マイクロフォーサーズは「ばけぺん」の夢を見るか?
2017年 07月 04日
例によって、豊田市の白浜公園の能天気な動物たちです。
この動物さんたち、子供たちが乗って遊ぶ遊具です・・・と言うと、およそのサイズがお分かりになると思います。
今回は「ボケパノ」こと、ボケ・パノラマの手法で撮ってみました。
ボケパノは、ボケ写真を撮影した後、それらをパノラマ的に並べてソフトウェアで合成する撮影方法です。
フォーマットは、「ボケパノ」の定番として使っている「ロクナナ」のフォーマットです。
この「ロクナナ」とは、中判ブローニーフィルムの56㎜ x 69mmのフォーマットで、私の愛機「ばけぺん」のフォーマットですね。
そして、今回の「ボケパノ」を撮ったのは、コンデジ並みに小っちゃなレンズ交換式カメラ、Lumix GM5です。
センサーサイズは17.3×13mmしかありませんが、数打てばフルサイズどころか「ばけぺん」にさえ、なれるかもしれない・・・
そう信じてチャレンジしてみたんであります♪
はい、こちらが「ばけぺん」ことPentax 67と、Lumix GM5の記念写真です。
それぞれ標準画角のレンズ付きですが、大きさがまるで親子ぐらいに違いますねえ。^^;
ちなみに撮影のお供は、相方お手製のテディベアたち・・・今回は特大・大・中・小・特小と並べてみました♪
で・・・ちっちゃなGM5で撮ったボケパノ写真は、本当にでっかい「ばけぺん」で撮った写真と同じボケなのか。
あははは、早速、検証実験をやってみましたよ。
こちらは、GM5にAi Nikkor 55mm/F1.2と言うフルフレーム機用の大口径レンズを装着し、12枚ほどで合成した写真です。
で、こちらは昨年の残暑の頃に「ばけぺん」で撮った写真です。
一年近く経ってますが、そんなに変化がない場所ですね。
いかがでしょうか・・・上のGM5による「ボケパノ写真」とほぼ似た印象です。
ばけぺんの105mm/F2.4とAi Nikkor 55mm/F1.2は、ほぼ有効径が同じ、かたや撮像サイズを考えると、ロクナナと35㎜フルフレームは2:1、35㎜フルフレームとマイクロフォーサーズも2:1、なので10枚前後ぐらいスティッチしてやれば、こうなるかな、と思った次第です。
うむ~、マイクロフォーサーズでも「ばけぺん」の夢は見られるのですねえ♪
これから暑くなると、凶悪に重い「ばけぺん」は持ち歩きたくないですが、GM5にAi Nikkor 55mm/F1.2だったら、とっても楽ちんです。
真夏のボケ写真は、「ボケパノ」で決まりかも。
105mm/F2.4付のばけぺんは2417gありますが、GM5(211g)に55mm/F1.2(410g) を付けても621gと、1/4の重さですもんね。^^v
ちなみに、本日の私のフィルム写真ブログでは、この白浜公園の樹木が真っ白に輝いている赤外線フィルム写真をコラボしております♪
愛知県豊田市白浜町 白浜公園にて
LUMIX DMC-GM5
Ai Nikkor 85mm/F1.4S (1~3枚目)
Ai Nikkor 55mm/F1.2 (4、6枚目)
MS-ICE 2.0にて合成
Lumix GX8 & Lumix 42.5mm/F1.7 (5枚目)
The "Bakepen" Pentax 67 (7枚目)
SMC Takumar 6x7 105mm/F2.4
ADOX CMS20 II (EI 20)
ADOX ADOTEC II (10 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 6.0 CC
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ライオンにヒョウに象がいるではありませんか。
アフリカに行かれたのかと思いました。(笑)
2枚の写真同じように撮れてますね。
blackfacesheep2さんが仰るとおりです。
しかしPENTAX67は重いですね。
PENTAXの大版?中版?は重たいでしょうね。
PENTAXデジ中版、FUJIorハッセルブラッド中版(いずれもデジ)だったら軽く持ち運べそうですが・・・。
そこは、フィルムとデジへの意識の差かな>゜))))彡
PentaxとLumixどちらのほうがいいですか?
