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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep
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ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図

ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13275950.jpg
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テディベアさんが地図の上に座っています。
この地図は英国ノースヨークシャー、Ripon付近の地図です。
この地図は、英国陸地測量部"Ordnance Survey"から発行されている1/50,000の地図の一つです。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13564318.jpg
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このOSから発行されている地図、1/50,000が"マゼンタのLandranger"シリーズです。
1/25,000がオレンジの"Explorer"シリーズで、より詳しい地形がわかるようになっています。
さらに湖水地方やヨークシャーデイルズなどの人気観光地に特化した”Tour Map"シリーズもあります。

私はかつて英国旅行が趣味で、趣味的色彩が濃厚なウェブサイトも持っています。
2000年~2011年の11年間で、8回も英国を訪問し、レンタカーでドライブをしていました。
その時の相棒が、このOSの地図たちなんですね。

2005年の英国旅行からは、カーナビを使うようになりました。
Mio 168RSという台湾製PDAに、ViaMichelinというフランス製カーナビ・ソフトを組み合わせたシステムです。

今思うと、原始的なシステムでしたが、当時は画期的に便利だと思いましたよ。^^
今はスマホのGoogle Map Naviや優れたアプリがたくさんありますから、海外でのドライブは楽になりましたね。

かくして、OSの紙の地図はお払い箱になりました。
でも、カーナビ普及以前の貴重なドライブ旅行の記憶として、いまだに保存してあります。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_20152309.jpg
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そのお払い箱になったOSの地図たちですが、久しぶりにお役目が回ってきました。
それはですね・・・このように壁に貼るんですよ。(;・∀・)

とても描画が細かいので、これを撮影するとレンズの解像力テストができる、ってわけなんです♪
早速、タムロンの新鋭ズームレンズ、Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)で撮影してみました。

上記の写真の地図の内側、3:2で描いた線のちょうど内側に全画面が入るように三脚を調整しました。
撮像面から地図まで、1.5メートルぐらいでしょうか。

ズームの各焦点域を、F2.8の絞り開放からF11まで、一段ずつ絞りながら撮ってみました。
その中でも、F2.8の絞り開放で撮った焦点距離ごとの実画像を、下に掲載しますね。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13280634.jpg
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まず、70mm/F2.8です。
SONY α7IIIのセンサーで撮った写真は、6,000 x 4,000ピクセル =24,000画素です。
これを1,200 x 800ピクセルで、"Corner" (周辺部)、"Near Center"(準中心部)、"Center"(中心部)と、下に切り出してみました。

ただし、エキブロの仕様で500Kb以下のファイルサイズにしないと、サイズが縮小されてしまい、1200x800の原寸で見られません。
しょうがないので、若干画質を犠牲にしています・・・下の写真はクリックすると1200x 800に拡大されます。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13102551.jpg
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焦点距離70mm、絞F2.8で撮った周辺部です。クリックで拡大します。
う~ん、左上の"Hawksnest Copse"の文字が滲んでます・・・ちなみにF5.6に絞ると、この滲みは改善しF8できれいになります。

ただ、こんな端っこにフォーカスして絞り開放F2.8で撮ることはないですけどね、私の場合。
左上の最周辺部からすぐ右下のMount Skippett、Finstockあたりは、F2.8でも問題ない描写に見えます。

一番画質に厳しいF2.8の絞り開放の最周辺部にしては、なかなかよく解像していると思いました。^^
ちなみに、カミソリマクロと呼ばれるSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artでも、F2.8絞り開放でほぼ同じ場所を撮ってみました。↓



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13281851.jpg
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ううむ、さすがにカミソリマクロ・・・腰が抜けそうになりました♪
レンズとしては一番厳しい『絞り開放」の『最周辺部』なのに、滲みも見せずにシャープに描写します。
クリックで拡大します。

興味があったのでF8まで絞ってみましたが、さらにシャープでコントラストの高い描写になりましたよ。^^
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art、やはり化け物じみた解像力のマクロレンズでした。

こんな鬼レンズと比べたら、ズームレンズのTamron A056が可哀そうです。
最周辺部以外は、Tamron A056の70mm広角端での絞り開放も、十分健闘していると思います。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13102800.jpg
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さてTamron 70-180mm F/2.8 (A056)の焦点距離70mmのF2.8の絞り開放の写真に戻ります。
今度は準中心部です。クリックで拡大します。
このあたりだと、F2.8絞り開放でも、隅々まで問題のないシャープさで写っていると思います。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13102155.jpg
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焦点距離70mm、絞F2.8で撮った中心部です。クリックで拡大します。
中心部だけあって、F2.8絞り開放でも、隅々まで無問題ですね。
OXFORD・・・この地図は英国の大学町、オックスフォード周辺の1/50,000の地図なのでした。



