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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

三毛猫の雄は極めて稀なことを発見した博士が住んでいた住宅

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昨秋の京都旅行シリーズです。
いまだに戦前の昭和が残る銀月アパートメントを出たあと、ほんの1~2分も歩くと・・・
こちらもレトロな建物に到着します。



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京都市左京区北白川、白川疏水のせせらぎが心地よい桜並木の散策道沿いの一角にあるこの住宅・・・
「駒井」と言う表札が出ています。
ここは「駒井家住宅」と呼ばれる日本ナショナルトラストが管理している素敵な住宅です。



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玄関はどことなくスパニッシュな雰囲気が漂っていました。



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ここは「日本のダーウィン」と称され、遺伝学等に大きな功績を残した駒井卓博士(京都大学名誉教授)の私邸でした。
この駒井家住宅は、1927年、ヴォーリズ建築事務所の設計により建てられました。

2002年、駒井家のご家族が土地および建物を、公益財団法人日本ナショナルトラスト(JNT)に寄贈されました。
「大切に住み継いできたこの建物と景観、ならびに駒井卓・静江の実績を未来に伝え残したい」というお気持ちだったそうです。

私はかつて英国に頻繁に旅行していたころ、ナショナル・トラストの会員になっていました。
ウィリアム・モリスの最初の住居だったレッドハウスや、モリス商会による内装で有名なワイトウィック・マナーなど、懐かしいです。



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戦前の日本住宅ですから、ヴォーリズの西洋館と言えども和室はありました。



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この駒井家住宅で一番美しいと言われる階段室です。



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優雅なカーブを描く階段の手すりに、西側の大きな窓から素敵な午後の光が差し込んでいました。



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駒井卓博士の書斎です。
駒井博士といえば、ショウジョウバエの研究が有名だそうです。
でも、一般的によく知られている「三毛猫はほぼメスしかいない」ことを発見した方でもあります。
この論文でしょうか・・・Komai, T.; Ishihara, T. (1956), “On the origin of the male tortoiseshell cat”, Journal of Heredity



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蔵書の中には洋書もたくさんありました。
米国ニューヨークのコロンビア大学にも留学していたことのある先生ですもんね。



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駒井卓博士の肖像です。



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駒井博士のデスクの上には、昔の実験道具のようなものが飾られていました。



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2階のサンルームです。



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2階から見た庭園です。
晩秋らしく、ススキの穂が綺麗に光っていました。



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煙突のある屋根、ヴォーリズっぽいです。



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庭には大きな柿の木がありました。



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その奥には温室がありました。



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このキッチンの戸棚はほぼオリジナルだそうです。



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1階にもサンルームがありました。
晩秋の低い日差しが美しかったです。



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リビングの照明器具です。
アール・デコっぽいですが、よく見ると日本風味の千鳥が飛んでいますね。



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日本ナショナルトラストが管理する駒井家住宅、見ごたえのあるヴォーリズ建築でした。
銀閣寺から北白川方面にお出かけになる際にはお勧めの訪問場所です。




京都市左京区北白川伊織町64 駒井家住宅にて
SONY α7c
Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
Adobe Lightroom Classic



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Commented by voyagers-x at 2022-01-11 05:28
おはようございます ‼️
素敵な邸ですね
豪華過ぎることもなくて
でも味わいがあってゆっくりと時間が楽しめそうな空間ですね
8枚目の書斎?素敵ですね
こんな部屋が欲しいなぁー
自然の時間の流れを外の風景眺めながら楽しめるスポットが
このお宅の中にはたくさんありそうですね
Commented by j-garden-hirasato at 2022-01-11 05:50
日本ナショナルトラストが管理するヴォーリズ建築、
知りませんでした。
駒井教授の功績も存じませんでしたが、
見応えがある建物ですね。
京都行が実現出来たら、行ってみたい物件です。
でも、もうしばらく先になるでしょうか…。」
Commented by photofloyd at 2022-01-11 08:12
素晴らしい邸ですネ・・・こんな処に住んでみたいです
生活や成すことが変わりそうです
お写真も良いですね 13,18等は完璧ですね
Commented by getteng at 2022-01-11 09:27
blackfacesheep2さん
ヴォ-リズの建物って美しいだけではなく、頑丈でいつまでも遺せるよう造られていますね。
当地中心部は被爆で、ヴォ-リズ作品は皆無ですが、戦前の写真を見るに、
現広島流川教会(旧日本メソジスト広島中央教会)の戦前の教会堂はヴォーリズで素晴らしいものだったことがわかります。
Commented by iwamoto at 2022-01-11 10:07
全然ケバくないですね、上品とさえ言える。
設えに必然性があるからなのでしょうね。

