戦前が残る広場
2021年 03月 22日









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さすがに彩色が施されていませんね。
全うな作り方になっています。
作った浅野祥雲自身、
他のコンクリート像の作り方からして、
こういうのは、あまり作りたくなかったのでは、
と考えてしまいます。

「青葉茂れる櫻井の 里のわたりの夕まぐれ・・・」
「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ・・・」。
聞けば二人は小学校の教科書の内容や唱歌をほとんど諳んじて
いるとのこと。
戦後の骨抜き教育を受けた私の世代には考えられないことです。
・・・と、そんな話をしただけで右翼だとか軍国主義の悪影響
だと言う人が絶えません。
近ごろでは、教科書から唱歌や童謡も消し去られているらしい
ですね。
なにしろ、「白地に赤く日の丸染めてああ美しい」と唄うのは
ケシカランのだとか。
易幟を振り返ると、ほんと人間は野蛮でしたね。
本能的なモノが当たり前に前前面に出てきて......
今の世で言うところの協力なんて概念がなかったのでしょうね
日本はやっぱり小国ですね
小国ながら頑張っていましたが、今後は大変でしょうね
歴史的な厳しい境遇をなんとかすり抜けてやって来たみたいな
そんな背景が銅像のシミや傷に歴史の重みと一緒に重なります
帝から下賜された短刀を、息子に授けます・・・。
ですから、短刀を渡している場面なら、間違いないのですが、
桜井の別れである可能性は高いと思います。
ブロンズ像の明治天皇ご夫妻は浅野祥雲氏の作品ではないですが、コンクリ像は彼の手になる可能性がありますね。
このコンクリ像は無着色で補修もされていないようなので、意図的に公式の場面から外されたのかもしれませんね。
戦時中の教育が偏向していたのは間違いないですが、戦後の教育も同様に偏向しているように感じています。
ネガティブな過去をすべて否定してしまうと、アイデンティティの崩壊につながりかねないと思うのですけどねえ。
おっしゃる通りですね、「人類の歴史は武力を持った者たちが世の中を支配する」と言う構図だったと思います。
いまだにそれは続いており、大英帝国、アメリカ合衆国、さらにはロシアや中国も同じ覇権主義の道を歩んでいますね。
いまだに人間は野蛮だと思いますよ、特に大国はやりたい放題ですからね。
砂漠の嵐の米国しかり、クリミアのロシア、チベットやウイグルの中国、さらにシリアやトルコ、北朝鮮も・・・(-_-;)
確かに戦前の日本の軍国主義は様々な悲劇をもたらしましたが、良いこともあったと思います。
憶測ではなく事実ベースで、是々非々で歴史を教えていかないと、我々の子孫が気の毒だと思います。
おお、「桜井の別れ」をご存知でしたか、さすが博学でいらっしゃいます、短刀は父親と思しき武士が持っていますね。
かつては多くの日本人が共有していた知識や価値観、そんなに簡単に闇に葬ってしまってよいのか、と思ってしまいます。

明治の教育勅語と天皇礼讃という歴史を感じる瞬間でした
別に明治生まれではありませんが笑
しかし年期はいっている彫刻ですね
明治という上を目指したその時代
今の現状をなんとか維持したいという世相とは全く違ったもの、空気だったのでしょうねぇ
戦前の日本の価値観が色濃く残った場所になっていましたよ、今は訪れる人はほぼいませんね。
明治天皇は日本がアジアで初の立憲君主制の近代国家になった象徴だったのかも、戦前は尊敬を集めていましたね。