティング、解像力が違っていたようです。
ネットでのテストレポートを見る限り、うちに来た”N”タイプの方が”M"タイプより解像力は良いようです。

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このMIR-24Nの最短撮影距離は、0.24m・・・24cmまで寄れるレンズです。
ちなみにM42専用のMIR-24Mは30cmまでしか寄れないようです。
私は寄れるレンズが好きなので、希少で高価な24Mではなく、玉が豊富で安価な24Nを選びました♪
また、絞の開放F値はF2です・・・明るいです♪

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早速手持ちの35mmレンズとの比較実験をやってみることにしました。
まずは、私の大好きな「絞り開放」テストです・・・どの程度のシャープさか、ボケの大きさはどうかをチェックします。

MIR-24NとAi Nikkor 35mm F1.4Sの比較です。
さすがに絞りが一段違うと、ボケの大きさはかなり違いますね・・・Ai Nikkorの方が豪快にボケます。
ピント面のシャープさは、どちらも十分にシャープでした。

若干ですが、ミールの方が広い範囲が写ってるように思います。

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今度はMIR-24NとCarl Zeiss Jena MC Flektogon 2.4/35の比較です。
F2.0のミールに対し、フレクトゴンはF2.4・・・半段暗いです。
比較してみると、F値が示すようにミールの方がややボケが大きいです。
また、ボケの質を見ると、フレクトゴンはちょっと硬く、ミールの方が柔らかい感じです。

ただし、画角を見るとミールよりフレクトゴンは、やや狭目のように見えます。
つまり被写体が同じ大きさで写るようにすれば、ミールはさらにボケが大きくなるってことですね。
同じ35mmでも実際の画角は、ミール>ニッコール>フレクトゴンと、微妙に違いました。

ピント面のシャープネスは、どちらも優秀ですが、強いて言うならフレクトゴンの方がよりシャープに見えました。
まあ、開放F値が2.0と2.4と違いますから、当たり前なのかもしれませんが。

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今度は最短撮影距離(MFD, Minimum Focusing Distance)のチェックです。
ミールは24cm、ニッコールは30cm・・・実際に写してみるとかなり違いますね。
より近接能力の高いミールの方が、被写体が大きく写ります。

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ミールとフレクトゴンのMFDの比較ですが、フレクトゴンの圧勝でした。
フレクトゴンのMFDは公称20cmですが、もっと寄れちゃう感じです・・・こうなるともはや広角マクロですね。

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うちにやってきたMIR-24Nには、フィルターが3種類付いてきました。
レンズ保護用と思われる透明なUVフィルター、風景用のオレンジフィルター、ポートレート用の緑フィルターです。

どれもクラスノゴルスク機械工場”KMZ"の「プリズムに入る光線」マークがついてました。
ソ連製らしく、フィルター枠が太くてごついですねえ♪

こういう着色フィルターは、白黒フィルム写真でしか使いませんから、デジタル写真しか撮らない人には無用の長物です。
でも私はいまだに白黒フィルムが大好きで、月に最低一本は撮影して自家現像し、フィルム写真ブログも毎日更新しています。
このレンズで白黒フィルム写真を撮るとき、ぜひ使ってみようと思ってます。

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ソ連時代のレンズって、見た目は武骨で不愛想です。
LeicaやCarl Zeissのオールドレンズに比べると、本当にあかぬけないデザインです。

ソ連で造られた製品って、一貫したコンセプトがあるように思います。
「値段が安くてちゃんと仕事ができれば、見てくれなんかどうでもいい。」・・・あはは。
アサルトライフルのAK47とか大祖国戦争で使われた戦車T34とか攻撃機シュトルモヴィクIL2と同じ思想を感じます。

でもその潔さ、毎日酷使する道具としては正解じゃないでしょうか・・・
武骨で不愛想ですが、仕事はきっちり・・・ソ連製レンズ、写りは不思議に良いレンズが多いですね。

なお、このArsenal MC MIR-24N 35mm F2.0で撮ったデジタル写真は、下記のこのレンズのタグをクリックすると見られます。
またこちらをクリックしても、ご覧になれます。
このレンズで撮ったフィルム写真はこちらのリンク先に置いてあります。

愛知県みよし市三好ヶ丘にて

1~3枚目:
SONY SONY α7 II ILCE-7M2
Arsenal MC MIR-24N 35mm F2.0

4枚目以降:
LUMIX DMC-GX7MK2
Lumix G 42.5mm/F1.7 ASPH

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by blackfacesheep2 | 2017-12-30 05:00 | Hardware | Comments(12)
2017年 12月 02日

ポチリヌス菌が連れて来た絞羽根が15枚ある中望遠

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晩秋の空を写すガラスの塊・・・カメラのレンズですね。
中を見ると何やらウズマキのようなものが見えますが、これが絞(しぼり)羽根です。
レンズの中に入ってくる光の量を調節する働きをし、この絞羽根の枚数やカタチによってボケの雰囲気はずいぶん変わります。

絞羽根の枚数が多いほど、また絞羽根のカタチがカーブを描くほど、絞った時のボケのカタチは美しくなると言われています。
一般的に絞羽根の枚数は、5枚~9枚のレンズが多いですね。
ちなみにこのレンズの絞り羽根は、15枚もあります・・・ボケの美しさを予感させます。^^

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このレンズは、最近私のブログで活躍している中望遠レンズで、LZOS Jupiter-9 85mm F2.0と言います。
ソ連製のレンズですから、本来はキリル文字で”ЮПИТЕР-9"と書き、「ユピーチル・ヂェーヴィチ」と読むのでしょう。
うちに来たのは輸出仕様なので、”Jupiter-9"(ジュピター・ナイン)です。

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ソ連製のレンズは、メーカーと言うのはなく、すべて親方カマトンカチ製です・・・
とは言え、作られた工場によって刻印が違います。

このレンズは先日ご紹介したハーフマクロ、"LZOS MC Volna-9 50mm F2.8"同様、LZOS工場製です。
LZOSとは、ロシア語のキリル文字"Лыткаринский Завод Оптического Стекла"をラテン文字表記した"Lytkarinskiy Zavod Opticheskogo Stekla"の頭文字で、リトカリノ光学ガラス工場という意味だそうです。

このレンズキャップに描かれているのが、リトカリノ光学ガラス工場のロゴです。
「三角形や丸形のガラスを生産している工場」と言う意味合いで、それらの形状を組み合わせ、中にキリル文字の「C」を入れた意匠です。

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ちなみに、ソ連製の撮影機器のシリアルナンバーは、最初の二桁が西暦の下二桁となっています。
つまり、85xxxxと書いてあったら、1985年製造ってことです。
このJupiter-9は、1985年生まれ、今年で32歳です。

うちにやってきた個体は、ロシアのモスクワからやってきました。
eBayで見つけたとき、"Near Mint"(ほぼ新品)と言う記述に惹かれてしまい、ついポチリました・・・^^;
”Mint"と言っても、eBayではアテにはならないと言われています・・・でも使用感のないとても綺麗な個体がやってきました。

Jupiter-9 85mm f/ 2.0の歴史は、1948年にCarl ZeissのContax版Sonnarのコピーからスタートしたときに始まったそうです。
当時は使われていたガラスまでゾナーと同じだったようですが、1950年には光学系が最設計され、材料もソ連産のガラスに変更されて、KMZ (クラスノゴルスク機械工廠)で生産され始めました。
そして1958年には、KMZからLZOSに生産が移譲されたそうです。

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Jupiter-9は15枚も絞羽根があるので、自動絞が使えません。
古めかしいプリセット絞の仕様になっています。

これはF5.6に合わせたところです・・・先端から一段目の筒がプリセット絞りの設定環になってます。
二段目の筒を回転させると、絞り開放F2.0から設定された絞値(この場合はF5.6)まで回せます。
絞値を再設定するときには、二段目の絞りを絞開放F2.0にしてから、一段目の筒を回して任意のF値に設定します。

