呪文で注文する鴛鴦茶

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"TEAVANA English Breakfast"と書かれたタグのついた紐が見えます。「ティヴァーナ」とは、TEA（お茶）とNIRVANA （安息の境地）から作られた造語だそうです。
"Heaven of TEA"（天国のお茶） という意味が込められているんだとか。
この「ティヴァーナ」、「スターバックス」の姉妹ブランドですね。
スタバ、コーヒーだけでなくティーも美味しくて、私も時々飲んでいます。


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毎年スタバの福袋を購入する義姉からもらったドリンクチケットで、610円分のドリンクが飲めます。今年の1月から6月末まで有効なんですが、早速使いに行って来ました。"Enjoy with your Tumbler!"（自分のタンブラーで楽しんでね）って書いてありますね。



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義姉からはスタバのステンレス・タンブラーもいただきましたので、それを持参しました。サイズがグランデなので、濃厚な”English Breakfast"のティーバッグをダブルで投入してもらっています。

実はこれ、色々とカスタマイズして、香港名物の「鴛鴦茶」にしてあります。鴛鴦茶（えんおうちゃ、広東語：ユンヨンチャー）は、香港で一般的な飲み物で、紅茶とコーヒーのハイブリッドです。
ロイヤルミルクティーにコーヒーを入れ、練乳と砂糖を加えた飲物で、香港に行くとよく飲んでました。
「鴛鴦」とはオシドリのことで、いつも雄雌が一緒に泳ぐ姿から、二つが一つになったものに「鴛鴦」の名を使うようです。ちなみにJAZZのスタンダード"Tea for Two"（邦題:二人でお茶を」）の中国語タイトルは、「鴛鴦茶」だそうです。

これがスタバのメニューをカスタマイズすることで再現できると聞いて、早速試してみました。



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『イングリッシュブレックファストティーラテオールミルクシロップバニラ変更エスプレッソショット追加』

これがスタバで「香港式鴛鴦茶」を飲むための呪文です。(;・∀・)スタバ慣れした若い子なら、サクサクと言えちゃうかもしれませんが、今年前期高齢者になる私には不可能です。なので、バリスタさんにトツトツと説明しながら注文しました。(-_-;)

基本は濃厚なイングリッシュブレックファストを使ったティーラテです。通常のラテよりも濃厚になるように、オールミルクで抽出してもらい、ロイヤルミルクティーにしてもらいます。
また、そのままだと甘さが足りないので、「シロップバニラ変更」とします。さらに、コーヒーを入れないと鴛鴦茶になりませんから、「エスプレッソショット追加」となります。
合計で530円、"For Here"(店内)ですから、消費税込みで583円なり。610円分きっちり使いきれませんが、まあこんなもんでしょう。


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ティーバッグを取り除いたところです。紅茶の香りの中にコーヒーの香りとコクが漂い、病みつきになる味なんですよね。砂糖と無糖練乳をたっぷり加えた「鴛鴦奶茶」（ユンヨンナーイチャー）にそっくりな飲物が完成しました。



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グランデサイズともなると、一気には飲めず、残りは持ち帰りしました。スタバのステンレス製タンブラー、保温力が優れてますね。
3時間ぐらいは、飲み頃の温度がキープされ、寒い冬にはとてもありがたいです。ただし、入れてしばらくは熱すぎるぐらいの温度なので、飲むときに唇を火傷しないように要注意ですけどね。(;・∀・)
「鴛鴦茶」は”Tea For Two"・・・BGMでどうぞ。
ただしJAZZではなく、ソ連の巨匠ショスタコーヴィチが編曲したバージョンです。(;・∀・)




私、ショスタコの作った軽音楽って結構好きなんですよ。トム・クルーズとニコール・キッドマンが主演した映画"Eyes Wide Shut"で使われた「ワルツ第2番」とかね。^^暗く重いシンフォニーのイメージがあるショスタコですが、意外にお茶目な人だったのかも。



名古屋市千種区星が丘元町16−50　スターバックスコーヒー 星が丘テラス店にて

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