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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

堀川はイーストリバーの夢を見るか

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名古屋の中心部を南北に貫く堀川、かつてはあまり写真に撮りたくなるような運河ではありませんでした。
広小路の納谷橋あたりを歩くと、堀川ってひたすら汚くて臭かったような記憶があります。

でも今は、見違えるようにきれいになりました。
納屋橋あたりにはオシャレな飲食店もできて、昔の堀川を知るものとしては隔世の感があります。

その堀川沿いをスナップしてみました。
私が尊敬するフォトグラファー、Saul Leiter氏みたいに撮ってみたかったのですが、なかなかああいう風には撮れません。
彼が住んでいたNYCのイーストビレッジの東にあるイーストリバーと、この堀川ぐらいの大きな差があります。(-_-;)

去年、ソール・ライターさんの作風を研究し、『写真家ソール・ライターから学んだ7つのこと』と言うエントリを書きました。
ソール・ライターさんは、ストリートスナップの名手でしたが、他のストリートフォトグラファーとはまるで違うタイプの写真家でした。
この分野で一般的な広角レンズ&モノクロームフィルムではなく、彼は標準・望遠レンズ&リバーサルカラーフィルムを使いました。

さて、ソール・ライターさんについて、お知らせです。
本日、NHKのEテレ日曜美術館(AM09:00~)で、「写真家ソール・ライター いつもの毎日でみつけた宝物」が放映されます。


ぜひ彼のストリートフォトの素晴らしさをご覧になってください。
特別な場所じゃなくても、日常的な場所やモノの中にだって、美しいものがたくさんあることに気が付きます。
今朝の放映を見損なっても大丈夫、来週2/16(日)午後8時から再放送があります。

なおここ数日、暴力的で自己中心的なストリートフォトによる新製品プロモーションビデオが炎上しています。
身体を張った芸術なのかもしれませんが、人に恐怖感を与え、きわめて迷惑で無神経な撮影スタイルです。

こんなPVで新製品の魅力が高まるとでも思ったのでしょうか・・・カメラメーカーの見識を疑います。
メーカーのウェブサイトからはすでに削除されていますが、YouTubeで『FUJIFILM X100V 炎上』と検索すれば見られます。

ソール・ライターさんのストリートフォトグラフィーは、その対極にある写真ですね。
彼の写真は、被写体に対する優しさや敬意に溢れていると思います。

東京・渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムでは、「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」展 が開催中です。
これも見に行きたいんですよ、3月8日(日)までなんですが、新型肺炎の騒ぎで東京に出かけるのが億劫になってます。
4月になれば京都でも巡回展がやって来るとのことなので、京都で見ようかな、と思っています。



名古屋市中区 納屋橋にて
SONY α7 III ILCE-7M3
SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art
Adobe Lightroom



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Commented by j-garden-hirasato at 2020-02-09 06:37
復活した堀川ですか。
名古屋行の際には、
散策してみたいですね。
日曜美術館、
出かけてしまうので、見れません。
残念!
Commented by NullPointer09 at 2020-02-09 09:29 x
何によらず、形から入ったり誰かのスタイルを学んでみるのは、必ずしも悪いことではない
と思います。
とは言え、Saul Leiterさんの写真は彼の内面から生み出された必然であり、他人が表面的に
真似たところで、中身の無い亜流でしかないでしょう。
一旦は学ぶとしても、いかにして「離」に達するか、それが大切だと思います。
Bunkamuraの「永遠のソール・ライター展」は未見ですが、必ず行くつもりです。
新刊の「永遠のソール・ライター」は購入しました。

あのPVには唖然としました。あのような行為を擁護する声があることにも。
アートとか表現の自由と言えば、どんなことであっても人々はそれを受け入れるべきとする
思考には暴力が潜んでいます。
Commented by jyuujin at 2020-02-09 10:27
ぼけ味の加減が、上手いですね、あまりうるさくなく
あくまでのわき役的な存在で見事な表現ですね

1,2,3枚は秀作ですね・・・♪
大いに参考にさせていただきますね、小生の得意技TTPで(笑)
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 10:28
j-garden-hirasato さん、こんにちは。^^
納屋橋の橋のたもとには昭和初期の加藤商会ビルを使った美味しいタイ料理屋、サイアム・ガーデンがありますよ。
日曜美術館のソール・ライター、とっても良かったです。再放送を来週の日曜日の夜にやりますので、ぜひ♪
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 10:34
NullPointer09さん、こんにちは。^^
縦構図だとソール・ライターを意識する傾向があるので、最近はほぼ横構図、それも16:9でしか撮らなくなりました。(;・∀・)
あのPVを販促に使うことを考えた富士フイルム、そしてそれを擁護する人たち、何かが決定的にずれていると思います。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 10:37
北の旅人さん、こんにちは。^^
Sigma 135mm F1.8は1.2Kgを超える重厚長大なレンズですが、これじゃないと撮れない絵があるので常用しています。^^
得意技TTP・・・なんでしたっけね、最近記憶力の減退、著しいものがあります。(-_-;)
Commented by iwamoto at 2020-02-09 16:18 x
テレビで、彼の特集があること自体、隔世の感があります。
わたしの周りでも、彼のことを知る人は少なかったです。

