夏雲の下の哀愁
2017年 07月 27日





以前から気になっていた廃店舗を撮影に行ってきました。
ここは以前、店舗兼住宅だったようで、そのうちの一軒は電気屋さんだったようですね。
大型家電専門店ができて以来、小さな電気屋さんはどんどん廃業せざるを得なくなりました。
生鮮食料品と違って、どこで買っても同じ品質・・・なら、お客さんは安いところに流れてしまうのは世の流れです。
電気屋さんの隣は飲食店だったのでしょうか、今はシャッターが閉まり、オーニングのパイプも真っ赤に錆びていました。
また、鉄階段の上の住宅も、もはや誰も住んでいないようでした。
ときどきトラックが通過する、田舎の国道沿いの田園地帯・・・
蝉しぐれが響く梅雨明けした青空の午後、そこには真っ赤に錆びた哀愁が静かに朽ちて逝っておりました。
愛知県豊田市にて
Nikon D610
Ai Nikkor 35mm f/1.4S
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こういう錆物件は、
一層哀愁を誘いますね。
アブラゼミのウルサイ鳴き声が
聞こえてきそうです。
今はPanasonicになっちゃいました・・・私もNationalのほうが懐かしいです。
National KidなんてSF活劇ドラマがあって、人気でしたねえ♪
まるで、錆は人の気配が感じられるようです。
それが無くなったら、一気に勢力を伸ばして来るような。
ある意味で、人ってこの世で嫌われてるというか恐れられているのかもしれません。
フクシマでも、植物や動物が無人の家を占領しているそうです。
この方が性に合ってるのでしょうか^^
それにしても、この階段、赤錆の年季が入ってるようですね!
あ、パナソニックって、前のナショナルですか?!
つい最近洗濯機を買い替えまして、今パナソニックの
ドラム式洗濯機を使っています。音が微かで重宝してますよ。
あはは、錆写真は常日頃から撮っていますので、在庫が豊富なんですよ♪
そうそう、パナソニックは海外用、ナショナルは国内用のブランド名だったようですが、今はみんなパナになったようです。^^
昔はどの町にもナショナルの電気屋さんがありましたね!
電池を買うにも、カセットテープを買うにも町の電気屋さんでした。
子供の頃、まだパソコンが世に出たてで
親にねだって電気屋さんで買ってもらったことがあります。
ボロボロのシャッターが時間の流れを感じさせますね。
お世話になった思い出の電気屋さんも
今はどうなってるのか気になります。。
何だかこういう光景を見ると、いつかこんな場所が日本中に存在しそうです。
過疎が進む我が町も、シャッターが閉まった場所も多いです。
ん~~!寂しい!!
そうそう、ナショナルは身近でした・・・「あっかる~いナッショナ~ル♪」と言うCMソング、耳に残ってます。
町の電気屋さん、田舎にはまだ残っている感じですが、都市部では、本当に少なくなりましたね。
最後にお客さんが来たのは何年前なんだろう・・・そんなことを考えてしまいましたよ。
バイパス沿いには大きな家電量販店ができていますが、昔の駅前からはどんどん撤退している感じですね。