撮影するときは、まず明るい絞開放でフォーカシングします。
フォーカスが決まったら、二段目の筒を設定した絞りまで回す、と言う仕掛けですね。

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さて、これで手持ちの85mmのレンズが2本になりました。
Ai Nikkor 85mm F1.4Sと言う良いレンズがあるのに、なぜ一段暗いJupiter-9を手に入れたか・・・

それはボケに対するこだわりですね。
Ai Nikkor のレンズって、絞開放で使えばまあるいボケで気持ちが良いんですが、一段絞ると多角形が目立つボケになっちゃうんですよ。

大きさはご覧のように、かなり違います。
左のAi Nikkor 85mm F1.4Sは620g、真ん中のJupiter-9は360gと、倍近く重さが違います。

右のマイクロフォーサーズのLumix GM5に付いているLumix G 42.5mm/F1.7も、フルフレーム機の85mmと同画角の中望遠です。
重さはめっぽう軽く、Lumix GM5が211g、42.5mm/F1.7が130gですから、合計で341gしかありません。

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例によって、比較撮影をしてみました。
やはり絞で一段違いますから、ボケの大きさの違いははっきりわかり、F1.4のAi Nikkorのボケの方がかなり大きいです。

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じゃあ、Ai Nikkorを一段絞ってF2にしてみると、どうなるか・・・
当たり前のことながら、ボケの大きさもシャッター速度も、JUPITER-9と同じになりますね。
とは言え、ボケのカタチとか色味は若干違います。

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JUPITER-9とマイクロフォーサーズの同画角のレンズ、42.5mm/F1.7を比較してみました。
このLumix G 42.5mm/F1.7をフルフレーム機に換算すると、85mm/F3.4ですから、ボケの大きさはずっと小さいですね。

とは言え、この小っちゃなレンズでも、フルフレーム機の標準ズームの望遠端よりはボケます。
例えば、ニコンのAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR、望遠端の85mmのF値はF4.5ですからねえ。^^;

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さて、今度は最短撮影距離(MFD, Minimum Focusing Distance)の違いを比較してみました。
JUPITER-9は80㎝、Ai Nikkor 85mm/F1.4Sは85cm・・・実際に撮影すると、この程度の違いがありました。

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さて、同画角のマイクロフォーサーズのLumix G 42.5mm/F1.7との比較です。
マイクロフォーサーズのレンズは寄れるものが多いですが、このLumix G 42.5mm/F1.7のMFDは31cmです。
撮影倍率は0.4倍ですからほぼハーフマクロ、寄りたいときにはとても便利です。

こうしてみると、それぞれ85mm画角のレンズの使い分けができそうです。
戸外で被写体をボケの中に浮かび上がらせたいときは、有効径の一番大きなAi Nikkor 85mm F1.4Sを使う・・・
絞っても丸いボケが欲しいときや、小型軽量を優先するときはJUPITER-9を使う・・・
近接で撮りたいときや、室内だったらマイクロフォーサーズのLumix G 42.5mmを使う・・・
ま、こんな感じでしょうかね。

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さて、JUPITER-9の実写例です。
こちらはコスモス・・・背景のボケ玉が、このJUPITER-9らしいハードエッジなボケになってます。

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また、このJUPITER-9は、イルミネーション撮影にも向いています。
ボケ玉が真ん丸になるし、ボケの中もタマネギの皮みたいな同心円状の模様が出ません。

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JUPITER-9の絞り開放は滲んだハロを伴います。
最近のレンズはコーティングが優秀ですから、こういう滲んだハロを伴った描写にはなりにくいです。
後ボケだけでなく、前ボケにもうるうるとした滲んだハロが出ます。
それゆえ、JUPITER-9の絞り開放の描写は、夢見心地な描写になります・・・きょうびのレンズには出せない味わいです。
このうるおいのある味わいに麻薬性があり、ついついJUPITER-9を使いたくなってしまうのです。^^

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季節はいよいよクリスマス・シーズン・・・
このボケの美しいJupiter-9でクリスマス・イルミネーションを撮ってみたいものです。
どうせなら、星ボケ(今日の写真の5枚目^^;)が出る、Volna-9とのソ連コンビで撮りに行きたいものです♪

なお、このLZOS Jupiter-9 85mm F2.0で撮ったデジタル写真は、下記のタグをクリックするかこちらをクリックしてください。
また、フィルムで撮った写真はこちらにあります。

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
SONY α7 II ILCE-7M2
LZOS MC Volna-9 50mm F2.8 (1~6、15枚目)
LZOS Jupiter-9 85mm F2.0 (12~14枚目)

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by blackfacesheep2 | 2017-12-02 05:00 | Hardware | Comments(14)
2017年 11月 18日

ポチリヌス菌が里帰りさせた富岡家の兄弟

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「お~、久しぶりだねえ、元気にしてた~?」
「ずーっとアメリカだったんだってねえ、まだ日本語はわかる?」
「まずはお寿司食べたいよねえ、あ、すき焼きかな、てんぷらかな、それとも親子丼?」

などなどと、ベアさんたちが一つのレンズの周りに集まって、賑やかに話しております。
実はこのレンズ、約50年前にアメリカに向けて旅立ち、久しぶりに日本に帰って来た”Made in Japan"のレンズなんです。
最近、私のブログで活躍するようになりました♪


d0353489_17381062.jpgこのレンズは、AUTO SEARS 55mm/f1.4と言い、1960年代末期に作られたM42マウントのレンズです。

”SEARS"と言うのは、米国の百貨店ですが、かつてはカタログによる通信販売会社シアーズ・ローバック(Sears, Roebuck and Company )として有名でした。

シアーズのカタログには、衣料品から時計やアクセサリー、日用品から自動車、住宅なども網羅されており、「消費者の聖書」と呼ばれたそうです。

もちろんカメラやレンズもラインアップされており、いろいろなメーカーからOEMで調達していたようです。

このAUTO SEARS 55mm/f1.4には、”Made in Japan"の刻印がありますが、日本のどこのメーカーが作っていたのかと言えば・・・富岡光学なんだそうです。

富岡光学とは、日本光学(Nikon)に勤務していた富岡正重氏が戦前にニコンから独立して作り上げた光学機器会社で、1960年頃より35mm一眼レフ用レンズを手掛け始めました。

1968年にはレンズ供給先のヤシカ資本傘下へ入り、1972年にはCONTAXブランド一眼レフ用のCarl Zeiss銘のレンズ群、通称「ヤシコン(Yashica Contax)を製造したことで有名になりました。

さて、AUTO SEARS 55mm/f1.4の富岡光学でのオリジナルは、AUTO TOMINON 55mm/f1.4です。

このAUTO TOMINONは、リコーにもAUTO RIKENON 55mm/F1.4として供給されました。

リコーはRICOH SINGLEXを米国のシアーズにOEM輸出しましたが、その際には上記のAUTO RKENONがAUTO SEARS 55mm/F1.4として装着されました。




d0353489_17384588.jpgAUTO SEARS 55mm/F1.4、外観はAUTO RIKENONとそっくりです・・・同じ富岡光学製ですもんね。

この富岡光学製55mm/F1.4は世界中の様々なカメラ販売会社にOEMで提供され、世界中に兄弟がたくさんいるようです。
代表的なものだけでも、下記のとおりです。

・AUTO TOMINON 55mm/f1.4(原型)

・AUTO CHINON 55mm/f1.4

・COSINON AUTO 55mm/f1.4

・AUTO RIKENON 55mm/f1.4

・AUTO SEKOR 55mm/f1.4

・AUTO REVUENON 55mm/f1.4

・AUTO SEARS 55mm/f1.4

・PORST COLOR-REFLEX AUTO 55mm/f1.4

・SUPER CERENAR 55mm/f1.4

富岡光学製かどうかを判断する基準の一つに、「右インフの右開放」と呼ばれる構造があります。

カメラを構えて、ヘリコイドの右側に無限大、絞環の右側に絞開放、というレンズの回転方向のことですね。

そういや、うちにある実母不明のOEMレンズ、Porst Tele 135mm F1.8 MCも「右インフの右開放」ですねえ(^^♪

Hanimex 28mm / F2.8 MCも「「右インフの右開放」ですが、どうやらこれはSMC Pentax-M 28mm/F2.8のOEMの可能性もありそうです。


