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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep
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静かに朽ち逝く繊維工場

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愛知県の知多半島はかつて、知多木綿の産地として、繊維産業が盛んでした。
ここは、その繊維産業が華やかだったころの産業遺産、東浦町の大生紡績(たいせいぼうせき)の工場跡です。

以前からこの廃工場の存在は知っており、今回ようやく知人にこの会社の役員の方をご紹介いただきました。
撮影許可を頂き、友人フォトグラファー2人とともに訪問し、その役員さんの案内で工場や社員寮を見学してきました。

いや~、本当に素晴らしい産業遺跡でした。
在りし日の知多半島の繊維産業を隆盛ぶりを、つぶさに垣間見ることができました。

この工場は1945年(昭和20年)に建てられ、1992(平成4年)年に閉鎖されました。
最盛期の昭和30年代には従業員数が600人を超えていたそうです。

鋸屋根の工場から社員寮までの建物群が、ほぼまとまった形で残っています。
生産設備は処分され、工場の建物も老朽化していますが、どの建物も往時の雰囲気が丁寧に保存されており、経営者の愛情を感じます。



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事務所では当時の女子工員さんを募集するパンフレットなどが残されており、興味深かったです。
工場敷地内には、社員寮が何棟も残っており、内部を見せていただきました。



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男子寮と女子寮、それぞれ分けられており、部屋に貼られた往時の写真や雑誌の切り抜きなども残っていましたね。
繊維工場なので若い女性が多く、花嫁修業のためのお茶やお花のお稽古も、社内で実施されていたそうです。
福利厚生がしっかりした優良企業だったようです。



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こちらは社宅だそうです。
社員同士で結婚して、この社宅に入るカップルさんも多かったそうです。


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安価な海外製品との競争が激化したことで、工場は1992(平成4年)年に閉鎖されました。
社員の方々の再就職先が見つけやすいうちに工場閉鎖を決断・・・とても社員の面倒見の良い経営者さんだったんですね。
いまだに当時の社員さんたちが懐かしがって、この工場跡を訪問してくることもあるそうです。

素晴らしい産業遺産を撮影させていただき、本当にありがとうございました。
まだたくさん写真が残っているので、何回かに分けてご紹介していきたいと思っております。

なお、工場は廃墟化していますが、会社自体はいまだに存続し、稼動しています。
工場敷地内に許可なく侵入することは犯罪となり、見つかった場合は、即刻警察に通報されます。




愛知県知多郡東浦町生路池下90 大生紡績にて
SONY α7 III ILCE-7M3
Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
Adobe Lightroom Classic



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Commented by j-garden-hirasato at 2021-05-17 06:34
正式な許可を得てでの撮影だったのですね。
素晴らしい!
工場閉鎖後も、
廃墟をそのまま管理しているのですか。
廃墟ツアーで、商売になりそうですね。
もし、そんなツアーが出来たら、
ぜひ、参加したいです。
Commented by getteng at 2021-05-17 06:34
blackfacesheep2さん
鋸屋根が残っているのは今どき珍しいですね。
いや、確かマツダの工場にも、そういうところがあったような気がします。
Commented by Yuko_PHL at 2021-05-17 06:42
貴重な体験されたのですね!
ただ写真を撮るだけでなく、当時のお話を当事者の方から伺うというのは、素敵な撮影だと思います。廃墟感、錆、覆いつくすツタ、すべてが素晴らしいです。
Commented by houbow at 2021-05-17 07:29
素晴らしい
ドキュメンタリーですねぇ
これぞカメラの力
Commented by 3740s at 2021-05-17 08:40
繁栄した当時のことを想像しながら

お疲れさまと思いつつ

工場見学しています。
尊い歴史を想う。
Commented by voyagers-x at 2021-05-17 09:35
おはようございます ‼️
昔は採石の時は大活躍したのに........
時代の流れとともに、という感じでしょうか
静かに時間が止まってる感じですね
Commented by jyuujin at 2021-05-17 11:32
戦後の日本の復興の主役は糸偏、金偏の産業でしたね
特に糸偏(繊維産業)産業が最盛期の頃の残像ですかね?
次々と新しい化学繊維が出現し産業構造も激変でしたね。
Commented by photofloyd at 2021-05-17 12:15
朽ち行くものを覆ってゆく蔦の姿・・・自然界の強さを感じますね。
Commented by aitoyuuki13 at 2021-05-17 12:34
これはまた素晴らしい物件
続きがたいへん楽しみです(^^♪
Commented by floreta at 2021-05-17 13:26
こんにちゎ🎵
ちゃんと許可をとって余裕がありますね〜
すごー
形あるものは何れ消えてなくなる‼
それが逆に愛おしいですね〜
Commented by marucox0326 at 2021-05-17 15:02
こんにちわ。

あらら~お隣の町までいらっしゃってたのですね。貴重な産業遺産として
残されているこの場所を訪れたことはありませんが、話には聞いています。

知多半島は、仰るように繊維産業が盛んな地域だったらしく、私も3年前に
江戸中期「知多晒」として全国に名を馳せ、昭和30年ごろまで、
知多木綿の中心地として賑わいを見せた岡田地区を訪れています。
https://marucox326.exblog.jp/27598803/