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ズームして、焦点距離100mmで、絞りF2.8で撮ってみました。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13103570.jpg
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100mm F2.8の周辺部です。クリックで拡大します。
左上の最周辺部、緩いと言えば緩いですが、70mmの最周辺部ほどひどく滲んでませんね。



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100mm F2.8での準中心部です。クリックで拡大します。
無問題です。
"dismtd rly"は"dismantled railway"、『解体された鉄道軌道』ってことで、かつての線路後でしょうか。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13103214.jpg
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100mm F2.8での準中心部です。クリックで拡大します。
無問題です。
中心部やや左寄りにある青地のP&Rは、"Park & RIde"の駐車場でしょうか。



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さらにズームして、焦点距離134mmで、絞りF2.8で撮ってみました。
あ、135mmじゃなくて134mmになってしまったのは、大雑把な私のズーミングのせいです。(-_-;)



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134mm F2.8の周辺部です。クリックで拡大します。
この焦点距離になると、最周辺部は絞り開放でも無問題に見えます。
"Fm"と言う記号が目立ちます・・・"Farm"でしょうね、起伏の緩い放牧地でしょうね。



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134mm F2.8での準中心部です。クリックで拡大します。
無問題です。
"University Field Station"はオクスフォード大学のカレッジの一つが所有する施設でしょうか。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13104540.jpg
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134mm F2.8での中心部です。クリックで拡大します。
無問題です。
中心部やや右にあるのがオクスフォードの鉄道駅ですね。



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望遠端、焦点距離180mmで、絞りF2.8で撮ってみました。



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180mm F2.8の周辺部です。クリックで拡大します。
この焦点距離でも最周辺部は絞り開放でも無問題です・・・広角時だけ、やや緩くなる傾向があるのかも。
ところで、英国の村はどこでも中心部には"PH"、つまりパブと十字架マークの教会がありますね。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13122676.jpg
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180mm F2.8の準中心部です。クリックで拡大します。
無問題です。
このWythamの村の中心部にも、パブと教会がありますね。
公衆電話のマークもありますね、英国ならではの赤い電話ボックス・・・今、使う人はいないだろうなあ。



ガチ撮りされた英国陸地測量部の地図_d0353489_13122024.jpg
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180mm F2.8の中心部です。クリックで拡大します。
無問題です・・・というか、F2.8の絞り開放でここまで写っちゃうのか、って感動します。^^
右上にある"i"はインフォメーションセンターですね、オクスフォードを訪問したときにはお世話になりました。

と言うわけで、Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)のF2.8絞り開放の描写をダイジェストしてみました。
F4、F5.6、F8、F11でも撮ってますが、どれもこれよりさらにきれいになるだけです。

レンズの解像力テストは、本来もっと離れた距離で行うんでしょうし、こんな大雑把な方法では精度は出ないと思います。
とは言え、このレンズの解像力は印象的でした。
このレンズは絞り開放から十分に使え、かなり周辺部にフォーカスポイントを持って行ってもOKなようです♪




愛知県みよし市三好ケ丘にて
SONY α7 III ILCE-7M3
Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art (6枚目のみ)
Adobe Lightroom Classic



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Commented by j-garden-hirasato at 2020-06-27 05:57
昔お世話になった地図、
こういう活用方法がありますか。
カメラテストとは、さすがです。
実際に使った地図って、今は使っていなくても、
何か捨てられないですよね。
自分も、山の地図、ワンサカ残っています。
山では、さすがにカーナビがないので、
現役に復帰すれば、すぐにでも、使えるのですが…。
Commented by getteng at 2020-06-27 06:18
blackfacesheep2さん
こういう活用法もあるんだ!
Commented by voyagers-x at 2020-06-27 10:15
おはようございます ‼️
方向音痴の人間は地図を見るのも下手くそです
大きな地図を壁に貼って眺めるのは楽しそう
苦手な交通も毎日見てれば、慣れてくるのかも
ソニーのカメラ、たくさんありますね
どれをチョイスしたらいいのか分かりませんね
せっかくのSONYなのでスナップも風景も撮りたいので
24-105mmのレンズなんか良さそうと思っていますが.......
Commented by iwamoto at 2020-06-27 10:40 x
こんなに何でもかんでも写っちゃって良いのでしょうか。
神も悪魔も存在出来なくなりそうです(笑)
Commented by yokonami at 2020-06-27 11:09 x
地図を眺めるのは好きです^^

