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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

富部神社に響く雅楽の調べ



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先日、写真友達のOさんのお誘いで、こんなオリエンタルなものを撮影してきました。



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ここは名鉄名古屋本線の「桜」駅の近くにある富部(とべ)神社です。
富部神社は慶長8年(1603)、愛知県津島市に鎮座する津島神社から勧請されたことに始まるそうです。

創建以来、「富部蛇毒神天王」「蛇毒神天王」「蛇毒神社」などと呼ばれていたそうです。
蛇毒気神「ダドクケノカミ」とはヤマタノオロチで、ハイリスク・ハイリターンな神様ららしいです。

明治に入り現在の「富部神社」と改称されました。
牛頭天王と同様に素戔嗚尊と同体とされ、疫病退散の神として信仰されています。



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国の重要文化財に指定されている桃山建築の姿を残す本殿の前には、供物がささげられていました。



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何かが始まるのを待ち構える人々。



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郷土玩具「戸部蛙」たちも、今か今かと固唾を飲んで見守っておりました。



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新緑の楓の向こうに見えるのは・・・



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1枚目に写っていたのは、この『楽太鼓』です。
富部神社の「観桜祭」での雅楽奉納を見に行ってきたのでした。



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筝(そう)と呼ばれるお琴です。



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左の方が吹いているのがが篳篥(ひちりき)、右のお二人が吹いているのが笙(しょう)です。



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琵琶(びわ)です。



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雅楽は1200年以上の歴史を持つ日本の古典音楽で、世界の古典音楽として外国でも非常に高く評価されているのだとか。
管絃は以下の編成で演奏される、器楽合奏を指します。

管楽器:笙 (和音)、篳篥(主旋律)、龍笛(旋律)
絃楽器:琵琶(拍節)、筝 (拍節)
打楽器:鞨鼓(拍節)、太鼓(拍節)、鉦鼓(拍節)

管楽器、絃楽器、打 楽器の編成は西洋音楽のオーケストラと同じです。
明治の始めに西洋からオーケストラが輸入されたときに、雅楽の「管絃」に音楽の「楽」をつ けて「管弦楽」としたそうです。



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巫女さんがやってきました。



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巫女舞の奉納です。



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本日の主役がやってきました。



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舞楽に登場した陵王(りょうおう)です。
古代中国の北斉の蘭陵武王・高長恭は、わずか五百騎で敵の大軍を破り洛陽を包囲するほどの名将でした。

彼は「音容兼美」と言われるほど美しい声と優れた美貌であったそうです。
素顔で戦うと、兵達が見惚れて士気が上がらず、敵に侮られる・・・それを恐れて、必ず獰猛な仮面をかぶって出陣したのだとか。



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「観桜祭」でしたが、残念ながら富部神社の桜はまだ数輪しか咲いていませんでした。
去年の桜の開花が早かったので、今年の「観桜祭」は1週間早倒ししたらしいですが、うまくいかないものです。
この日は3月最期の日で、気温20℃を超す暖かな日・・・この衣装を着て踊るのは暑かったでしょうねえ。

撮影をしていたとき、なんとなんと、大学時代のJAZZバンドの後輩たちに遭遇しました。
「先輩、こんなところで何してんですか?」と聞かれちゃいましたよ、写真友達に誘われてやってきたことを説明。

「おまえらこそ何やってんだよ、こんなところで。」と聞いたら、笙奏者の一人を指さします。
「覚えてますか、テナーサックスのOくん。今はここで笙を吹いてるんですよ」とのこと。

お~、そういえばなんとなく覚えてるかも♪
彼らはかつてのバンド仲間のOくんのライブを聴きに来ていたってわけなんですね。^^

Oくんはえらいです、いまだにアコースティックな管楽器を吹いてるんだもんね。
安易な電気楽器『エアロフォン』に走ってしまった軟弱な先輩は、ちょっと恥ずかしかったです。(-_-;)





名古屋市南区呼続4丁目13−38 富部神社にて
SONY α7C II
Tamron 70-180mm F/2.8 (A056)
Adobe Lightroom Classic



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Commented by voyagers-x at 2024-04-13 05:33
おはようございます ‼️
日本の伝統的な文化というか歴史を感じる芸術ですね
昔の楽団という感じですね
日本古来の音に合わせてのパフォーマンス
サクラの花が咲いてると演出としては満点でしたが😅
Commented by pothos9070 at 2024-04-13 06:57
おはようございますw
まず何と言っても生で雅楽が聴けるってのが素敵♪
私など、どこの神社へ行っても録音の雅楽が聴こえるし
お寺へ行けば録音の読経が聴こえるし^^;

ハイリスクハイリターンの神様っていてはるんですね。
ヤマタノオロチ…ちょっとお参りするの恐いなぁ。。。。
スサノオノミコトさんについて来てもらえないかなぁ(・・;
Commented by getteng at 2024-04-13 07:15
blackfacesheepさん
この辺りでは聞かない珍しい部類の神社のようですね。
今日は22℃/11℃の予報ですが、現時点は寒く感じます。
Commented by h6928 at 2024-04-13 08:30
雅楽といえば、若かりし頃は元日の朝にテレビを点けると
公共放送局では延々とやっていて、雅やのぉ~、って聴いとりました(^_^;)
たぶん前もって収録しておいて流すだけの、出勤者を極力少なくする方策だったのかな?
最近は元日の朝にもテレビは見ないので、どうなのかな・・・・。
雅楽ってナマ雅楽は見聞したことも無いので、音は聞こえなくとも実況見分になったので嬉しいです(^^♪
あまりにも見目麗しいお顔で、兵たちが見惚れて士気が上がらない武将‼ 羨ましい御仁です。
並以下の見苦しいツラに生まれついてしまったボクなんざぁ、どういたしましょう?(;´д`)トホホ
Commented by audiohall at 2024-04-13 11:53
Black Face Sheepさん こんにちは。

