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Soul Eyes

黒顔羊のデジタルフォトギャラリー#2です。光蜥蜴(ヒカリトカゲ=光と影)や錆びたもの・滅びゆくものが大好きです。 自分の魂の目に感光したものは何でも撮ります。


by Black Face Sheep

A Sunny Autumn Pasture Where A Little Train Greets You

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豊田市の北部にある鞍ヶ池公園には、牧場があります。
この牧場は丘の上にあるのでとても眺めがよく、特に秋晴れの日にはインフラ映えのする場所です。
ようやく涼しくなってきた丘の上の放牧地には、お馬さんたちがのんびりと草を食んでいました。

ところで、この牧場の入り口には古い列車が静態保存されています。
かつて名鉄豊田線の試験に使われた車両だそうですが、適度に赤錆も浮きクラシックな佇まいが素敵です。
名鉄電車ですから真っ赤なんですが、赤外線で撮ると真っ白になるのが、なんとも不思議です。

今日は、この古い名鉄電車にちなんで、ブラジルの作曲家ビラ・ロボスが作曲した「カイピラの小さな列車」を貼っておきます。
演奏は、Niels-Henning Ørsted PedersenとSam Jonesのダブルベースのデュオでどうぞ。
左チャンネルがペデルセン、右チャンネルがサム・ジョーンズです。











Niels-Henning Ørsted Pedersen, Sam Jones - bass

Philip Catherine - guitar

Billy Higgins - drums

Albert Heath - percussion




この"Little Train"は、1976年にリリースされたアルバム”Double Bass"の最終曲でした。
ベーシストが二人なので、ダブルベース・・・ウィットに富んだタイトルでした。

最初に聴いた時は、ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセンの超絶技巧に腰を抜かしました。
まるでギターのようにダブルベースを弾きまくりますからね。

でも、一つ一つの音を丁寧に奏でるサム・ジョーンズの渋い歌心も大好きです♪
重くて黒いビート、哀愁漂うシンプルなメロディライン、サム・ジョーンズはベーシストらしいベーシストです。

この二人、どちらも今はもう故人となってしまいました・・・
饒舌なベーシストと寡黙なベーシストの類まれなるアルバム、”Double Bass"で楽しむしかないですね。






愛知県豊田市 鞍ヶ池公園にて
LUMIX DMC-TZ3 (IR) (IR Modified)

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Commented by j-garden-hirasato at 2018-09-29 06:17
赤外線写真の不思議な世界にも、
ずいぶん慣れてきました。
ますます魅力的に感じてきています。
真っ赤が真っ白ですか。
緑が白になるのは分ってきましたが、
他の色がどうなるのか、
今だ理解できていません。
いろいろ撮って、
確認したいと思います。
Commented by London Caller at 2018-09-29 06:32 x
真っ黒の世界、あまりSunny Autumnは感じません。^^;
Rainy Winterみたいな世界ですね。^^
白い木から寒さを感じます。
Commented by NullPointer09 at 2018-09-29 08:34 x
赤外線写真は一風変わった表現というだけでなく、色の世界への疑問を感じさせてくれる
という点でも面白いですね。
日本語を話せる外国の方から『交通信号の"進め"は緑なのに日本人はなぜ青と言うの?』
とか『青々とした緑って言い方も変だよね?』と笑われることがあります。
そんなとき『いやいや英語だって中世までは青と緑が分化していなくて云々』と反論し、
日頃当たり前に思っている色の世界が、生物学的・文化的・歴史的な側面から考察すると
実に奥深いんだよ、と例をあげて説明すると納得してくれます。
Commented by getteng at 2018-09-29 08:52
blackfacesheep2さん
赤外線写真って面白いですね。
でも、誰でも出来そうな手法ではなさそうです。
台風24号が貴地に向かっておりますので、ご用心ください。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 09:41
j-garden-hirasatoさん、こんにちは。^^
赤外線写真は日常的なものが非日常的に写るのがとても不思議で面白いですね。
真っ赤が真っ白になるのは驚きますね、「止まれ」の交通標識を撮ると、白い字と背景の赤が同一化して読めなくなります。(;・∀・)
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 09:43
London Caller さん、こんにちは。^^
あはは、実際にはSunny Autumnだったのに、Infraredで撮ると、Rainy Winterになっちゃいますねえ。^^
先日、かつての教え子が英国旅行から帰ってきましたが、英国はもうかなり寒くなっているようですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 09:48
NullPointer09 さん、こんにちは。^^
赤外線写真はいまだにデジタル加工ではパチモンが作りにくい写真で、独特の表現が面白いです。
あはは、「明るい」の「あか」は「赤」由来とか聞きますし、「黄色」とか「茶色」とか、「~色」ってのは、最近になってできた色だそうですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 09:49
gettengさん、こんにちは。^^
赤外線写真、赤外線が写るように加工されたカメラを使えば簡単に撮影できます。
でも、撮ったあとにいろいろ加工しないと印象的な写真にならないので、画像処理アプリは必需品ですね。
Commented by iwamoto at 2018-09-29 10:15 x
赤い電車、そうですね、それはそうなのでしょうが、やっぱり驚いてしまいます。
普通のカラー画像と並べて頂いても、面白そうですね。
現場にいた人には当然名のでしょうが、実感が無くて。

ベースが2本と、いわゆる名称のダブルベースを掛けているのですね。
マイルストーンみたいな。

で、いわゆる「ダブルベース」という名称の謂れがよく分かりません。
諸説あるんですよね。 チェロの1オクターブ下ってことでしょうが。
二重低音?
Commented by hoshigaoka at 2018-09-29 10:24 x
こんにちは!