廃墟のような場所でさえ、どこかリリシズムを感じさせる黒顔羊さんのお写真。
続きも楽しみにしています。

Commented by pikorin77jp at 2021-05-17 15:42
黒顔羊さんの 大大大大好物物件ですね。
赤錆にグリーン!!
Commented by harupita at 2021-05-17 16:58
静かに朽ち逝く繊維工場
愛知県の知多半島はかつて、
知多木綿の産地として、繊維産業が盛んだったのですね。

正式に許可を得て撮影出来たのですね。
黒顔羊さんの大好物の産業遺産ですね。
昔のパンフレットなど
当時の様子も伝わりますね。

最盛期は昭和30年代なのですね。
愛知の歴史にも触れることができますね。
見せて頂きありがとうございます。
Commented by iwamoto at 2021-05-17 19:18 x
写真としては19が好きです。
この件学は危険が伴うと思えるので、正式にプロポーズするのが良いですね。
先に頭を下げれば、道は開かれる。
(若いうちには、それが分からなかったんだよね)

お礼として、データか、出力したものか、ブックを差し上げたら喜ばれるでしょうね。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:36
j-garden-hirasato さん、こんにちは。^^
ここは以前からいつか正式な撮影許可を得て撮影に出かけたいと思っていた場所なんですよ。
このまま放置しておくわけにもいかず、やがては壊してしまうんでしょうねえ、見学ツアーは望み薄でしょうね。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:39
getteng さん、こんにちは。^^
鋸屋根の工場、トヨタ自動車の発祥の地、名古屋産業技術記念館にも残っていますね。
昔は工場のシンボルでしたが、今の工場ではまず見かけなくなりました。
Commented by jikomannte at 2021-05-17 19:39
社員寮や社宅の残された木造の建物、内部の造作等
興味深いですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:41
Yuko_PHL さん、こんにちは。^^
こういう程度の良い廃墟には、なかなかお目にかかれません、本当に貴重な体験でした。
おっしゃる通り、当時の話を聞くことができたのが何よりです、また訪問してさらに詳しく聞いてみたいと思います。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:42
houbow さん、こんにちは。^^
ネット上にもこの工場のことは紹介されているんですが、詳細は不詳なんですよ。
こんな素晴らしい遺構なので、ウェブ資産として残すつもりでアップしてみました。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:43
3740s さん、こんにちは。^^
昭和20年建設ですから、べらぼうに古いわけではありません。
でも、この時代の建物はほとんど現存せず、貴重なんですよね。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:44
voyagers-x さん、こんにちは。^^
え゛・・・採石ですか・・・ここは繊維工場だったのですが・・・(;・∀・)
平成までここにあったとのことですが、昭和で時間は止まっているように見えました。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:46
北の旅人さん、こんにちは。^^
糸へん景気、金偏景気、もはやかなり昔のことになってしまいましたね。
日本の高度成長期をになった工場、汗水流して働いた先人たちの仕事ぶりに感動する場所でした。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:47
photofloyd さん、こんにちは。^^
調度初夏に訪れたので、夏草が元気でしたね。
冬に訪問したら、また印象が違うのでしょうねえ。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:48
愛と勇気さん、こんにちは。^^
こんな素晴らしい被写体を見たら、写真を撮らざるを得ません。
フォトグラファー冥利に尽きる場所でしたよ。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:51
floreta さん、こんにちは。^^
ここはあまりに素晴らしくて、無許可でこそこそ撮る気なんか起きない場所でしたね。
この工場が存続した時代、ここで働いていた女子工員さんたちは、ほぼ私の同級生の年代なんですよ、感動しました。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:54
marucoxさん、こんにちは。^^
ここは廃墟マニアの間では有名な場所ですね、よくぞこれだけの規模で残っていたものだと、感動します。
かつては隆盛を極めた知多木綿、今は昔になっちゃいましたね、岡田地区、私もいつか訪れてみたいです。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 19:59
pikoさん、こんにちは。^^
だはは~、大好物ばかりでした♪
ここの赤錆だけで、ごはん3杯食べられます♪
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 20:00
葉流さん、こんにちは。^^
知多木綿、今では見る影もなく衰退していますが、かつては大変な隆盛ぶりだったようです。
この工場は、昭和30年代に生まれた人には懐かしいものがたくさんあります・・・小学校の木造校舎を思い出しました。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 20:02
iwamoto師匠、こんにちは。^^
19がお好き・・・わかります、この写真だけちょっとグラフィックな構図を意識して撮っております。^^
先方からも写真が欲しいと言われているのですよ、ぜひフォトブックを作ってプレゼントしたいと思っています♪
Commented by blackfacesheep2 at 2021-05-17 20:10
純さん、こんにちは。^^
社員寮の内部はたくさん写真を撮っていますので、後日ご紹介しますね。
社宅はまだ未踏ですが、そのうちぜひ見てみたいです。^^
by blackfacesheep2 | 2021-05-17 05:00 | Rusty Scene | Comments(30)