雅楽、いいですね、
宮内庁式部の演奏が有名ですよね

(9)なんか”しょう”の音色が....聴こえてきそうですよ
(15)の画、京劇を連想しますね

大学時代JAZZバンドされてたんですか
後輩の方大分頑張られてますね

春の野をバックに聴きたくなりました。
Commented at 2024-04-13 14:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by harupita at 2024-04-13 15:18

コンニチハ(*´▽`*)

ダドクケノカミ」とはヤマタノオロチで、ハイリスク・ハイリターンな神様
↑こんな神様がいるのですね
明治に入り疫病退散の神として信仰されているのですね

郷土玩具「戸部蛙」可愛いですね
雅楽は1200年以上の歴史を持つ日本の古典音楽あのですね
実際に生で聞いたことはないけれど
雅な世界ですね。

陵王・・素顔で戦うと、兵達が見惚れて士気が上がらず、敵に侮られる・・凄い美貌だったのですね

「観桜祭」にしては桜はまだまだでも
良い時間過ごせて旧友に再会できて
佳き春の一日でしたね。
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 17:20
voyagers-xさん、こんにちは。^^
雅楽って、世界でも有数の古い音楽なんだそうですよ、原形がそのまま残っているのって凄いですよね。
そうそう、この背後に桜の木があって、例年だとその満開の桜を背負って演奏するんですが、今年は異常気象に翻弄されました。(-_-;)
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 17:59
ポトスさん、こんにちは。^^
生の雅楽、今まで縁がありませんでしたよ、それを間近で聴けるとのことで撮影に行ってきました。
ハイリスクハイリターンの神様、願いは聞いてくれるけど、要求も多いってことらしいですね、ちなみに牛頭天王はスサノオだそうです。
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 18:09
getteng さん、こんにちは。^^
富部神社の主祭神は牛頭天王ことスサノオですね、成敗したヤマタノオロチもここにいるってことのようです。
愛知県は室内はちょっと肌寒いですが、戸外は汗ばむ陽気でしたよ。
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 18:15
星の小父さま、こんにちは。^^
現代日本で雅楽を聴く機会と言えば、やはりお正月なのかもしれませんね、生の雅楽は熱田神宮での結婚式以来かも。
兵士たちが見惚れてしまうって凄いですよね、女子じゃないのに・・・はっ、古代の兵士たちってホモだったのか?(;・∀・)
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 18:18
audiohall さん、こんにちは。^^
雅楽って、大昔から演奏形態がほとんど変わっていないシーラカンスみたいな音楽だそうですね。
昔はJAZZバンドでサックス、フルートを吹いていましたが、長い間ホラしか吹けなくなってまして、昨年ようやくエレサク復活しました。
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 18:20
yattokamedagayaさん、こんにちは。^^
陵王のマスク、バリエーションが豊富ですね、こういう東南アジア風のお面もあるようですね。
若くてバカなことばかりやっていたころの友人は良いですねえ、かっこつけなくても良いので自然体で付き合えます。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 18:23
葉流さん、こんにちは。^^
蛇毒気神と書いてダドクケノカミ、音からして禍々しいです、一説によるとヤマタノオロチだそうです。
生の雅楽演奏は、熱田神宮で結婚した時に聞いて以来ですね、日本人ならもっと聴かないと、と思いましたよ。(;・∀・)
Commented by iwamoto at 2024-04-13 18:23
蛇毒ですか。 毒があることは分かっていたのですね。
あの手足の無い姿は古の人々には不思議だったでしょう。
神と考えるのも分かる気がします。

後輩の方は、モノフォニーからポリフォニーに転身したのですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-13 18:33
iwamoto 師匠、こんにちは。^^
富部神社の主祭神は、公式にはスサノオになってますね、ヤマタノオロチを成敗した神様です。
あはは、サックスはモノフォニーですが、笙はポリフォニーですね、どちらもリードを振動させますが演奏方法はまるで違います。
Commented by blue-salvia3 at 2024-04-13 22:14
黒顔羊さん、こんばんは〜♪

以前に仲良くしていたブロ友さんが雅楽の演奏を
していて熱田神宮で令和になった時に舞を見ました。
陵王の舞もありました。
現代の感覚とは別世界になりますね。
Commented by blackfacesheep2 at 2024-04-14 09:22
青いサルビアさん、こんにちは。^^
おお、ブロ友さんが雅楽奏者でいらっしゃいましたか、それは素晴らしい♪
私たち夫婦も熱田神宮で挙式しましたよ、巫女さんに舞ってもらい、雅楽を演奏してもらって三々九度でした。^^
by blackfacesheep2 | 2024-04-13 05:00 | Snap | Comments(18)