管球式アンプが輝き、JBLの最高峰が鳴るJAZZ喫茶

1
暖かな色で輝いているのは、昔懐かしき真空管・・・トリウムタングステンフィラメントの811A真空管を使ったイントラ反転真空管アンプだそうです。


2
まるでモダンな北欧家具のような佇まいの美しいスピーカー・・・JBL Project EVEREST DD66000です。JBL創立60周年を記念したフラグシップスピーカーで、一本で300万円を超えるプレミアムスピーカーです。



3
ベーシストとサックス吹きのお人形さんがありました。ここは名古屋の地下鉄池下駅の東の住宅街にあるジャズ喫茶、"MM Jazz"です。


4
コーヒーは一杯ずつサイフォンで淹れてくれます。香りの高い美味しいコーヒー、極上のおーディをが聴ける環境なのに、1杯500円しかもLotus付と良心的。カップのうしろに緩くカーブを描くネックが見えます・・・JAZZ好きな人には既視感があるんじゃないでしょうか。


5
上から見るとこんな感じ、テナーサックスとそのネックストラップですね。"S"はサクソフォンの名門メーカー、Henri Selmer Parisのロゴです。

良い感じにラッカーが剥げており、いかにも鳴りが良さそうです。

6
このテナーサックスはSelmer Mark VIですね、私が昔所有していたアルトサックスもSelmer Mark VIでした。マウスピースはオットーリンクのメタルのようでした。このMM Jazzのオーナーさんの所有物で、時々これを吹いてセッションに参加されているようです。
この時、お店でかかっていたのは、Lou DonaldosnのLight Footでした。例によってコンガのRay Barrettoが入ったソウルフルな演奏、なかなかGroovyでした♪
Lou Donaldsonって、サックス吹きの間では人気がありますが、一般リスナーからの人気はイマイチですね。


7
"MM Jazz"さんでは、LPのコレクションもたくさんあります。


8
真空管のパワーアンプでJBLエベレストを鳴らす・・・ご機嫌な音でした。ソロ楽器が際立つ中域重視のチューニングで、昔のJAZZ喫茶でよくあった「ドンシャリ」ではありません。
なお、ｍ次にかかったのは、Franco Ambrosettiの"Tentets"でした。
NYCの実力派ぞろいによるJAZZ、迫力たっぷりでしたよ、若き日のMichael Breckerが聴けました。
このお店では定期的にライブもやっているようです。地下鉄池下駅から歩いて5分程度なので、交通の便が良いですね。


9
池下の"MM Jazz"さん、正統派のジャズ喫茶でした。JAZZ喫茶の営業日・営業時間、かなり限定的なので、スケジュールをチェックして出かける必要がありますね。

愛知県名古屋市千種区池下町２丁目42−２ M's PLACE 1F "MM jazz"にて
SONY α7C II

SONY FE 50mm F2.5 G

Adobe Lightroom Classic

にほんブログ村


心象風景写真 ブログランキングへ