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さて、55mmのレンズが3本になったので、比較をやってみました。
左がAUTO SEARS 55mm/f1.4、右が以前から所有しているAi Nikkor 55mm/f1.2です。
う~ん・・・違うような違わないような・・・^^;

でもボケ玉の大きさをしっかりチェックしてみると、F値の1/3段の違いは確かにあるように見えます。
やはりF1.2はそれなりに大ボケする、と言えそうです。
コントラストは、AUTO SEARSの方が軟調系でしょうか。

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私の初恋レンズ、SMC Takumar 55mm/F1.8とも比較してみました。
う~ん、同じ55mmでも、若干画角が違いますね・・・SMC Takumarの方が狭い感じです。
やや望遠よりで、焦点距離は60mmに近い感じです。

ボケ玉はAUTO SEARSの方がハードエッジで、ちょっとうるさい感じかな。
SMC Takumarの方が望遠寄りなので、F1.8とF1.4の2/3段の違いにもかかわらず、ボケの大きさはどちらのレンズも同じぐらいに見えます。

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SMC Takumar 55mmの方が画角が狭いので、少々三脚を引き、同じ範囲が写るようにして比較してみました。
こうしてみると・・・F値なりかな、2/3段の差は感じられますね。
やはりF1.8のSMC Takumarの方が、F1.4のAUTO SEARSよりボケ玉が小さめに見えます。

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この3つのレンズ、F値に比例してサイズが異なります。
左上のコンパクトなレンズが、SMC Takumar 55mm/F1.8、真ん中がAUTO SEARS 55mm/F1.4、右上の大きなレンズがAi Nikkor 55mm/F1.2です。
やはり大口径レンズって、大きくなっちゃうんですね。
ボケを優先するか、機動性を優勢するか・・・そのときの気分でレンズ選択をしようと思っています。^^

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さて、上の写真はAi Nikkor 50mm/F1.8SとAi Nikkor 55mm/F1.2のボケ方の違いです。
F1.8とF1.2・・・やはり一段違うと、ボケの大きさもはっきり違って見えます。

もちろん画角で5mm違うので、望遠寄りの55mm/F1.2の方がボケでは有利なんですけどね。
でもNikonの場合、55mmと50mmの画角はあまり変わりませんね。

やはりボケの大きさがはっきりと違うとわかるためには、絞一段分ぐらいの違いが必要なのかも。
F1.8とF1.4・・・2/3段の違いでは、ボケの大きさの違いはあまりよくわかりません。^^;
これ、かつてマイクロフォーサーズ機の標準レンズ、F1.8とF1.4の比較テストでも検証しましたけどね。^^

絞2/3段の違い・・・これはAPS-C機とマイクロフォーサーズ機の違いでもありますね。^^
センサーサイズの差から、「マイクロフォーサーズ機はAPS-C機よりボケない」とよく言われていますが、この程度なんですよ。

実際に検証してみたこともあります。
マイクロフォーサーズ機とAPS-C機、ボケの大きさに関してはほとんど差異がありませんでした。
それゆえ、カメラもレンズも軽量コンパクトなマイクロフォーサーズ・システムの方が私は好きなんであります♪

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さて、AUTO SEARS 55mm/F1.4で撮った写真を、もう少し貼っておきます。
F1.4の絞り開放で撮ると、時としてこんな感じの不思議なボケになるときがあります。
まるでペインティングナイフで描いた油絵のような感じ・・・これが富岡製レンズの魔性なんでしょうか。^^

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こちらは真っ赤なテディベアさんと薔薇のコラボレーション・・・寒くなって来たので、こういう色味が心地よいです♪
AUTO SEARS 55mm/F1.4、トーンがレトロで柔らかいので、こういう室内写真には向くような気がします。

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シングルコーティングですから逆光には強いとは言えません・・・太陽に向けると、しっかりとゴーストが出ますね。^^;
でも、こういう昔ながらのゴーストって、作画に活かしやすいので、嫌いじゃありません。
また6枚絞りのレンズなので、六角形のサンスターが出ますね。

d0353489_19502721.jpg

このAUTO SEARS 55mm/f1.4も、eBayに巣食っているポチリヌス菌が、米国のフロリダから運んで来てくれました。
落札価格は89.95USDでした・・・富岡光学製の55mm/F1.4兄弟の中でも、あまり有名じゃないからこその格安値段ですね。
ほとんど未使用状態の”NEAR MINT"ですから、運賃を入れてもお値打ちだったと思います。

今までM42マウント用の標準レンズはF1.8までしか持っていませんでしたが、F1.4もやってきてしまいました。
もうレンズを集めるのは止めようと思っています・・・止められるかなあ。^^;
すべてポチリヌス菌の思し召し次第です・・・(;'∀')

なお、このAUTO SEARS (TOMIOKA) 55mm/f1.4で撮ったデジタル写真は、下記のタグをクリックするかこちらをクリックしてください。
また、フィルムで撮った写真はこちらにあります。

愛知県豊田市 鞍ヶ池公園にて
SONY α7 II ILCE-7M2
LZOS MC Volna-9 50mm F2.8
AUTO SEARS (TOMIOKA) 55mm/f1.4

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by blackfacesheep2 | 2017-11-18 05:00 | Hardware | Comments(20)
2017年 10月 19日

ポチリヌス菌が連れて来た親方カマトンカチ製ハーフマクロ

d0353489_22523694.jpg

甘い香りを放つキンモクセイ・・・今年は例年よりちょっと遅めの10月10日に咲き始めました。
小っちゃな花なんですが、寄れるレンズで撮ってみました。

d0353489_22584747.jpg実はこれ、先日星ボケ写真を撮ったレンズの本来のお仕事なんです。

左のレンズがそれです・・・レンズの前面のリムにВолна-9と書いてあります。

キリル文字ですね、ロシアから来たM42マウントのオールドレンズでです。

ラテン文字に転写すると、"Volna-9"、フルネームを"LZOS MC Volna-9 50mm F2.8"と言います。

いわゆるハーフマクロと呼ばれるレンズで、等倍マクロほどは寄れないものの、小さなものをかっちりシャープに写すためのレンズです。

作られたのは1987年、まだロシアがソビエト連邦だった時代ですね。

ちなみに、ソ連製の撮影機器のシリアルナンバーは、最初の二桁が西暦の下二桁となっています。

つまり、87xxxxと書いてあったら、1987年製造ってことになります。

私がかつて使っていた、折り畳み式蛇腹カメラのモスクワ5型(Moskva 5)は、そのS/Nから判断すると1958年製造でしたね。

製造したのはモスクワの近くのリトカリノ市に所在するLZOSです。

LZOSとは、ロシア語のキリル文字"Лыткаринский Завод Оптического Стекла"をラテン文字表記した"Lytkarinskiy Zavod Opticheskogo Stekla"の頭文字で、リトカリノ光学ガラス工場という意味だそうです。

