測候所の竹林にて
2019年 03月 21日
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いやあ、3枚目は大好物、4枚目は化石orア-ト?4枚目の化石も貴重な存在に見えます。
素晴らしいところがあるんですね。
それをさらに素晴らしく撮る方がおらっしゃる!
基本的に予約制ですし、ある種の美術館だと思うと、結構お高い(笑)
でも、行くべきでしょうね。
杉本さん、もう写真家だけではなくて、現代美術家であり、プロデューサーですね。
化石窟は、カール・セーガンの「地球カレンダー」の美術版みたいなものでしょう、解釈は色々あるでしょうが。
太古の地球からの生物の歴史を、追っていくのですから。
とコメントして、気がついたのですが、杉本さんって「時間」をテーマにしますよね。
写真も測候所も。
「2」の単純さが好きです。前ボケも効果満点。「5」もムードがあって好きです。
逆光で撮ると、竹の表面の平滑さが、エッジを主張するんですね。
考えたこともありませんでした。
毛羽立っていてもエッジが出ますが、クールで良いですね。
作品というものではないけれど、作品として受け止められる環境のようです。
軽薄なエセ作品が多い世の中ですので。、よけいに。
そうなんですよ、江之浦測候所はお手軽にはいけない場所ですよね、だから今回のプランに乗ることにしました。
杉本博司さん、確かに時間をテーマにした作家ですよね、普通の写真家ではなく、哲学者に近いところがあります。
SONYのカメラの発色、RAWからあまりいじらずに現像してますが、良い色味が出るように感じます。^^
PentaxやOlympusやFUJIのような個性はないですが、癖がない分、ポストプロセスはやりやすいですね。
相当な杉本博司ファンじゃないと行かないかもしれませんが、面白い場所でしたね。
岐阜県に荒川修作さんの『養老天命反転地』と言うのもありますが、これも面白いですよ。
なるほど~、竹林は逆光で撮ると、竹の表面の平滑さが、エッジを主張する・・・言われてみるとそうですね。
この竹林や付近のミカン畑も、よく見るとちゃんと整備されていて、野放しではなく、アートの一部としての気合を感じましたよ。