三頭身の招き猫

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愛知県の瀬戸市と常滑市、どちらも招き猫の産地として有名です。現代ではどちらも似たような形状の招き猫を製造していますが、かつては明確に違いがあったようです。

いわゆる招き猫は、常滑市で作られる二頭身のタイプです。でも、かつて瀬戸市で作られていた招き猫は、三頭身のすらりとしたスタイルが主流だったそうです。

瀬戸型の招き猫の顔はリアリティを重視していたようで、ちょっと怖い顔つきの子もいますね。常滑型の招き猫は、かなりデフォルメされふくよかな猫さんが多いように感じます。

また瀬戸型の招き猫の首輪は、襞があってゴージャスに見え、装飾性も高いですね。手の挙げ方も、目より低い位置で控えめに挙げているように見えます。ちなみに、上にあげた招き猫は、どれも瀬戸型ですね。



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でも、瀬戸市にも常滑型の招き猫さんもおりますね。ご覧のように二頭身で、目が大きくコミカル、手は目よりも高く挙げ、首輪はシンプル、小判を持っているのが特徴です。常滑型の方が愛嬌があるせいか、昨今では瀬戸でも常滑型の招き猫の方が多くなってきているように感じます。

愛知県瀬戸市にて

SONY α7 III ILCE-7M3

SONY FE 85mm F1.8　

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