久しぶりのサプライズ・キャロット・ケーキ

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ベアさんの視線の先にあるものは・・・おろしたニンジンですね。その右横にあるのはピーカン・ナッツ、上にあるのはクリームチーズ、シナモンパウダーも見えます。これは、私の日本語の生徒だったLizちゃんが教えてくれた、『サプライズ・キャロット・ケーキ』の材料なんです。^^


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Lizちゃんは米国ミシガン州出身のフランス系アメリカ人で、このケーキは彼女の実家に伝わる伝統のレシピだそうです。このエントリの一番最後に、『サプライズ・キャロット・ケーキの作り方』として邦訳しておきました。


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シリコンラバーのケーキ型に入れてオーブンで焼くこと30分・・・出来上がりました♪

タイトルの「久しぶりの」と書いた理由なんですが、実はこのケーキ、新調したオーブンで焼いたものなのです。相方が独身時代に買ったリンナイのコンベクション・ガスオーブン、GWの頃に電源が入らなくなりました。
なんでも治せるスーパーエンジニアの友人、Rさんに来てもらい、修理してもらいました。はっきりとした原因は不明ながらも、スイッチの接点を掃除してみたら復活しました・・・Rさん、ありがとうございました♪
でもしばらくしたらまた不調になってしまいました・・・1988年製造ですから、耐用年数を超えていたのかも。しょうがないので、コンベクションオーブンを新調することにしました。
7月中旬の"Amazon Prime Day"に、シャープ製のオーブンが3,000円OFFの23,800円になっていたので、速攻ポチリました♪最新式のオーブンレンジ、多機能で便利ですね。^^
オーブンが使えるようになったので、久しぶりに相方がサプライズ・キャロット・ケーキを焼いてくれた、と言うわけです。^^


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耐用年数と言えば、昔のアメリカ製の家電製品は驚異的に長持ちするものがあります。上のジェネラル・エレクトリック製のハンドミキサー、元々は私の母の愛用品でしたが、今は相方が相続し使っています。
調べてみたら、General Electric Mixer D1M24と言うタイプで、1970年代の製品です。40年以上も前の製品なのにいまだに現役、さすがGE製です。今回のサプライズ・キャロット・ケーキ作りでも大活躍してくれました。
60~70年代のアメ車も、いまだに現役で走っているのをよく見かけます。古き良き時代のアメリカの工業製品、効率はともかく耐久性は素晴らしく、工業製品として侮るべからざる存在です。



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このサプライズ・キャロット・ケーキ、とっても美味しいケーキです。さらに、栄養価もとても高いですね。
すりおろしたニンジンがたっぷり入っているので、ベータカロチンも食物繊維もしっかり摂れます。
欧米では、ニンジンを絞ってジュースを作ったあとの絞カスを使って、このケーキを作る方も多いようです。"Carrot Pulp Cake"でググるといっぱい出てきますが、甘いアイシングをかけるレシピが多いですね。^^

愛知県みよし市三好ヶ丘にて

SONY α6500

Sony Zeiss Sonnar T* FE 55mm f1.8 ZA

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サプライズ・キャロット・ケーキの作り方

注意：アメリカの1カップは200㏄ではなく250㏄です。

下記の分量は全てアメリカのカップでの分量なので、ご注意ください。

うちの相方はアメリカサイズのメジャリングカップをLizからもらったので、それを愛用しています。

ケーキ：

●卵：　1.5個

●砂糖：　3/4カップと1/8カップ　（アメリカの1カップは250ccなので、190㏄と31ccですね。）

●ニンジン：　1.5カップ(おろしておく)

●植物油： 1/2カップ

●中力粉：　1カップ

●重曹：　小さじ1

●シナモン：　小さじ1

●塩：　小さじ1/2

●ピーカンナッツもしくはクルミ：　1/2カップ（刻んでおく）

フィリング：

●クリームチーズ：　1/2パッケージ（4オンス≒120cc)

●砂糖：　1/8カップ

●卵：　0.5個

作り方：

●ミキシングボウルに卵と砂糖を入れ、ニンジンとオイルを加えてよく混ざるまでかき混ぜる。

●小麦粉、重曹、シナモン、塩を混ぜ合わせてから、上のニンジンミックスに加え、よく混ぜる。

●ナッツを入れて、さっくりかき混ぜる。

●油脂を塗ったローフサイズのケーキ型の底に、ケーキ生地の1/2を注ぎ入れる。

●フィリングの製作：ミキシングボウルに、クリームチーズと砂糖を入れ、卵を加えてよく混ぜる。

●上記のフィリングを、ケーキ生地の上に、スプーンを使ってかける。

●残りのケーキ生地をその上に乗せる。

●160℃で30分、もしくは中心部に差した爪楊枝に何も付かないようになるまで焼く。

●ワイヤーラックに移動する前、10分程度間冷却すること。

●冷蔵庫にて保存。