赤外線写真面白いですね!
昼なのか夜なのか、時間が止まったように見えます♪
撮られたのはお昼なんでしょうけども
銀河鉄道のように今にも夜空に走り出しそうな雰囲気です!
ノスタルジック系の表現に向いたカメラなのかもですね~。

鞍ヶ池公園の牧場はフォトジェニックな場所なんですね。
ロッジ風の建物のせいか外国の風景写真のようです^^)
Commented by Penta at 2018-09-29 11:36 x
電車がないと、「大草原の小さな家」とか「ララミー牧場」の雰囲気がありますね。

5枚目の行き先板のところ、右の方を見ている人が写っているように見えたんですが、足もあるように見えるし幽霊ではないですよね。

追記:後でよく見たら、信号の影ですね。
Commented by taekamede at 2018-09-29 12:44
雲一つない秋晴れの日だったんですね~(#^.^#)
草や葉一枚一枚が繊細なタッチのエッチングで書かれた絵の様で素敵です。乾いた風を感じました♪
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 15:00
iwamotoさん、こんにちは。^^
この場所を知っている人が見たら、真っ赤な列車が真っ白ですから、真っ青になると思います。(;・∀・)
「ダブルベース」のダブルは、おっしゃるようにチェロの1オクターブ下って意味らしいですね、コントラバスが正式でしょうか。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 15:03
hoshigaokaさん、こんにちは。^^
そうそう、赤外線写真は時間の概念がおかしくなりそうな不思議さに満ちてますよね。
鞍ヶ池公園、スイスの山の中みたいな雰囲気です・・・丘陵地帯ですから一日歩き回っていると、良い運動になりますよ。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 15:05
Pentaさん、こんにちは。^^
アンセル・アダムズが撮影した西部の写真も、かなり空が暗くてコントラストが大きいですよね。^^
5枚目の行き先表示が心霊写真に見える・・・ふ~ん、Pentaさんって感受性が豊かななんだなあ♪
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-29 15:08
たえかちゃん、こんにちは。^^
はい、いわゆる「どピーカン」って奴です、紫外線バリバリで日焼けしまくる光線状態でしたね。
そうそう、赤外線写真ってエッチングやメゾチントなど、長谷川潔さんの銅版画の印象に近いです。
Commented by small-talk at 2018-09-29 18:24
空の黒さが、良いですね。
名鉄の赤い電車が、白くなっちゃうのですね。
共通認識のあるモノの色だと、驚きが増しますね。
Commented by jikomannte at 2018-09-29 18:25
鞍ヶ池公園は訪ねたことがありませんでしたが、良いところですね。
愛牧に電車があったのかなと、最初思いました。(笑)
全部素敵な風景で、赤外描写が合いますね。
Commented by rollingwest at 2018-09-29 21:39
こういう写真を撮ってみたいものです。相当の腕前ですね。モノクロって何か想像力が膨らみますよね。お彼岸3連休は比較的天気がよくて落ち着いた秋でしたが、今週は雨模様が多く肌寒くなりましたね~。この日曜日は一体どうなっちゃうのでしょう!台風が日本を縦断、大きな被害がないことを祈るばかりです。
Commented by noblivion at 2018-09-29 21:44
small-talkさん、こんにちは。^^
赤外線写真、どピーカンの空を順光で撮ると、真っ暗ですね、昔の擬似夜景映画を思い出します。
赤いものが白くなる・・・名鉄電車ぐらいなら良いですが、「止まれ」の交通標識が読めないのは何とも。(;・∀・)
Commented by noblivion at 2018-09-29 21:45
純さん、こんにちは。^^
鞍ヶ池公園、実は穴場なんですよ、こちらにいる間にご訪問されるとよかったですねえ。^^
樹木が多いので、お天気が良い時に赤外線写真を撮ると、雪が降ったような不思議な風景が現れます。
Commented by noblivion at 2018-09-29 21:47
rollingwestさん、こんにちは。^^
赤外線写真は普通のカメラでは撮れない世界ですね、赤外線フィルムもしくはデジタルなら改造カメラが必要です。^^
今年は台風の当たり年ですね、次から次へとアブナイ台風ばかり・・・ほんとに恐ろしいです。
Commented by gaku0107boo at 2018-09-29 22:45
こんばんわ!
嗚呼懐かしの名鉄800系、電車通学の高校時代を思い出します。(しみじみ)
そういえばワタクシ、最近IRイクシを使ってなかったなぁ、週末の晴天率の問題・・・でもないかぁ。(汗)
Commented by blackfacesheep2 at 2018-09-30 07:47
岳の父ちゃん、こんにちは。^^
この名鉄800系、元は瀬戸線を走っていたのですか・・・じゃあ、昔は赤じゃなくて緑だったのかな?
そうそう、IR写真はお天気が良くないと、気分が載らないんですよね。(-_-;)
by blackfacesheep2 | 2018-09-29 05:00 | Infra Red | Comments(24)