ちなみにソ連時代はすべて国営企業ですから、このレンズも親方カマトンカチ製ってことになります。


d0353489_2312893.jpg

このVOLNA-9、eBayで「ほとんど新品、工場でのデッドストック」と書いてありました。
まあロシアからの出品者の記述は話半分に理解しておかなければなりませんが、まずまずきれいな個体がやってきました。
トリセツが、いかにも「共産圏でござい」って感じの素朴なものだったのには、笑えました。

d0353489_19584673.jpg

このハーフマクロの実力をチェックするために、最短撮影距離で腕時計を撮ってみました。
これは日本を代表する時計会社、SEIKOの海外輸出用自動巻き時計の「セイコー・ファイブ」ですね。
いまだに銀塩フィルムカメラも使っている私は、こういうメカニカルウォッチが大好きです♪

d0353489_18341482.jpg

コインにも最短撮影距離で寄ってみました。
左隅に500円玉がありますので、イメージが使い見やすいと思います。

d0353489_18344010.jpg

雨に濡れるキンモクセイ、最短撮影距離です。
ハーフマクロでも結構大きく撮れるので、等倍にするための中間リングはほとんど不要ですね、私の場合。

d0353489_18385098.jpg

このVOLNA-9の絞羽根です・・・F5.6~F8あたりでこういう面妖な形状になります。
なんでこんな設計にしたのか、理解に苦しみます。
ちなみに、絞羽根にはそれなりに油滲みがありますが、親方カマトンカチ製のレンズにはよく見られます。
なんせ極低温での使用もあり得るお国柄なので、とんでもない量のグリスが使われているんだそうで、それが滲むらしいです。
そのため機械油の匂いがする、とも言われているんですが、うちのVolna-9は無臭です。^^;
なお、このレンズには自動絞機構は搭載されていませんが、ミラーレス機で使うなら無問題ですね。

d0353489_18405924.jpg

でも、この面妖な絞り形状のおかげで、見事な星ボケ写真が撮れるんですけどね♪
星ボケの大きさを大きくするために、今度はマイクロフォーサーズ機に装着して撮ってみようかな♪

d0353489_18451121.jpg

VOLNA-9のマクロ能力の比較です。
ハーフマクロを標榜するVolna-9はのMFD( Minimum Focusing Distance、最短撮影距離)は24cm、寄れますねえ。
Ai Nikkor 50mm/F1.8SのMFDは45cmで、50mmレンズとしてはごく標準的です。

d0353489_1848181.jpg

どうせなら、ついでなら、と言うことで他の50mmレンズでもチェックしてみました。
左は寄れることで定評のあるCarl Zeiss Jena Pancolar 1.8/50で、35cmのMFDです・・・まあまあ寄れますね。
右はマイクロフォーサーズ用の25mm、MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95です。

一般的に、フルフレーム機に比べるとマイクロフォーサーズ機のレンズは寄れるものが多いですね。
にじり寄るのが好きな人、室内撮影が好きな人は、フルフレーム機よりマイクロフォーサーズ機の方が使いやすいと思います。^^

d0353489_18554214.jpg

このVolna-9、50mmと言う標準画角で寄れるのが楽しいレンズです。
等倍マクロレンズのM.ZUIKO 60mm/F2.8 Macroも持っていますが、あれは画角が35mm換算で120mmとかなり狭いんですね。
周りの雰囲気を活かしながら使うには、このVOLNA-9の標準画角の方が使いやすいです。

ポチリヌス菌による右手人差し指痙攣症候群の発作で、ついついeBayで落としてしまったハーフマクロ、なかなか重宝しそうです。
それにしても・・・早くイルミネーションの季節にならんかな~、星ボケ撮りたいですからねえ、うひひひ♪

なお、このLZOS MC Volna-9 50mm F2.8で撮ったデジタル写真は、下記のタグをクリックするかこちらをクリックしてください。

愛知県みよし市三好ケ丘にて
SONY α7 II ILCE-7M2
LZOS MC Volna-9 50mm F2.8
Lumix GM5 & M.ZUIKO 60mm/F2.8 Macro (2,3,11枚目)

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by blackfacesheep2 | 2017-10-19 05:00 | Hardware | Comments(14)
2017年 09月 22日

野口英世一枚でやってきたカメラ

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ベアさんがしげしげと眺めているこの物体は・・・艶消しクロムメッキが美しいクラシックカメラですね。
"SP II"と言う刻印が見えますが、これがこのカメラの名前です。

d0353489_2217252.jpg

SPと言うのは、このSPOTMATICの略称ですね。
実際にはスポット測光ではなく、平均測光のカメラです。

d0353489_2217458.jpg

このカメラのフルネームはアサヒ・ペンタックス(Asahi Pentax) SP IIと言います。
高校生の土岐に初めて一眼レフを使いましたが、それはPentax SPFと言って、このSP IIの兄弟機でした。
このSPFとSPIIについての想い出やウンチクについては、双子の弟のXylocopalが詳しく書いています。

私がフィルムカメラでの撮影を再開したとき、懐かしいSPFを再度手に入れました。
最近は出番が少なくなって、使ってませんでした。

久しぶりに使ってみたら、不調になってました・・・この辺の顛末、フィルム写真ブログで書きましたね。
最後に使ったのが2009年・・・8年も放置すればおかしくもなりますよねえ。^^;

どうやらフォーカルプレーンシャッターの幕速が狂ってしまい、1/1000が切れなくなってしまったようです。
しょうがないので、SPFを修理に出すか、それとも他のカメラを買うか、ずっと考えていました。
せっかくM42マウントのレンズを持っていても、1/1000が切れないとボケ写真が撮りにくくてフラストレーションがたまります。

d0353489_2218687.jpg

先日、某巨大オークションサイトを見ていたときのことです。
Pentax SP IIが1,000円で出ていました。

程度が良さそうだったので、1,000円で入札してみました・・・驚くべし、他に入札する人もなく、落ちてしまいましたよ。^^;
昨今、オールドレンズにはそれなりの人気があると思いますが、フィルムカメラの人気ってまるでないんですねえ。^^;

d0353489_221903.jpg

そんなわけで、1,000円で落札したPentax SP IIが我家にやってきました。
とりあえず露出計をチェックしてみます・・・SONY α7IIと比べてみると、一段ほどアンダーを示すようです。
電池がオリジナルの水銀電池だと1.35Vなのに、1.5VのLR41を入れてますから、その電圧差のようです。

一段アンダーなら、フィルム感度を設定するときに、一段感度を低くしてやれば良いわけです。
例えばNeopan 100 AcrosはISO100のフィルムですから、感度設定ダイヤルでISO50に設定すれば、ほぼ正しい露出で撮影できます。

ただ・・・ここで一つ問題があります。
これ、SP系の仕様なんですが、ISO100以下にすると、高速シャッターと露出計が連動しなくなります。

上の写真はISO50に設定したものですが、1/1000にすると左側の窓が赤くなります・・・ISO25だと、1/500から赤くなります。
これが「この速度では測光できませんよ」と言う警告マークですね。
実際にメーターも振れなくなってしまいます。

じゃあ使えないのか・・・そんなことはありません。
他のシャッター速度で測光し、脳内換算すればいいだけのことです。
もし1/250でF8なら、1/500のときにはF5.6だし、1/1000ならF4になります。

ちなみにラチチュードが広いネガフィルムなら、2段オーバーぐらいはなんとかなります。
1/1000でF4が適性露出だったとしても、私は平気で1/1000でF1.8で撮っちゃうことがあります♪

d0353489_22193033.jpg

とりあえず、ネオパン100アクロスを装填してEI100設定で試写し、現像してみました。
初めて使うカメラですから、D-76の1:1希釈、液温20度Cで10.5分と言う、鉄板設定での現像です。

乾燥を待ってネガをチェックしてみましたが、ほぼ濃度の揃ったネガになりました・・・シャッター速度の精度はOKですね。
1/1000の高速シャッターでも、前幕が後幕に追いつかれて真っ黒になったりはしてません。

また漏光も皆無でした・・・モルトはまだ大丈夫みたいです。
コマ間のスペースも安定しているので、フィルム給装にも問題はないようです。
ううむ、たった1000円で手に入れたカメラでしたが、完動品でした・・・感動しました・・・(汗)

d0353489_22205263.jpg

さて、このSPIIは純粋な絞り込み測光のカメラです・・・SMCタクマ―なら開放測光が使えたSPFとは違うカメラですね。
レンズの左側にあるSWと言うのが電源・絞り込みスイッチで、これを押し上げると絞り込まれて測光できます。
測光し終わったら、押し下げ手元の位置に戻しておかないと電池が消耗します。

d0353489_2221125.jpg

絞り込み測光のSPIIではありますが、自動絞のレンズなら、シャッターを押すまでは絞り込まれません。
ファインダーは明るいままでフォーカシングに専念できます。

シャッターを押した瞬間、カメラのマウントの下にあるアーチ形の金属片が前に出てきます。
そして、レンズの後ろに出ている絞り込みピンを押します・・・そして、絞りが所定の絞値まで絞り込まれる、というわけですね。

