南風吹かば匂い起こせよ薫衣草

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刈り取られて乾燥中のラベンダーです。


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このラベンダーたちは、旧居の前庭に咲いたラベンダーです。もう誰も住まなくなった旧居ですが、夏が来ると律儀に香り高い花を咲かせます。
「南風(はえ)吹かば匂い起こせよ薫衣草(くんいそう)、あるじなしとて夏な忘れそ」なんてね、先日の雨の中の薔薇同様、菅原道真公の和歌をパクってみました。
ちなみに薫衣草とはラベンダーの和名です。ハーブの和名はなじみがないかも、ローズマリーがマンネンロウ、フェンネルがウイキョウ、カモミールがカミツレ。

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というわけで、旧居のラベンダーたちが新居にやってきました。と言っても、道真公の飛梅のように飛んできたわけではなく、相方が刈り取ってきたんですけどね。長さごとに束ねて２階のコリドーで乾燥中です・・・手前に見えるウサギっぽいボケはこんな子です。


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乾燥したラベンダーをリボンで編むと、ラベンダースティックが出来上がり。


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ラベンダースティックを花瓶に入れて玄関に置いてあります。帰宅してドアを開けると、良い香りでお迎えしてくれます。^^


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こちらは相方が製作中のサシェ、ラベンダーの刺繡入りです。乾燥させたラベンダーのつぼみをいれます。このコットン製の巾着は、密林書店で50個で1,500円で売っていたものです。


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このラベンダーは、私たち夫婦が横浜に住んでいた時、秦野市の弘法山の近くのハーブガーデン手に入れました。横浜から引っ越すときにポットで旧居に運び、そこで約30年過ごしました。
近隣で販売されているラベンダーに比べると、香りがとても強いのが特徴です。薔薇の花同様、冬になったら新居に移植するつもりです。

愛知県みよし市にて

SONY α7C II

SONY 50mm F2.8 Macro SAL50M28 with LA-EA5

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