川沿いのマゼンダの破線と、ほぼ等間隔の菱形マーク・・・ 何を表しているのでしょうか・・・
破線と菱形が一体のマークなのか、それとも菱形が何かの存在を表しているのか・・・(ベンチの場所とか)

それにしても、コピー機レベルで写ってしまうのですね。すごいです。

Commented by movin0 at 2020-06-27 11:15
黒顔羊さんのこういう検証系の記事、大好きです(^^♪
どちらも新レンズ恐ろしいほど素晴らしい描写なんですね。
しかも純正に比べてお値段もお手頃。
純正に拘りのない方には選択肢も増えいい時代になりましたね。
また実験、検証系の記事宜しくお願いいたします^^
Commented by photofloyd at 2020-06-27 14:11
やはり撮った写真の印象とは別に、このようなテストも大切ですね。これによって自分のレンズの適応範囲がハッキリしてくるように思います。
英国のドライブいいですね・・・何と言っても「左側通行」ですから、怖くない。オーストラリアもそうですね・・・初めての処はナビが又有効でしょうね。
Commented by jyuujin at 2020-06-27 15:47
なるほど、レンズの特性、絞りと描写力の関係など
貴重なレクチャーでしたね・・・・
これ自分の機材でやってみる価値がありそうですね。
この場合カメラは同一機種でですか?
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:08
j-garden-hirasato さん、こんにちは。^^
そうそう、地図は絶対に捨てられません、愛読書と同じ価値がありますよね。
山でもひところガーミンを使う人々が沢山いましたが、今はやはりスマホでしょうか。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:21
gettengさん、こんにちは。^^
いや、細かいものだったら何でも良かったんですよ、古い電話帳とか。
でも、ビジュアルが美しいもの、ということでOSの地図となりました♪
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:23
voyagers-xさん、こんにちは。^^
私は地図を読むのが大好きで、Google Mapが登場したときは大いに興奮しましたよ。(;・∀・)
SONYのフルフレーム機用のズームレンズは色々ありますが、ご指摘のFE 24-105mm F4G OSSは鉄板ですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:24
iwamoto師匠、こんにちは。^^
70-180mmで地図を撮る人はあんまりいないでしょうねえ。(;・∀・)
でも、OSの地図は芸術品だと思います、この品格、さすが大英帝国製です。^^v
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:30
yokonamiさん、こんにちは。^^
私も地図フェチですよ、意味もなく眺めては夢想にふけっております。
ご質問の件、OSのPDFがありますので、チェックしてみたらフットパスでしたね、歩くと気持ちが良さそうです。
https://www.ordnancesurvey.co.uk/mapzone/assets/doc/Explorer-25k-Legend-en.pdf
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:32
movin0 さん、こんにちは。^^
あはは、こういう実験系、大好きなんですよ、好奇心をもつとすぐ実験してみたくなるタチです。
SONYのEマウント、サードパーティーも面白いレンズをどんどん出してくれるので、とても助かります。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:34
photofloyd さん、こんにちは。^^
昔から実験写真、比較写真って好きなんですよ、うちの三脚はほとんどこの用途で使っています。(;・∀・)
英国の田舎のドライブ、最高ですよ、渋滞はないし、一般道でも80㎞/hぐらいで流れてます。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-27 20:35
北の旅人さん、こんにちは。^^
デジタル時代になって、こういうあほな実験が簡単にできるようになりましたね。
使用機材はいつもポストの一番下に書いてありますよ。^^
Commented by yokonami at 2020-06-28 00:03 x
フットパスですか。謎解きありがとうございます。
と言っても、初めて知る言葉でした。

誰でも The Right of Way 歩く権利がある道 だそうですね。
地図を見ると川沿いが多いようですが、カメラを携えて歩くと、いろんなものが見えそうで楽しそうです。

ありがとうございました。
Commented by aitoyuuki13 at 2020-06-28 09:35
大好きです、こういうテスト
自分の目で確かめるのが一番
ちまたのうわさとは違う結果もでることもあったりして
それもこれも自分のデータとして蓄積できますね(^_^)
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-28 13:34
yokonamiさん、こんにちは。^^
英国にはこの手のフットパスが沢山あって、休日になるとそこを歩く人々がたくさんいますね。
このOSの地図を携えて川岸のフットパスを歩く・・・武漢肺炎パンデミックが終息したらまた渡英したいです。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-06-28 13:36
愛と勇気さん、こんにちは。^^
あはは、こういう馬鹿馬鹿しいアイデアを思いつくと、即実行してしまいます。(;・∀・)
今後、新レンズを購入するたびにテストするかも・・・片ボケがあったら一発でわかりますからね。^^
by blackfacesheep2 | 2020-06-27 05:00 | Hardware | Comments(20)