PentaxのKマウント機やヤシカ・コンタックス・マウント機、キヤノン機でアダプターを経由してM42のレンズを使う方も多いですが、それらのカメラにはこのピンを押す自動絞機構がありませんから、つねに絞り込み測光で使わざるを得ません。

それゆえ、絞るとファインダーが暗くて、フォーカシングしにくくてしょうがないんですね。
こうなると、自動絞のレンズの意味がなくなり、プリセット絞りの古いレンズの方が使いやすくなってしまいます。

d0353489_22213864.jpg

でも、EVFのミラーレスカメラなら、絞り込んでも暗くなることはまったくありません。
SONY α7IIはM42レンズの母艦としてとても使いやすいですね。

ただ、フルフレーム・ミラーレス機には、"ポチリヌス菌"が付着してくるのでご注意を。^^;
M42マウントのレンズって、オークションマーケットではとても安いですから、もう5本まで増殖してしまいましたよ。
SMC Takumar 55mm/F1.8、Carl Zeiss Jena Pancolar 1.8/50 MC, Carl Zeiss Jena Flektogon 2.4/35 MC, Porst 135mm/F1.8 MC, Hanimex 28mm/F2.8 MC・・・

そういえば、今日から名古屋の丸栄百貨店で、中古カメラ市が始まりますね。
日曜日あたりに、ジャンクをあさりに行ってこようかなあ♪

なお、このPentax SP IIで撮った写真は、私のフィルム写真ブログに置いてあります。
ご興味があったら、そちらも覗いてやってください。

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
LUMIX DMC-GM5
M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro

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by blackfacesheep2 | 2017-09-22 05:00 | Hardware | Comments(12)
2017年 05月 23日

赤の向こう側

d0353489_21584338.jpg

「あれ、このRollei 35、ちょっと変だなあ・・・」
相方謹製の布製テディベアさん、私の愛機の一つ、Rollei 35をしげしげと見ています。

d0353489_2159533.jpg

はい、実は上の写真、レンズの前にサングラスみたいな暗色のフィルターが付いていたんですね。
フィルターがないときは、Tessar 40mm/F3.5が見えています。
このRollei 35、コンデジ並みの小さなサイズですが、フルサイズ機です・・・ただし、フィルムカメラですけどね。^^;

d0353489_21592320.jpg

この暗色のフィルターはこれ・・・富士フイルムのSC-72です。
これ、Sharp Cutフィルターと言われるもので、720nm以下の波長をスパッと切ってしまいます。

ND8フィルターあたりに比べてもかなり暗く、向こう側がまるで見えません。
これを装着すると、ISO400のフィルムだったら、ISO25になってしまいます・・・4段アンダーになるってことですね。

d0353489_21593739.jpg

なんのためにこんなフィルターを使うかと言えば、このベアさんが抱えているフィルムを使うためです。
このフィルムは、Rollei Infrared 400と言う「赤外線フィルム」なんであります♪
赤シリーズ、本日も続行中なんであります♪

d0353489_21595840.jpg

この赤外線フィルムを使って撮影した写真のネガです。
よくわかならい?
このデジタル写真ブログでは、フィルム写真は扱わないんですが、特別に1枚、下にスキャンしたものを上げておきましょう。^^;

d0353489_2214351.jpg

はい、これがいわゆる赤外写真ってものですね。

色としての可視光は、だいたい380nmあたりから720nmを越えたあたりまでだそうです。
Rollei Infrared 400は公称ISO感度400で、820nmまで感度があると謳う赤外フィルムで、SC 72フィルターを使うことで、720nmから820nmまでの近赤外線の反射を写すものですね。

ご覧のように、遠景は霞みの影響を受けずにはっきりと写り、青空は黒く、雲は真白に描画されます。
これだけなら、Rフィルターを使えば似た効果は出せます。
でも、赤外線フィルムならではの特徴は植物の緑の描写にあります。
植物の緑は輝くように白く、直射日光の当たらない陰の部分は黒く写り、とっても幻想的です。

この独特のシュールな雰囲気に惹かれて、最近、赤外線フィルム写真にはまっているんであります♪
私の銀塩写真ブログに、新たに"Infrared"と言うカテゴリを設けましたので、ご興味のある方はぜひご覧になってください♪

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
LUMIX DMC-GX8
M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro

Rollei 35 (6枚目のみ)
Tessar 40mm F3.5
Rollei Infrared 400 (EI 25)
Naniwa ND-76 (1:1,10:50. at 20 deg. C)

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by blackfacesheep2 | 2017-05-23 05:00 | Hardware | Comments(22)
2017年 04月 28日

青歯で武装した板

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カモマイルの向こうに見えるのは・・・タブレットのようですね。

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さらにこちらはキーボード。

d0353489_9131262.jpg

そしてこちらはマウスです。

d0353489_826373.jpg

これらはこうやって使います。
8インチのタブレット、Huawei MediaPad T2 8 Proを超小型PCとして使っているところです。

最近のスマホやタブレットの能力は、ひところのパソコンのそれを凌駕してます。
しかるべき入力機器をつないでやれば、どこでも電子書斎が手に入るので、折り畳み式のキーボードマウスを手に入れました。

どちらもマイクロソフトの製品で、Bluetooth 4.0でスマホやタブレットに接続できるタイプの製品です。
小っちゃいですが、なかなか快適に使えるんですよね♪

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右は私が使っている5インチディスプレイのスマートフォン、Huawei P8 Liteです。
いわゆる格安スマホ、格安SIMと言うもので、1ヶ月の通信料はたった1,550円と極めてお値打ちです。

5インチのスマホに比べると、さすがに8インチタブレットのMediaPad T2 8 Proは大きいですね。
還暦を迎えた私の目にも優しい画面の大きさです。

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8インチタブレットの本体右側にあるスロットです。
右上はMicro SDメモリのスロットで、今32GBを入れてあります。
左下のスロット・・・はい、Micro SIMのスロットで、このタブレットは電話としても使えるLTEモデルなのです。

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私のスマートフォンP8 LiteはMineoのSIMを入れており、そのサイズはMicro SIMです。
つまり、私の8インチタブレットと5インチスマホは、いつでもSIMを入れ替えて使えるというわけですね♪
SIMフリーのスマホは、本体をとっかえひっかえ選べるので便利なんであります♪

このMediaPad T2 8 ProにMineoのSIMを入れて使ってみましたが、通話機能も無問題で使えます。
ただ、このでかいタブレットを耳に当てて通話していると異様でしょうね。
「あのおっさん、電卓を耳に当ててでしゃべっとるぞ、木の芽時だでなあw」とか言われそうです。^^;

d0353489_10223537.jpgSIMを入れて使えるとは言うものの、この8インチタブレット、普段はWifiにつなぐか、スマホからテザリングして使っています。

テザリングの際にはBluetooth テザリングを使っています。

Bluetooth テザリング、電力消費は少ないですが、速度は出ませんね。

←のように、1M弱しか出てませんが、ウェブサイトをブラウジングする程度なら、さほど問題はありません。^^

どうしても速度が必要な時は・・・

まあ、スマホからSIMを引っこ抜いてタブレットに装着して使うのが手っ取り早いですね。



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BluetoothでキーボードとマウスをつないだMediaPad T2 8 Proでの入力環境はこんな感じです。
ソフトウェアキーボードが消えないのがうざいですが、まあ特に問題なく使えます。

