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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

軍服を着た美術館に潜む光蜥蜴

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南禅寺で水路閣と三門を撮影した後、東に15分ほど歩いて岡崎公園内の京都市美術館に向かいました。
この美術館は日本で二番目に古い公立美術館として、1933年(昭和8年)に開館し、今は京セラが命名権を獲得しています。

この美術館は、いわゆる「帝冠様式」と呼ばれる和洋折衷様式を採用していますね。
愛知県庁や名古屋市役所同様、洋風の建物の上に和風の瓦屋根を乗せており、昭和初期に流行りました。

昭和初期と言えば軍国主義的、国粋主義的な風潮の時代で、帝冠様式の建築は「軍服を着たビル」と呼ばれました。
実際には当時の軍部には建築様式を統制しようとしたことは一切なく、単なる流行だったようです。
2017年4月10日から施設リニューアルのため休館し、2020年5月26日に再オープンし、動線などがガラリと変わりました。

今回は美術館の無料で入れる部分のみ、撮影してきました。
明治時代の赤煉瓦建築とは違う、昭和初期らしいモダニズムが見ごたえありましたね。^^
同時代に作られた愛知県庁、名古屋市役所、名古屋市公会堂との類似点がたくさんありました。

ちなみに、道路を挟んで西隣には、MOMAKこと京都国立近代美術館があります。
でも残念ながら、ここは展示品入れ替えのために休館しており、内部を見ることはできませんでした。




京都市左京区岡崎円勝寺町124 京都市京セラ美術館にて
SONY α7 III ILCE-7M3
Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
Adobe Lightroom Classic



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Commented by j-garden-hirasato at 2021-04-13 05:58
何で軍服?と思ったら、
帝冠様式の建物、
「軍服を着たビル」だどと呼ばれていましたか。
建てられた時代が時代だけに、
そう呼ばれちゃうのも分かりますね。
様式の名前からして、それっぽいです。
京都のレトロ巡り、したいですね。
Commented by voyagers-x at 2021-04-13 10:12
おはようございます ‼️
素晴らしい景観ですね
昔と今の贅を尽くした建築物の有り様はちょっと違いますが
でも、格式のある素晴らしい趣のある素敵な内部の様子
外から眺めただけでは、中身の良さが全然分からないですね
Commented by jyuujin at 2021-04-13 10:58
三枚目の光蜥蜴、いい色ですね・・・♪
七枚目、人物を配したことで、
写真の雰囲気が変わりましたね。
Commented by iwamoto at 2021-04-13 11:34 x
その「軍服を着たビル」という言葉を知りませんでした。
ということで、タイトルと1枚目の強い赤から、スタンダールの「赤と黒」を連想してしまいました。
この小説で象徴される赤は軍隊のことなので。

重厚な色合いの6枚目がお気に入りです。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-04-13 16:04
j-garden-hirasatoさん、こんにちは。^^
帝冠様式の建物、「軍服を着たビル」と呼ばれることがありますね、軍国主義時代の建築物ですもんね。
京都には赤煉瓦から昭和初期のドイツ表現主義風の建築まで、いろいろな近代建築があって楽しいです。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-04-13 16:06
voyagers-x さん、こんにちは。^^
名古屋市役所とか愛知県庁の中にはいると、似たような意匠を見かけますが、ここは美術館なので、ずっと凝ってますね。
リノベーションされて、帝冠様式なのにモダンな内部の美術館に生まれ変わったようです。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-04-13 16:10
北の旅人さん、こんにちは。^^
三枚目の光蜥蜴、ちょっと寒色系に振って、さらに緑寄りに調色してみましたが、お気に召して何よりです♪
七枚目、せっかく人がいるので、ブラして動きをだしてみましたよ、人物が入ると生き生きしてきますよね。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-04-13 16:13
iwamoto師匠、こんにちは。^^
スタンダールの「赤と黒」、名前は知っているのですが、どんな内容なのかはまるで知りません。
なるほど、赤は軍隊・・・黒はあとで調べてみますね、6枚目は石造りの壁に反射したステンドガラスです。
Commented by harupita at 2021-04-13 17:29
南禅寺の後に
京都市美術館に行かれたのですね。
私はここで初めて見た美術展は
「ゴッホ展」だったな~って
今思い出しました。
昔々なのに、この建物が印象的で
長い年数経ても変わらずそこにありますね。
近代美術館私も旅の行き先調べて
残念!休館中でした。
やはり旧い建物は魅力ありますね
一枚目。9枚目、、面白いです(^_-)-☆
Commented by 5ko8ha9ku at 2021-04-13 20:52
こんばんは!
かなり前に訪れた事があります。
その時は、お目当てのルノワールを見に行きましたが、長蛇の列でじっくり見る事が出来ませんでした。
その時の印象は海外とは違い、ガラス越しの鑑賞で人も多くがっかりしたように記憶しています。
内部が、こんなに素晴らしい物とは初めて知りました。
あの時の記憶を懐かしく思いだした事に、感謝です。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-04-14 18:57
葉流さん、こんにちは。^^
地図を見たら、南禅寺から京都市美術館は歩いて行ける距離だったので、訪問計画に組み込みました♪
近代美術館も見たかったんですが、ちょうど入れ替え中でしたね、次回訪問時の宿題となりました。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2021-04-14 18:59
ハクさん、こんにちは。^^
おお、ここ、ルノワール展を見に行かれたのですか、印象は系は人気が高いですから、長蛇の列になりますね。
この建物は写真映えするので、ぜひ訪れてみたいと以前から思っていたのですよ、実物は想像より素敵でした。^^
by blackfacesheep2 | 2021-04-13 05:00 | Old Buildings | Comments(12)