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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

国際芸術祭「あいち2025」 - 愛知県陶磁美術館本館以外

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酷暑日が続いた愛知県ですが、さすがに9月下旬ともなると、トウカエデも色づいてきました。



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ここは愛知県陶磁美術館の芝生広場で、ここにも国際芸術祭「あいち2025」の作品が展示されています。
画面中央右に見えるのは、ケニア人のワンゲシ・ムトゥさんの作品。
ケニアの手工芸品の籠「キカプ」 という籠を巨大化したもの中に、アフリカのリクガメが入っています。



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こちらの「キカプ」には、 スワヒリ語で蛇を意味する《ニョカ》 がとぐろを巻いています。



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こちらは2017年ガーナで結成されたグループ、ハイブ・アースによる作品、『凹』です。
《瀬戸の版築プロジェクト 「凸と凹」》の一つで、 「凸」をかたち作る土を確保するために掘られた穴です。



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こちらは「デザインあいち」に設置された加藤泉さんの作品です。
1969年島根県生まれ、東京都拠点に活動中。



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加藤泉さんの絵画と彫刻に登場するモチーフは、この世界に現れる前の原初的な生物の形態を思わせます。



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対角線上に置かれた石にもこんな絵が描かれていました。



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「つくるとこ 陶芸館」にやってきました。



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ここの中庭にはハイブ・アースによる《瀬戸の版築プロジェクト 「凸と凹」》の「凸」があります。



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この「凸」は、 同館の日常的な活動をバックヤードから眺めるためにつくられた版築のスタンド席なんだとか。
「凸と凹」は表裏一体の関係にあり、芸術祭の会期後、「凸」は解体され、「凹」に埋め戻されます。



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こちらは陶磁美術館の茶室です。



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茶室の名前は『陶翠庵』。



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入り口付近にはこんな焼物が設置されていました。



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2023年東京都で結成された大小島真木さんの『土のアゴラ瀬戸2025』です。
大小島真木は「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行っているんだとか。



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こちらはお茶室の内部の作品群。



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お茶室なので、飲物を注文してくつろぐこともできます。



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こちらが炉が切られたお茶室の内部。
和の空間ですが、ぶっとんでましたね。^^





愛知県瀬戸市南山口町234  愛知県陶磁美術館にて

Commented by pothos9070 at 2025-09-27 07:23
おはようございますw
面白い展示があるものですね~
屋外の展示をこうして見て歩くのは気持ちがいいですね🎵
凸と凹…なんて読むんだろ?
でことぼこ?おうととつ?…きっと「でことぼこ」でしょうねw
加藤泉さんのモチーフ…ほんとプリミティブな感じがよく出てますね。
アフリカに行けば会えそうだなぁ(^-^)
Commented by jikomannte at 2025-09-27 09:01
時にアート作品を見て、刺激を受けるのも良いですね。
最初の葉っぱの色模様、背景の黄緑、良いですね。
Commented by h6928 at 2025-09-27 09:17
〇〇とはこうであるべきだ!みたいな常識から
ぶっとんだアートの世界、やっぱ創造って凡人の想像を超えた発想をしていますね。
凸を創るために凹も同時に生まれて、展示が終わったら元の土に還るというのも良いですねぇ。
最後の茶室も千利休センセが見たらぶったまげるかも(⌒∇⌒)
Commented by harupita at 2025-09-27 11:17

季節は進んでいるんですね。
トウカエデ・・・こんなに色ついているのですね。
愛知県陶磁美術館の芝生広場で、
国際芸術祭「あいち2025」の作品が展示されているのですね

「凸と凹」》の一つで、 「凸」をかたち作る土を確保するために掘られた穴…これは芸術なのですね。
凡人には理解が難しいけれどこの発想は楽しいかな?

お茶室・・落ち着かない空間になっていますね。
アートは何でもありですね。。葉流
Commented by owa,ptp at 2025-09-27 16:42
展示が終わったら、埋め戻す。 いいですね、その感覚。

こちらも河津桜の葉が色づいて、大量に落ちてきています。
切ってくれるよう正月から頼んでいるのですが・・・。
Commented by blackfacesheep2 at 2025-09-27 18:25
ポトスさん、こんにちは。^^
戸外で見る現代美術は楽しいですね、真夏や真冬は辛いですが、秋と春は採光です。
凸と凹は、トツとオウ?デコヘコと呼ぶ人も知ってますよ、加藤泉さん作品、妙に懐かしい感じがしましたよ。
Commented by blackfacesheep2 at 2025-09-27 18:27
純さん、こんにちは。^^
現代美術の作品を見ると、脳天をぶん殴られたような衝撃を感じることがありますね、後遺症も残ります。(;・∀・)
一枚目はPixel 10の5倍望遠で撮ってますよ、フルフレーム機換算で135mmぐらいかな。
Commented by blackfacesheep2 at 2025-09-27 18:29
星の小父さま、こんにちは。^^
どのアートでも発想の面白さがありますが、特に現代美術系は日常性との乖離が楽しいですね。
最後のお茶室、イレモノはごく普通の和の情緒なのに、展示作品が国籍不明のぶっとび系、これは面白かったです。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2025-09-27 18:32
葉流さん、こんにちは。^^
やはり瀬戸は山の中なんですね、トウカエデが色づいているのを見てつくづくそう思いました。
今回のアイトリは、陶磁器系の作品が多かったですね、だからあえて瀬戸を会場に選んだのかもしれません。
Commented by blackfacesheep2 at 2025-09-27 18:34
owa,ptp ・・・どなたかと思ったら、iwamoto師匠でしたか。^^
瀬戸市のこのあたり、2005年愛知万博の会場に近いんですよ、あの会場も今は自然に戻ってますね。
河津桜の葉が色づきましたか、桜とハナミズキは真っ先に紅葉しますね、暑かった夏が去っていき、ちょっと寂しいです。
by blackfacesheep2 | 2025-09-27 05:00 | Art | Comments(10)