爽緑の廃隧道
2017年 05月 13日
GWの最終日5月7日の日曜日に、相方と友人のみやびん夫妻と一緒に「愛岐トンネル群」を訪問してきました。
このトンネル群、1号から14号まであり、かつては国鉄中央(西)線が通っていたトンネルでした。
1900(明治33)年、国鉄中央(西)線は名古屋~多治見間が開通し、その際に作られたのがこれらのトンネルです。
しかしこの路線は単線だったために、戦後の高速・大量輸送時代に対応できなくなりました。
複線電化と長大トンネルによる新線が建設されて、高蔵寺~ 多治見間の軌道敷と13基のトンネル群は1966(昭和41)年に廃線・廃トンネルとなりました。
レールも枕木も撤去され、いつしか廃線路は茂った藪の中に埋もれ、 人々の記憶から忘れ去られてしまったそうです。
しかし40年後に、このトンネル群は再発見されることになりました。
2007(平成19)年、市民有志により調査が開始され、2009年8月にはNPO愛岐トンネル群保存再生 委員会が設立され、活動が本格化しました。
トンネル群の価値はすぐに多方面で認められ、経済産業省「近代化産業遺産」にも認定され、2014年にはナショナルトラストにより敷地を取得し、そして 2016年には登録有形文化財に3施設が認定されたそうです。
一般公開は春と秋の年に2回だけです。
今回は爽緑の中の散策でしたが、秋には真っ赤に色づいた紅葉の中を歩いてみたいと思っております。
お付き合いいただいたみやびん君ご夫妻、楽しい一日をどうもありがとうございました♪
愛知県春日井市玉野町 愛岐トンネル群にて
LUMIX DMC-GX8
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
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夜空の星みたいです。
日本の「ふるさと」の広島を思い出しました!
もみじまんじゅう!!^^
お好み焼きもカキも。
広島でホームステイしたことありますよ〜
しかし、同じものを撮ってもこうも違うものかと。機材、テク以外の、別物の違いを強く感じるなあ。^ ^;
2枚目、5枚目がええねえ〜。^ ^
そうそう、フォトグラファーによって興味の対象や撮影スタイルが違うのって、おもしろいよね。
俺はみやびんのとり方がとても勉強になるんだよ、また秋にも行こうな。(^^)/
目に染む緑と錆びものを撮らせたら右に出る方がいない黒顔さんの
本領発揮と云ったところでしょうか^^
どのカットも画角といい露出の開け方といい拝見していて時間が
過ぎるのを忘れてます(笑)。
これ、続きってあるのでしょうか? 是非拝見したいもの!
新緑に包まれる、廃線トンネル・・・錆銀ならずとも感動を覚えるシーンでございます。
8枚目は、パパラッチ合戦でしょうか?^^;
なるほど、一度は忘れられていたのに、復活されたのですか?
それまた凄いです。
NPOの方々の努力の賜物ですね。
秋・・・これまた美しいでしょうね~!
楽しみにしておりますv^^
黒顔羊さんの視点で撮られたシーンが一つ一つ素晴らしいですね。
黒顔羊さんのソウルが揺さぶられて夢中になって撮ってらっしゃったのが分かります^^
4つ目の鯉のぼりのアングルもいいですねえ!
一番気に入ってるのが5番目です。
Kruppの赤錆もあるのですね^^
8枚目は単なる添景ですね~、パパラッチは10枚目ですよ、私以外の全員が写ってます♪
この隧道の周りはカエデや広葉樹がいっぱい・・・11月末の公開が今から楽しみ、合宿で行こうかなあ。^^
はい、単線の細いトンネルをいっぱい創っちゃったみたいです・・・今は複線の太いトンネルがどーん、です。^^;
大切な文化遺産を守るために、春と秋、それぞれ1週間ずつの公開なので、遠方からだと来にくいですよね。
一年で一番爽やかな季節、緑が清々しくて、身も心も現れるような気分でした♪
あはは、古いトンネルって必ず噂がありますよねえ、工事の時に亡くなった人の亡霊が云々・・・あはは。^^;
100年以上も前のトンネルですが、いまだにしっかり残っているので、優れた技術で建てられていたんですね。
年に2回の公開、その春の公開の最終日に行ったんですが、もっと混んでるかと思いきや、意外に空いていました♪
昔の建築は、無駄が多いので、人間のぬくもりを感じますね、現代の無駄のない設計は、機能的ですが冷たい感じ。^^;
5枚目、私も気に入っているのですよ、逆光に水滴が良い感じで写ってくれました♪
オレンジ色の煉瓦と緑って、相性が良いですよねえ、昔の湘南電車の配色もあります。^^
ここ、四季折々に撮影できれば良いのでしょうが、年に2回、春と秋にしか見られないんですよ、残念。