和洋折衷な市役所
2017年 09月 07日
この印象的な建物は名古屋市役所です。
1933年に竣工ですから、今年で84歳のご長寿ビルですが、いまだに現役の市役所です。
これは政令指定都市の中では、1927年竣工の京都市役所に次いで2番目に歴史の長いものなんだそうです。
この本庁舎は、昭和天皇即位の記念事業として建設されたもので、近代的なビルに和風の瓦屋根を載せた「日本趣味を基調とした近世式」の意匠が特徴的です。
帝冠様式とも呼ばれるようですね。
奥に見えるのが名古屋市役所、手前に見えるのが愛知県庁です。
この愛知県庁も帝冠様式のビルで、近代ビルの上にお城の天守閣を乗せたような面妖な意匠が目を惹きます。
帝冠様式のビルは各地に残っていますが、それが二つも見える名古屋のお役所街、なかなか不思議な景観が味わえる場所ですね。
名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 名古屋市役所にて
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少し短絡的な発想とも思えますが…
内装でも、急にお城の部屋が出てきたりするんでしょうか。
気持ちよく晴れ渡っっていますね。
マレーシアではこんなに大きくて和洋折衷なビルは見たことがありません。
規模もう少し小さいイギリス風のビルならあります。
でも現代の新しい政府のビルほとんどイスラム風です。
ほかの建築様式もっとつくったら、すばらしいと思いますが。
いつ見ても素晴らしい景観です。
たいへんでしょうが、いつまでも大事に維持管理してほしいものです。
当地は被爆で戦前からの文化財的な建物がほとんど消えてしまいましたので、余計に感じます。
一番上のボケいいなと思います
この建物を見て、名古屋らしい、と言う人もいるでしょうね。
わたしたちは、なぜそのように感じるのか、根拠はよくわかりません。
名古屋人気質って、江戸時代に出来たものでしょうか。
和洋が折衷したものって、実に独特で面白いですよね。
日本の城郭建築って、西洋的な建築と合わせようとすると、こうなっちゃうんですね。^^;
内装はごく普通の近代建築なんですよね、畳の大広間がかったりするわけじゃありません。^^;;;
近代建築がお好きな方なら、愛知県庁も名古屋市役所も楽しんでいただけると思います。^^
あはは、どちらも中でお仕事をされているかたがうらやましいです・・・快適性ではどうなのかな、って思いますけど。
マレーシアは中国風の建物、英国風の建物、イスラムの建物、それぞれ独立して建ってますよね。^^
でも、それらを混ぜ合わせてしまうというのは、あまりないんでしょうねえ、独自性を保ったものばかりですよね。
名古屋城やこの官公庁街も空襲にあっているんですが、県庁と名古屋市役所は戦災を免れたんですよね。
名古屋城は残念ながら空襲で燃えてしまい、今立っているのは戦後に再建されたものです。
あはは、昭和初期には、こういう帝冠様式がはやったようです・・・神奈川県庁もコレですよね。^^;
そうそう、日本家屋の瓦って、相当に重いようですね・・・伯母上のおうち、心配ですね。^^;
そうそう、とっても不思議な眺めですよねえ、時代劇のような現代劇のような。^^;
特に市役所の方は、おっしゃるように中華風にも見えるのですよね、国籍不明風の建物になってます。
なるほど、「名古屋らしい・・・」ですか、東京とも関西とも違う感覚だからでしょうかね。^^
名古屋人気質って、我が道を行くところがあります、あまりほかの地域を気にしないところがありますよ。
もろもろ了解です♪