ちゃんとカーソルがでているでしょ?マウスが使えると、生産性がかなり違うんですよね。
左クリックしか使えませんが、慣れればなんとかなります。
テキストのカット&ペーストや、エクセルなどの表計算アプリで、狙った場所にカーソルを持って行けますから使いやすいです。

d0353489_8284591.jpg

このMediaPad T2 8 Proに頑丈なケースを装着し、マイクロソフトの折り畳み式キーボードとマウスを加えると、717gでした。

うむ~、微妙かな・・・1Kg弱のノートPCだって昨今はありますからねえ。
でも必要に応じて、本体だけ(340g)、もしくはフル装備と使い分けられますから、これはこれで存在意義があるんじゃないかと思います。

ちなみに、私が最初に使ったラップトップPC、EPSON PC-286Lは6Kg以上ありました・・・
それに比べれば圧倒的な軽さだし、能力は比べ物になりません。

また、昨今のタブレットって安いんですね。
このMediaPad T2 8 Pro、電話機として使えるLTEモデルでも2万円弱、Wi-fi専用モデルなら16,000円台ですもんね。

いずれにせよ、青い歯(Bluetooth)で強化された板(Tablet)、なかなか侮れません。
8インチは片手で持てるギリギリのサイズで、パソコンを開くほどじゃないけど、スマホじゃ小さい、というときに重宝します♪

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
LUMIX DMC-GX8
M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro

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by blackfacesheep2 | 2017-04-28 05:00 | Hardware | Comments(22)
2017年 01月 27日

マイクロフォーサーズ25mmレンズ比較 F1.4 vs F0.95(写真部門)

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「真冬に咲く花は貴重だねえ・・・」
と、ヒースの花を愛でる相方謹製のリバティ・プリントの手縫いテディベアさんです。

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「ヒースって英国だと夏に咲くけど、日本だと真冬の花だね。」ともう一匹のリバティプリントのベアさんが言っております。
ヒースは、日本ではエリカと呼ばれることが多いようですね。

エリカちゃんだと、とっても可愛らしい感じですが、ヒースと言えばHeathcliffを思い出します。
エミリー・ブロンテの「嵐が丘」に出てくるヒースクリフ、くら~い復讐者です・・・英国ヨークシャーの荒地のイメージです。^^;

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さてベアさんたち、今度はヒースじゃなくてレンズを見ておりますね。
はい、私が所有しているマイクロフォーサーズの25mmレンズを並べてみました。
左からLeica DG Summilux 25mm/F1.4、MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8です。

サイズ・重量は下記のようになっています。

- DG Summilux 25mm/F1.4: フィルター径:46mm、全長 : 54.5mm、 直径 : Φ63mm、 質量 : 約200g
- MITAKON ZHONG YI 25mm/F0.95: フィルター径:43mm、 全長 : 55mm、 直径 : Φ54mm、 質量 : 約230g
- M.ZUIKO 25mm/F1.8: フィルター径:46mm、 全長 : 42mm、 直径 : Φ57.8mm、 質量 : 約137g

Leica DG Summilux 25mm/F1.4は、旧ブログの「味わい深きドイツレンズ」と言うエントリで、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8との比較レビューをやりました。
もう更新のないブログの旧エントリですが、いまだに閲覧数が多いのに驚かされます。
マイクロフォーサーズで25㎜と言えば万能画角の標準レンズなので、比較検討している人も多いんでしょうか。

MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95、昨年末に「幻惑の中華妖玉」と言うレビューを書いております。
電子接点のないMF専用レンズですが、F0.95の開放F値による浅い被写界深度がウリで、フルフレーム機の50mm/F1.9と同じ被写界深度です。

ちなみに最初のカットはMITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95で撮り、2枚目はLeica DG Summilux 25mm/F1.4での撮影でした。

Leica DG Summilux 25mm/F1.4
MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95
Comparison Review


今回は、Leica DG Summilux 25mm/F1.4と、MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95の比較レビューです。

ガチな比較レビューです・・・映画なら、『厳冬の25mm対決 ゲルマン神獣カイラ vs 中華妖獣ミタゴン』って感じのタイトルになりそうです。^^;
昭和の怪獣ブームの頃に少年期を過ごしたオッサンならではの発想かなあ。
そう言えばドイツのレンズって怪獣系の名前が多いです・・・フレクトゴン、ディスタゴン、ビオゴン、アンギュロン、ズミクロン。^^

d0353489_17394549.jpg

今回の比較試験は、ボケの比較がメインです。
まずは室内写真から・・・
Leica DG SummiluxはF1.4、MITAKON ZHONG YIはF0.95・・・この400x600の小さな画面でも被写界深度の違いがわかります。

さすがF0.95、MITAKON ZHONG YIのボケは大きいです。
フルフレーム機に換算すると、50mm/F2.8 vs 50mm/F1.9 ですから、違いははっきりしてます。
かつてM.ZUIKO F1.8とLeica DG Summiluxを比較したときは、このサイズではボケの差はあまりよくわかりませんでした。

d0353489_1740325.jpg

もう一つ、室内写真での比較です。
やはりMITAKON ZHONG YIの方がボケが大きいです・・・後ろのピンクベアがより茫洋とした雰囲気になってます。
また、MITAKON ZHONG YIの方が暖色系で、発色が濃厚ですね。

d0353489_17402258.jpg

近所の愛知牧場に出かけて、屋外での比較撮影をしてみました。
背景の廃トラや枯れ枝の描写を見ると、MITAKON ZHONG YIの方が茫洋としてますね。
また、ここでもMITAKON ZHONG YIはより暖色系になってます・・・ガラスの色の違いなんでしょうか。

ちなみに、Adobe Lightroomで現像する際に色温度は同じにしています。
その他の撮影諸元はISO100でF1.4と1/4000、そしてF0.95と1/8000です・・・ほぼ同じ露出です。

d0353489_1145910.jpg

逆光気味の撮影で絞り開放、ボケとフレアの実験です。
太陽は左上前方、フレームの外にあります・・・半逆光の状況であえてフードを付けないで撮ってみました。

ニュージーランドのフォトグラファー、Richard Wongさんのレビューでは、「ミタコン25mmのフレア耐性は、ニコンのナノクリスタルコーティングレンズなどに比べたら良いとは言えない。」と書かれています。
さらに「光源がレンズの側面から来ているときにフレアは最も顕著」と書かれていました。

実際に撮影実験をしてみましたが、この程度でした・・・一般的な使い方であれば無問題のようです。
また、MITAKON ZHONG YIのボケはやはり大きいです。

d0353489_1942293.jpg

ほぼ実物大の彫刻を使って、ポートレート撮影的な比較です。
後ろのクスノキの葉のボケ方が違いますね。
MITAKON ZHONG YIで撮った写真のボケの方が大きいんですが、少々ざわざわとしたボケになる傾向があります。

d0353489_19424667.jpg

上の写真(3456 x 5184)から任意の部分を400 x 600で等倍にて切り出して比較してみました。
MITAKON ZHONG YIの方がボケは大きく、ボケのエッジがはっきりしていますね。

輝度差が激しい被写体を撮ると、このハードエッジなボケが強く出るので、背景がざわつくということなんでしょうね。
曇天下のカットにはこのハードエッジなボケが出ないので、おだやかな描写になっています。

d0353489_19112928.jpg

さて、本を置いて絞り開放で撮ってみました。
後ボケ・前ボケはそれぞれのF値にふさわしくボケていますが、問題は絞開放時の解像力です。
これじゃ字が小さくてわからない・・・じゃあ、下に400 x 600の等倍原寸切り出しで比較してみましょう。

d0353489_19114114.jpg

ううむ、どちらもシャープネスは似たような感じです・・・絞開放のわりには十分に解像しているように思います。
MITAKON ZHONG YI、絞の開放F値が1段以上明るいのに、なかなか健闘しています。
また、同じ色温度で撮っているにもかかわらず、DG Summiluxは寒色系、MITAKON ZHONG YIは暖色系です。

