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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

雨上がりの真夏の牧場

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一昨日の7月27日、午前中の雨が止んだので、午後になってうちからクルマで15分の愛知牧場に行って来ました。
前回訪問したのは、7月の初旬・・・梅雨明けしたのに、戻り梅雨になってしまったころでした。

昨日のお天気は、二度目の梅雨明けって感じで、向日葵もかなり咲き誇っていました。
雲は多めでしたが、陽射しがとても強くて、サーキュラーPLフィルターを持参して撮影してきました。



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C/PLフィルターを持って行った理由は他にもあります・・・F0.95と言うとても明るいレンズの試写のためですね。
焦点工房さんに、「TTArtisan 50mm f/0.95 Cも興味あるんだけど・・・」と言ったら、早速送ってくださったのです♪
太っ腹な焦点工房さんのために、いち早く使用レポートを上げようと思って、アイボクに行ってきた、と言うわけです。

さて、開放F価がF0.95ってことは、SONY a7cのシャッター速度の最速1/8000だと、どピーカンの日には一段露出オーバーになります。
a7cはダイナミックレンジが広いので、一段オーバーでもなんとかなることは多いんですが、一応、減光フィルターを使うことにしました。
本当はNDフィルターを使うべきなのでしょうが、空の青さを強調したくて、C/PLフィルターを装着して出かけました。

さすが絞開放の50mm F0.95は大ボケ写真になりますね、かつて使っていたAi Nikkor 55mm/F1.2の描写を過激にした印象です。
絞開放だとハロを伴ったソフトフォーカスな描写になりますが、そこが楽しいレンズでした。

中国製のMF50mmレンズで、F0.95を誇るレンズは4種類ほどあり、それぞれの全長と重量は下記の通りです。

Mitakon 50mm F0.95 87mm・780g
Zenitar 50mm F0.95 117,5mm・1120g
Brightin Star 50mm F0.95 82mm・750g
TTArtisan 50mm F0.95 68mm・411g

このTTArtisan 50mm F/0.95は、全長68mm、重量411gと最小・最軽量です。
それもそのはず、35mm判フルフレーム用として販売してるわけではなく、APS-C用のレンズとして販売されているのです。



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今回は、TTArtisan 50mm F0.9535mmをフルフレームで使ってみました。
上はAdobe Lightroomでの編集画面です・・・APS-C用と言いながら、ほぼフルフレームをカバーしています。
ただ、F0.95の絞開放で獲った写真は、周辺光量補整を+100にしても四隅は暗くなってしまいます。

でも、普段から周辺減光をポストプロセスでがっつり盛るのが好きな私には、まるで無問題です。
4枚目の写真のように、ほんの少しトリミングするだけで、特に問題なく使えてしまう程度の周辺減光ですからね。
このレンズ、私みたいなトンネル写真好きにはフルフレーム用レンズとして使えます。^^



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また、APS-C用なので、フルフレームで獲ると、樽型の歪曲が目に付きます。
でも、Adobe Lightroomの歪曲補正スライダーで15%ほど動かしてやると、ご覧のように補整されますね。
周辺光量補正と歪曲補正をプリセットに登録し、「TTArtisan 50mm F0.95」と名付けて保存しておきました。^^

ファーストインプレッションとしては、50mm F/0.95の大口径にもかかわらず、小型軽量で使いやすいレンズでした。
絞を開けると夢見心地な大ボケ写真、絞ればそれなりにカッチリ、10本のすっきりした光条も出ます。

50mm f/0.95と言うと、ライカ・ノクチルックスを想起します。
現行のNOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPHは、約150万円の超高級レンズです。
でも、このTTArtisan 50mm F0.95は定価¥31,500 (税込)と、超お値打ちです♪

より詳しいレビューは、そのうちゆっくりと。




愛知県日進市 愛知牧場にて
SONY α7c
銘匠光学 TTArtisan 50mm f/0.95 C with C/PL Filter
Google Pixel 5a (15枚目のみ)
Adobe Lightroom Classic

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Commented by voyagers-x at 2022-07-29 06:06
こんにちは ‼️
素敵な描写ですね
光芒の綺麗な描写、うーん光を取るのが好きになりそうな感じ
現代レンズは抜けが良くて臨場感はあるのでしょうけど
描写の中に温かみというか懐かしさみたいな味わいが少ない様な気がします
よく写るという求めてるイメージが人それぞれ違いますけど^_^;