こちらで羊師匠がその名を出したときに、ちょっと感動でしたよ。
懐かしかったというか、何だろうあの感じ。
永く会ってなかった古い友人に偶然出会ったような。

再放送の方を録画します。 ゆっくり見たいので。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 16:35
iwamoto師匠、こんにちは。^^
ソール・ライター、2017~2018年の大回顧展でブレークしましたね、私も驚きました。
今回の放送、知らなかったことも多いし、写真もたくさん見られて良かったです、ぜひ録画なさってくください。^^
Commented by jikomannte at 2020-02-09 19:11
切り取り方、暈しの入れ方、色、何れも秀逸ですね。
ソウル・ライターさん、私も写真集をゆっくり見てみたくなりました。
Commented by photofloyd at 2020-02-09 20:50
ストリートフォトは私は殆どやってませんが・・・このFUJIのPVからして、私とは全く別の世界だと興味がもてませんでした。
しかし、今やストリートフォトがこのブログでも非常に多く主流のように感じますが、これからのPhotoのあり方にも大いに問題提起でしたね。
Commented by jyuujin at 2020-02-09 21:22
小生の得意技、TTPはお上手な方の表現を
徹底的にパクるであります・・・よろしく。
Commented by 59kisaragi at 2020-02-09 21:24
6枚目がハッとするほど美しいですね。
なんと今日ソールライターの番組があったんですね~!
ザンネン今日は仕事でした^^;
でも再放送はお休みで写真展の撤収作業がありますが、絶対に観ますね。
ソールライター展、京都でも巡回展があるんですね。
東京展に最後の週に行こうかと計画していたのですが、なんだか新型ウイルス騒動でちょっと躊躇していたところでした。
決めました、京都展まで待つことにします^^
アクセスもいいですしね。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 22:24
純さん、こんにちは。^^
ソール・ライターの写真集はどれも良いですが、やはり"Early Color"が一番かな。
Amazonで手に入るので、ぜひどうぞ♪
Commented by windmark-sakura at 2020-02-09 22:24
いまソール・ライター展やってますね。
新日曜美術館でも今日特集されていましたし。

名古屋とかでもやってほしいですが巡回展は京都ですか・・・。
ちょっと遠いな~(^_^;)

そういえばフジの新製品のプロモが大炎上してましたね。
あの撮り方は自分には到底できないし、
あんなことをやったらトラブル続きで写真なんか撮影できませんよ(^_^;)

法的にはグレーゾーンなのでそこの隙間をつく撮影手法と言えますね。
山内道雄さんや若いころの森山大道さんもこの手の撮影はやっていたので
スタイルとしてはありですが、自分はお勧めしません。
やる方はトラブルになっても自己責任で、という感じだと思います。

新型肺炎が今後春にかけて広がる可能性が高いので
今後の成り行き次第で不要な外出はできなくなるかも・・・。
今年は年初から大変な年になりましたね。
これでは街中などの人の多い場所の撮影に出かけることも難しくなりそうです。
ソール・ライター展も京都巡回展も新型肺炎の動向次第で難しくなるかも・・・。
関西圏と関東圏は感染者が出てもおかしくない状況ですし展覧会見たいけど、自分のような喘息持ちは行くのが怖いです(^_^;)
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 22:25
photofloyd さん、こんにちは。^^
ネイチャー系の写真は、そういう被写体が近くにある人が有利だと思います。
でも、ストリートフォトは都会に近いエリアに棲んでいないと難しいジャンルかもしれませんね。
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 22:26
北の旅人さん、こんにちは。^^
だはは~、”TetteiTekiniPakuru”・・・
納得です♪
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 22:29
Angelさん、こんにちは。^^
ニチビは時々写真家特集をやるんですよ、こないだも奈良原一高を特集しており、見ごたえがありました。
ソール・ライター展、私も上京するつもりでいたら新型肺炎騒ぎがあって様子見してましたよ、たぶん4月になって京都かな、ちょっとは近いし♪
Commented by blackfacesheep2 at 2020-02-09 22:34
windmark-sakuraさん、こんにちは。^^
ソール・ライター展、巡回でやるのであれば、東海圏でもやってほしいですよね、トヨビが理想的ですが無理かな。(;・∀・)
富士のPV、写真家をX-Photographerから外してしまいましたね、蜥蜴の尻尾切みたいで、すごく不愉快です・・・悪いのは富士なのに。(-_-;)
Commented by taekamede at 2020-02-10 16:47
素敵な宝物が入っていそうな青い小瓶の中身を目を細めて覗きこむような感覚でお写真を拝見しました(^^)
やっぱり入ってた(*⁰▿⁰*)キラキラ
by blackfacesheep2 | 2020-02-09 05:00 | Snap | Comments(19)