Richard Wongさんのレビューにも下記のような記述がありましたが、私も同感です。
「f/0.95で、すでにMitakonの中央部のシャープネスは極めて良好だ。ほとんどの状況で十分にシャープに写ると断言できる。Voigtlander Nokton 25mm/F0.95に比べると、F0.95ではMitakonの方がシャープだ。F1.4になると、Leica DG Summilux 25mm/F1.4と同等にシャープか、よりシャープですらある。」

d0353489_2125115.jpg

ところで、撮影して気が付いたことがあります・・・MITAKON ZHONG YIの方が、暗く写るんですね。
上のボケ比較では、あまり明るさが影響しないのでほぼ同じ明るさになるように補正してありますが、こちらの写真はありのままです。

この2本のレンズ、絞りがほぼ一段違うので、シャッター速度も一段ずつ変えて撮っています・・・マニュアル露出です。
例えばこの写真、DG SummiluxはF1.4で1/20秒、MITAKON ZHONG YIはF0.95で1/40秒です。
F1.0より明るいですから、Mitakonの方が明るく写らなければならないと思いますが、実際にはやや暗めです。

これはどうしてなのか・・・MITAKON ZHONG YIがF0.95ではなくF1.05ぐらいなのか、DG SummiluxがF1.3ぐらいなのか。^^;

でもよく調べてみると、F値は理論値なんです・・・レンズの焦点距離を有効口径で割った値です。
Richard Wongさんのレビューでは、「ミタコン25mは本当に f/0.95なのかどうか、Zhongyiに質問したら、技術ディレクターは本当にf/0.95だと言った。」と書かれていますので、まずこれは間違いないでしょう。

実際の光学系の明るさは、F値ではなくT値で表現されるらしいです。
T値はレンズの透過率や枚数に影響され、コーティングが優秀でレンズ枚数が少ないほどT値がよくなるんだとか。

パナライカのナノサーフェスコーティングが優秀だ、というのはよく聞く話です。
それに引き換え、MITAKON ZHONG YIのコーティングは凡庸で、フードなしで使おうとは思いません。
なるほど・・・明るさの違いは、レンズのコーティングの差なのかもしれません。^^

また、MITAKON ZHONG YIの方が周辺減光が多いので、暗く見えるというのもあるかもしれません。
DG Summiluxだって周辺減光はあると思いますが、ミラーレス用のレンズなので電子補正されてるでしょうからね。

d0353489_21462840.jpg

MITAKON ZHONG YIは電子接点がないですから、当然、カメラ本体による歪曲補正もないはずです。
使いながらなんとなく樽型の歪曲があることは感じてましたので、比較してみました。

DG Summiluxはしっかり電子補正されている感じですが、MITAKON ZHONG YIは案の定、樽型歪曲がありました。
でも、この程度です・・・被写体によっては無補正で使えるレベルです。

建物写真などを撮った際に気になるときは、Adobe Lightroomのレンズ補正の「手動・ゆがみ」で、+7程度の弱い歪曲補正をかけてやれば完璧です。
単焦点大口径レンズは樽型歪曲が出やすいようで、私の持っているAi Nikkor 55mm/F1.2やAi Nikkor 35mm/F1.4Sもタルタルです。

また、撮影範囲が若干違います・・・DG Summiluxの方がほんの少し広いです。
かつてDG SummiluxとM.Zuiko 25mm/F1.8と比較したときは、M.Zuikoの方がやや広めでした。
こうしてみると、同じ25mmレンズでも、撮影範囲が違うのがよくわかります。
MITAKON ZHONG YI < DG Summilux < M.Zuiko 25mm/F1.8です。

厳冬の25mm対決、ゲルマン神獣「カイラ」vs 中華妖獣「ミタゴン」、この対決の印象はこんな感じです。

MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95の方が・・・
●絞り開放では被写界深度が浅い・・・フルフレーム機換算50m/F1.9なので、m4/3としてはかなりの浮遊感を味わえます。
●ボケのカタチがハードエッジなので、被写体によって、ボケがざわつく傾向がある。
●色乗りが暖色系かつ濃厚。コントラストが強いからか?
●ほんの少し画角が狭い。
●やや暗めに写る。
●樽型歪曲が目立つ。
●外形サイズがコンパクトだが重い。
●ブランドイメージは未知数・・・中華ブランドと言うだけで拒否反応を起こす人もいます。

Leica DG Summilux 25mm/F1.4の方が・・・
●ボケのカタチが柔らかく、輝度差の大きな被写体でもざわざわしたボケが出にくい。
●コントラストはゆるめ。
●重量が軽いが外形サイズは大きい。
●ブランドイメージが良い・・・パナライカではありますが、「おライカさま」です。

なお、どちらも絞開放から十分にシャープです。
さらに絞るにつれてどちらもカリカリにシャープになり、F4ぐらいまで絞れば文句のないウルトラシャープなレンズとなります。
そう、開放のボケも楽しめるし、シャープなパンフォーカス写真も楽しめる・・・どちらもツンデレ・レンズすね。^^

かつて、Leica DG Summilux 25mm/F1.4と、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8との比較レビューをやったときに、前者は「不良の魅力」、後者は「優等生」と書きました。

でも癖の強さで言えば、MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95はさらに強烈です。
MFレンズだし、誰にでも使えるレンズではないと思いますが、このレンズでしか味わえない描写もあります。
この中華妖獣「ミタゴン」を使うと、ゲルマン神獣「カイラ」ですら、優等生に見えてきます♪
癖はあるけど、使っていて楽しいレンズです。^^

この比較レビュー、いかがでしたでしょうか。
ゲルマン神獣「カイラ」の必殺技はオートフォーカスの利便性、中華妖獣「ミタゴン」の必殺技は、浅い被写界深度。
どちらも必殺技を持っていますので、それぞれの特徴を生かして使い分けていこうと思っています♪

愛知県みよし市三好ヶ丘、愛知県日進市愛知牧場にて
LUMIX DMC-GX8
MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95
Leica DG Summilux 25mm/F1.4
LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH (3枚目のみ)

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by blackfacesheep2 | 2017-01-27 05:00 | Hardware | Comments(21)
2016年 12月 29日

幻惑の中華妖玉 - MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95 Review (写真部門)

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ベアさんがしげしげと眺めている小さなカメラは・・・
パナソニックの超小型レンズ交換式カメラ、Lumix GM5ですね。

そこに装着されたレンズはMITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95・・・
最近私のブログで頻繁に登場するレンズです。

このレンズは、中国・瀋陽市の「中一光学」"ZHONG YI OPTICS"が作ったMFの単焦点レンズです。
ブランド名としては、欧州では”Mitakon"がよく使われているようです。

このレンズ、欧米ではそれなりに認知されているようですが、日本で使っている人は多くないようです。
それゆえ日本語で書かれたレビューもあまりないようなので、このレンズそのものをより深くレビューしてみようと思います。

d0353489_22541226.jpg

SPEEDMASTERと言う名前にふさわしく、F0.95の大口径です・・・人間の目のF値は約1.0だそうですが、それより明るいんです。^^;
焦点距離は25㎜・・・標準レンズです。
マイクロフォーサーズの標準レンズとしては、一番大きなボケが撮れるレンズの一つです。

絞り羽根は9枚、円形絞りですね。
また絞りにはクリックがないので、動画撮影の際には絞りを変えてもクリック音が気にならないという設計です。

d0353489_12153169.jpg

F0.95と言う大口径の割には、このMITAKON ZHONG YI 25mm/F0.95はコンパクトです。
左はAFのLeica DG Summilux 25mm/F1.4ですが、比較してみてもずっとスリムです・・・重さは230g、ずっしりと持ち重りします。

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このコンパクトな設計、ひとつ難ががあります・・・後玉が出っ張ってるんですね。
このせいで、オリンパス製の一部のカメラには装着できません・・・Olympus E-PL6, E-PL5, E-PM2, OM-D EM5初代はNGだそうです。
リアキャップも、ノーマルのマイクロフォーサーズレンズ用は使えず、専用の深いリアキャップがついてきます。