Commented by aitoyuuki13 at 2022-07-29 07:25
F2とは打って変わって
古典的な描写のレンズで面白いです

でもF0.95を考慮すれば非球面収差も少ないですね
なによりイメージサークルがフルサイズレンズ並みに広いのが良心的(^^♪
Commented by j-garden-hirasato at 2022-07-29 07:28
ザ・夏の景、ですね。
赤トラくん、ジッと耐えています。
ヒマワリくんも、暑さにちょっとやられた…、
と言う感じですね。
Commented by getteng at 2022-07-29 07:48
blackfacesheep2さん
新商品を技術的に使いこなせるって凄いことですよ!
今や、カメラやレンズメ-カ-のアドヴァイザ-と言ってもいいですね。
Commented by houbow at 2022-07-29 08:25
昔、0.95というレンズがありましたねぇ
重たいので外爪バヨネットでした。
消えてしまいましたねぇ

このレンズ収差を別にすればフルサイズでもけられないということでしょうか。
収差はソフトで矯正できますよね。

それにしてもちょっと筒が長い。?
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 10:40
voyagers-x さん、こんにちは。^^
このレンズも、f/2と同じく10枚絞りなので、鋭い10本の光条が出てくれますね、夏らしさ満点の光条です。
このレンズはスペックだけ見ると「なんちゃってノクチルックス」ですね、もちろん本家に比べるとゆるゆるですが。(;・∀・)
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 10:43
愛と勇気さん、こんにちは。^^
50mm f/0.95でこのサイズ、というのが驚きですね、昔ながらの大口径レンズらしい描写が楽しいです。
より大きなレンズとして設計すれば絞った時に画質向上するんでしょうが、もっぱら絞開放で撮るレンズですね、これは。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 10:46
j-garden-hirasatoさん、こんにちは。^^
雨があがって真夏が戻って来た・・・って感じですね、赤虎も日焼けしてより精悍な顔貌になって来ました。
愛知牧場のヒマワリは畑ごとに開花時期を変えてありますが、今は北側のヒマワリ畑が満開となっていましたね。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 10:48
gettengさん、こんにちは。^^
こういうとんがったレンズは使いこなすのに難儀しますが、使っていて楽しいですね。
高価で高性能なレンズも良いですが、安価でそこそこの性能のレンズの方が気楽に撮れて楽しいです。^^v
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 10:56
houbow さん、こんにちは。^^
ライカのノクチルックスが有名ですが、キヤノンにも50mm F0.95とかありましたね。
デジタル時代になって収差はソフトで矯正可能となり、とんがったスペックのレンズを安価に製造できるようになりましたね。
Commented by photofloyd at 2022-07-29 12:30
F0.95ですか・・・・なかなか頑張るんですね
レポート拝見しつつ、私的にはどうなのだろうかと、一瞬考えました。
マウントはいろいろとあるのでしょうか
空の青さがC-PLの効果は出ていますね・・もっちょっと透明感のある濃い青黒が好きなんですが・・・
Commented by iwamoto at 2022-07-29 12:50 x
アルチザンレンズをアーティストが使うってことですね。
鏡筒、派手。 敵に見つかりそう。

次号を待ちます。
Commented by floreta2 at 2022-07-29 13:59
車で15分とはなんと羨ましいです。
しかも牧場ですか?
みんな素敵ですね どれもいいですね

特によかったのは11番‼

くまちゃんの模様いつも違うような感じがします。
沢山あるのですね(*´艸`*)
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 14:26
iwamoto 師匠、こんにちは。^^
この縞々ゼブラな鏡筒、1960年代に東独で流行った意匠ですね、Karl Zeiss Yenaのレンズに多かったです。
パルチザンとアルチザン・・・共通するものがありますねえ、権威に対する抵抗勢力。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 14:28
photofloydさん、こんにちは。^^
F0.95ですから、ボケふぇち向けのレンズですね、広角でパンフォーカス好みの方には向かないレンズかと。
この日は午前中まで雨、まだ大気中に水蒸気が多く、CPLと言えども、抜けるような青黒い空にはなりませんでしたね。
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 14:30
フロちゃん、こんにちは。^^
愛知牧場はいろんな被写体があるので、撮影機材の試写にはもってこいですね、15分で行けるのは本当にありがたいです。
あはは、このくまちゃん、同じ型紙で作られた兄弟が50匹以上いるのですよ、その時の気分に合わせてチョイスしてます。^^
Commented by Rifle at 2022-07-29 16:40 x
某ITメーカ在籍中、アイボクは近いんで良くランチに行きました。
以前持っていたNoctilux50/1.0と似たようなボケ方ですね。
中判がメインになってM6もNoctiluxも手放しちゃいましたが、持っていれば今頃は...。(溜息)
Commented by blackfacesheep2 at 2022-07-29 18:32
Rifleさん、こんにちは。^^
アイボクでランチですか、あのログハウスでしょうか・・・今はアルパカのいるバルーン屋さんになってますね。
おお、Noctilux50/1.0をご所有でしたか、さすがお金持ちは違いますねえ、手放されて何に変わったのでしょう♪
by blackfacesheep2 | 2022-07-29 05:00 | Hardware | Comments(18)