京の朝食はイノダ本店

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京都旅行の二日目の朝御飯は、京都の老舗喫茶店「イノダコーヒ」の本店に出かけました。学生のころ、京都に来るとよく通った喫茶店なんですよね、ここ。ホテルを7時にチェックアウトし、7時半過ぎには堺町通三条の本店に到着しました。
人気店なので行列も覚悟して出かけましたが、店内は5割程度、意外に空いてました。やはり武漢肺炎パンデミックで外出自粛している人が多いのでしょうか。
いただいたのはもちろん、「京の朝食（\1,480)」と呼ばれる人気セットメニューですね。スクランブルエッグとハム、野菜サラダの乗ったプレートにオレンジジュースとクロワッサン、コーヒーです。イノダは昔からお値段は高めですが、ホテルで食べるのを考えるとそんなに変わりません。^^


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イノダコーヒの旧館の正面です。イノダ本店は20年ぐらい前に火災で古い建物が焼失したと聞いていましたが、ここは残ったようです。



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火災後に再建された「本館」です。かつてより広々とした空間が広がっており、今は二階席もできました。


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私がチョイスしたのは「旧館」です。赤と白のギンガムチェックは昔から変わってないようでした。


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こちらも旧館の中にある特別室です。何ともレトロで味わい深いインテリアです。施錠されていましたが、混んでくると開けるのでしょうか。^^


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本館の前に設けられたテラス席です。ここではまだ喫煙が可能らしく、灰皿が置いてありました。


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本館と旧館の間にある通路ですね。かつて、ここにはインコが入れられた鳥かごが沢山ぶら下がっていたような記憶があります。


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堺町通に面した店舗です。朝が早かったので、まだケーキ類はスタンバっていませんでしたね。


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イノダコーヒ・・・「コーヒー」じゃなくて「コーヒ」なんですね。昔の日本では、「コーヒ」と呼ぶのが普通だったのかも。
昔のイノダでは、「コーヒ」は砂糖とミルクを入れた状態で運ばれてきました。でも今は、事前にブラックか砂糖・ミルクを入れるか、確認されました・・・私は後者を選びました。普段はブラックで飲みますが、イノダの濃いコーヒーは砂糖とミルクを入れた方が美味しいと思うからですね♪

ちなみにコーヒーの種類も選べるので、懐かしの「アラビアの真珠」ブレンドをオーダーしました。ちょっと酸味のある濃厚な味わい、京都に来たことを実感します。
ちなみに、イノダのコーヒーカップとコメダのコーヒーカップの形状ってよく似ています。学生時代に名古屋でコメダが増殖し始めた時、そのカップを見て、「あ、イノダをリーパクしたな」と思ったものです。コーヒーの味は・・・ううむ、コメダも昔は美味しかったんですけどねえ。(-_-;)
京都の老舗喫茶店で飲む美味しい「コーヒ」・・・BGMはやはり、服部良一さんの名曲「一杯のコーヒーから」でしょうね♪






ちなみにこの曲が入った雪村いづみさんの「スーパー・ジェネレイション」、1974年にリリースされた名盤でした。私が学生時代によく聴いたアルバムで、服部良一の古き良きメロディが網羅されていました。曲は古くても演奏はめっちゃモダンで、今聴いても古く感じません。^^
雪村いずみさんは、いわゆる三人娘の中でも一番JAZZYですから、モダンな服部メロディにはぴったりです。バッキングを務めるキャラメル・ママは、1974年当時、一番とんがってたバンドじゃないでしょうか。なんせ、細野晴臣、松任谷正隆、鈴木茂、林立夫です・・・その後の「ニューミュージック」の立役者が揃ってましたねえ。^^



京都市中京区道祐町140　イノダコーヒ本店にて

SONY α7 III ILCE-7M3

Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)

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