わたしも13、18は特に良いと思います。
19番が飛んでますが、20も好きです。

こちらの先生が三毛猫のことを?
わたしはショウジョウバエのことしか知りませんでした。

ナショナルトラストの会員でしたか、品格が漂う感じです。
家人は、日本天文学会会員でした(笑)
Commented by jyuujin at 2022-01-11 12:42
全体にセピア調で落ち着きと重厚さを感じますね
8枚目の電気スタンドが懐かしいですね、TV番組で取り調べの
場面に出てくるやつですね、「お前がやったんだろ!」・・・と(笑)
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:04
voyagers-x さん、こんにちは。^^
昭和一桁のころのハイカラ住宅ですよね、和の情緒もしっかりあって落ち着ける住宅でした。
駒井先生の書斎は大きくはないけれど居心地が良さそうでしたよ、私もこんな書斎が欲しいです♪
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:06
j-garden-hirasatoさん、こんにちは。^^
いわゆる京都らしい観光物件じゃないので、ガイドブックなどでも、あまり取り上げられてないのかもしれませんね。
見学料は確か500円でしたね、日本ナショナルトラストへのお布施としては破格に安く感じました♪
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:08
photofloyd さん、こんにちは。^^
アメリカ帰りの京大教授のお住まいらしいハイカラさの漂う昭和初期の住宅でした。
それほど敷地が広いわけではないのですが、余裕の感じられる住まいでしたね、私もこんなところに住んでみたいです♪
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:11
getteng さん、こんにちは。^^
ヴォ-リズの建物はちゃらちゃらしてないですよね、質実剛健な西洋建築、って印象です。
へえ、広島にはかつてヴォーリズが設計した教会が存在していたのですか・・・原爆で破壊されてしまい残念です。
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:13
iwamoto 師匠、こんにちは。^^
米国留学した際に、かの地の建築の合理的なところを取り入れたくて作った住宅なんでしょうね、質実剛健な住まいでした。
英国を旅行する際、National TrustとEnglish Heritageに入会していると、歴史的建築物の見学料が安く上がるんですよ。^^
Commented by lapie-fr at 2022-01-11 13:15
素晴らしいお家
木が、、、すべての木が綺麗
壁も天井も床も
鏡のフレームさえ綺麗、、、、

イッチ好き、、、
写真として、ヌメロ 1  
建造物として、ヌメロ 4

Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:17
北の旅人さん、こんにちは。^^
ヴォーリズの建築は華美なところが少なく、質実剛健というか、素朴な良さがありますよね。
全体にセピア調で落ち着きと重厚さを感じますね
あはは、8枚目の電気スタンド、警察の取調室にも置いてあったのでしょうねえ、昔は一般的な形でした。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-11 13:27
らぴさん、こんにちは。^^
こういう丁寧に作られた西洋館は日本では少ないので、ナショナルトラストが保存するのにふさわしい物件ですね。
欧米ではどってことない素朴な住宅だと思いますが、和洋折衷の意匠はほかの国にはない特徴だと思います。^^
Commented by jikomannte at 2022-01-11 18:36
西洋館、大正昭和の佇まいですかね。
書斎やリビングや階段の意匠が、素敵ですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2022-01-12 09:28
純さん、こんにちは。^^
昭和初期の西洋館ですね、洋行帰りの大学教授が住むのにぴったりです。^^
この住宅の階段室、遅い午後には西日が入り込んでとても美しかったです。
by blackfacesheep2 | 2022-01-11 05:00 | Old Buildings | Comments(16)