実はOlympus PENを買いたいです〜^^
>ひょっとして前の大戦の際に、ドイツ軍の空襲でも受けたのかな?
あのう、先日のテイナムの記事まだ覚えていますか?
1952年ザ・ スウェール海が氾濫しました、水は3マイルまで進みました。残念ながら、教会にも浸水しました。
だから、土手道を作りました。
この公園、なかなか面白い造形物がいっぱいあるんですよ、他にもシマウマやパンダもいますよ。^^;
PENTAX67、良いカメラなんですが・・・重いです・・・今年は何回、持ち出すかなあ。^^;
最近はデジタルイフェクトでジオラマ感を出すことも簡単になりましたが、光学的なボケとは違いますね。
これもデジタル処理を使ってはいますが、ボケそのものは、天然100%ですからね~♪
Pentax 67は重いですが、Mamiya RB67はもっと重かったです・・・スタジオカメラですから当たり前ですけどね。^^;
デジタル中判、最近はいくつか出て来てますが、素人が手を出せるお値段じゃないですわ。^^;;;
LumixとOlympus Pen、どちらもマイクロフォーサーズ規格の良いカメラですよ、レンズも共用できます♪
おお、あの教会はザ・ スウェール海が氾濫して被害を受けたんですか・・・納得しました(^^♪
ここでもポテポテのライオンやヒョウや象が迎えてくれたので、
あんりゃと愉快になりましたよ。
ボケパノの動物達、いい感じに撮れてますね。
蛇口、黒顔羊さんの為にサルデーニャでも撮りましたよ^^
バケペンは一度決心してお店で手にしましたが・・・
あまりの重さにビックリ・・・アッサリ諦めました!
マイクロフォーサーズとブローニーサイズの関係・・・・
イマイチ理解が十分ではありませんが面白そうです・・!
公園の動物たち・・・意外にリアルなものですね・・・??
写真が可愛く面白いです。マイクロフォーサーズの話をもっと聞きたいです。よろしくお願いします。
先日のボケパノトラクター写真を拝見したときに
m4/3で撮った場合はどうなるのかなぁと思ってました^^)
なるほど、合成ソフトを使えば立体感ある写真が撮れるのですね!
大口径レンズや合成ソフトなどクリアする条件があるのかもしれないですが
将来的にこの機能がカメラ内だけで処理できるようになるといいですね~^^)
ボケのない写真だったら、スマホでも結構綺麗に写るご時世ですからね。^^;
やはり浮遊感や仮想現実感、こういったものを大切にして写真を撮りたくなるんですよ♪
へえ、ポテポテした可愛いワンコですか・・・今回はあっぷしてませんが、ユーモラスなパンダやニワトリもいるんですよ。
お、お蛇口さま、撮っていただけましたか、星の歌さんもジャグチストなんですねえ♪
ばけぺんは体力がないと使えないカメラですね~、スナイパーライフルのようなマッチョなカメラです♪
マイクロフォーサーズのカメラでも、ばけぺん並みのボケ写真が撮れる・・・面白かったですよぉ。^^
おお、Lumixのカメラをお使いですか、同じマイクロフォーサーズでも、オリンパスより男子系のカメラですね。^^;
マイクロフォーサーズは写真のクォリティと重量と大きさのバランスが最適解の規格じゃないでしょうか。
機動性を活かした写真が撮りやすいですよね。
また遊びに来てくださいね~♪
あはは、トラクターもm4/3で撮ってますよ、そのうちご紹介しますが、なかなか見事な浮遊感です♪
この手のアプリ、カメラのCPUの演算速度が向上したら、本体に内蔵されるかもしれませんね。^^
大判の夢も、夢ではないかも?!^^;
この遊び、実に楽しいですね。
私などは、絶対に中判デジタルには手が出せない・・・と思っておりましたが、この手法のお陰で実に身近になりました。
Phase Oneなどいらないですねv^^
あはは、スティッチの手間を厭わなければ、いくらでも大きな判型に撮れますからねえ、ボケパノは面白いです。^^
ボケパノをやり始めるまでには時間がかかりましたが、一回経験してしまうと、もはや信者ですねえ。^^;;;