またAF仕様ではなくMF仕様ですから、手動でピント合わせをしなければなりません。
とは言え、ヘリコイドはしっとりした回し心地で、MFでも苦にはなりません。
電子接点はいっさいなく、焦点距離や絞値に関するEXIFは残りません・・・でも絞り優先AEやマニュアル露出で使えます。

d0353489_2305269.jpg

さて、このMitakon 25mm/F0.95、25㎝まで寄れます。
マイクロフォーサーズのレンズって寄れるものが多く、フルフレーム機のレンズに比べると近接撮影能力が高いです。

その最短撮影距離でF0.95の絞り開放で撮ったのがこのベアさんです・・・被写界深度、激浅です。
絞開放でもフォーカスの来ているところの画質は、意外にしっかりしているように思えます。

ニュージーランドのフォトグラファー、Richard Wongさんのレビューに書いてあった通りの好印象です。
「f/0.95で、すでにMitakonの中央部のシャープネスは極めて良好だ。ほとんどの状況で十分にシャープだと断言できる。Voigtlander Nokton 25mm/F0.95に比べると、F0.95ではMitakonの方がシャープだ。F1.4になると、Leica DG Summilux 25mm/F1.4と同等にシャープか、よりシャープですらある。」
納得できるレビューです。

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こちらはMitakon 25mm/F0.95の絞り開放による廃トラ・ポートレートです。
最近のミラーレス機は、ISO100の低感度や1/16000の高速シャッターが使えるモデルが多いので、F0/95と言う大口径でも、日中に絞り開放で使えるようになりましたね。

マイクロフォーサーズのボケと言うと、小さな被写体で比較することが多いんですが、あえて大きな被写体で比べてみました。
フルフレーム機のF1.4級と比べたらささやかですが、それなりに曖昧な後ボケが気持ち良いです。

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また、このレンズ、絞るとなかなかシャープな描写をします。
電子接点のないレンズなのでEXIFがわかりませんが、おそらくF8あたりで撮ったと思います・・・結構カリカリです。

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そして、こちらは上の写真の原寸切り出しです。
3456x5184のオリジナル写真のほぼ中心部を720x480で切り抜いていますが、まずまずシャープに解像しているように思います。

英国ベースの”ephotozine"と言うサイトの計測によれば、このレンズの解像度はなかなか良いようです。
このレンズ、開ければ夢見心地な大ボケ、絞ればカリカリ・・・いわゆるツンデレ・レンズですね。

さて、このMitakon 25mm/F0.95のライバルとなるのは、コシナ製のVoigtlander Nokton 25mm/F0.95 IIです。
私も最初はNoktonを検討していました・・・でも、WEB上のレビューや実写作例を検討した結果、MITAKON ZHONG YIを選びました。
その理由は下記の4つです。

Mitakon 25mm/F0.95の長所:

1. MITAKON ZHONG YIの方が絞り開放画質が使いやすい。
- MitakonのF0.95絞り開放はそれなりにクリアでシャープ、普通に使える。
- NoktonのF0.95絞り開放はハロが多く、滲んだソフトフォーカス系・・・ま、これはこれで悪くないのですが。

2. MITAKON ZHONG YIは、絞った時の玉ボケがカクカクしない。
- Mitakonの絞り羽根は9枚で、上の写真のように円形絞りに近いので、玉ボケは比較的スムース。
- Noktonの絞り羽根は10枚だが、昔ながらの直線絞りのため、絞ると玉ボケがカクカクする。

3. MITAKON ZHONG YIの方が小型軽量。
- Mitakon: フィルター径:43mm、 全長 : 55mm、 直径 : Φ54mm、 質量 : 約230g
- Nokton: フィルター径:52mm、 全長 : 70mm、 直径 : Φ60mm、 質量 : 約435g

4. MITAKON ZHONG YIの方が安い。
- eBayでは399USD、アマゾンだと51,800円と、Nokton IIのほぼ半額。

ちなみにMITAKON ZHONG YIがVoigtlander Noktonに比べると負けるのは下記のポイントでしょうか。

Mitakon 25mm/F0.95の短所:

1. ブランド力が弱い。
中華ブランドですからドイツの名門ブランド・フォクトレンダーに敵いません。
「そのレンズ、どこの?」と聞かれた際の会話は、こんな感じでしょうか。
- Nokton: 「フォークトレンダーだよ!」「おお、あの世界最古の光学機器メーカーか、すげえ♪」
- Mitakon: 「「中一光学だよ、ヅォンギィ、ミタコンとも言うよ。」「えっ・・・なにそれ。」

2.逆光時にフレアが多い。
コーティングがあまり良くない感じですが、フードをつけることでほぼ解消します。

3.ボケに癖がある。
うるさい背景の時に二線ボケになりやすいです・・・ここでもXenon 50mm/F1.9を思い出しました。

4.太陽を撮った時の光条の描写が特殊。
絞り込んで太陽に向けて撮影すると、とても不思議な光条が撮れます・・・普通の光条は撮れません。↓

d0353489_18133438.jpg

通常一番鋭い光条が出る最小F値、F16で撮ってます。
うむ~・・・これはちーと凄い。^^;
私もいろいろなレンズで逆光時の光条を撮ってきましたが、こういう面妖な光条を見たのは初めてです。
まさしく、「出たな~、妖怪変化・・・」って感じの不穏さ・・・Mitakonは妖玉ですね。

d0353489_20382696.jpg

フルフレーム機Nikon D610 + Ai Nikkor 50mm/F1.8Sと、Lumix GM5 + MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95を並べてみました。
この2つの撮影機材、大きさはかなり違いますが、ほぼ同じ画角・被写界深度の写真が撮れます。

d0353489_205979.jpg

こちらがその比較です。
左: D610 + Ai Nikkor 50mm/F1.8S
右: Lumix GX8 + MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95

d0353489_2054197.jpg

こちらはやや近接で撮った例です。
左: D610 + Ai Nikkor 50mm/F1.8S
右: Lumix GX8 + MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95

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こちらは室内撮影の例です。
左: D610 + Ai Nikkor 50mm/F1.8S
右: Lumix GX8 + MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95

Nikon D610にAi Nikkor 50mm/F1.8S装着したものは、有効径27.8です。
Lumix GX8にMitakon 25mm/F0.95を装着したものは、有効径26.3・・・これ、50mm/F1.9と同じです。

どちらも画角は47度です。
この二つのレンズで撮った写真の被写界深度、よく似てます。

もちろんF1.8と換算F1.9の違いがありますから、D610+50mm/F1.8で撮った写真の方が若干ボケが大きいです。
でも、Mitakon 50mm/F0.95もそれなりに健闘しているんじゃないでしょうか。

この程度のボケで良いのであれば、大きく重いフルサイズ機を持ち出さなくても良く、ありがたいです♪
もちろん高感度性能やダイナミックレンジの点で、マイクロフォーサーズがフルフレーム機に敵わないのは事実ですけどね。

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MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95、しばらく使ってみましたが、なかなか楽しいレンズです。
MFなので、ジャスピンを出すにはフォーカスピーキングを使ったり、部分拡大を使ったり、少々面倒な作業が必要です。
誰にでも使いこなせるレンズとは言い難いです・・・でも。^^
この「中華妖玉」には、抗いがたい魅力があるのも事実なんであります♪

なお、このレンズによる他の作例は、下のタグの中の"Speedmaster 25mm f/0.95"をクリックすると、見ることができます。
ご興味があればご覧ください。

愛知県みよし市にて
Lumix GX8
Lumix G 42.5mm/F1.7
LUMIX DMC-GM5
MITAKON ZHONG YI Speedmaster 25mm f/0.95

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by blackfacesheep2 | 2016-12-29 05:00 | Hardware | Comments(18)