世紀末の分離した青春様式の邸宅 (写真部門)
2016年 12月 27日

さて、ミュンヘンのドイツ博物館を出た後、"Deutsches Museum"の電停から16番の”St. Emmeram"行きのトラムに乗りました。
やってきたのはここ・・・なにやら立派なお屋敷なんであります♪

建物の銘盤には、"Villa Stuck"とあります。
ここはドイツの画家、フランツ・フォン・シュトゥックの旧住居で、19世紀末にシュトゥック自身により設計・建設されました。
現在はミュンヘン市による管理で、美術館として運営されています。

フランツ・フォン・シュトゥックはミュンヘン分離派の創始者の一人です。
分離派・・・ゼツェシオン(Sezession)と言う名前でも知られておりますね。
保守的な芸術家組合から分離する形で誕生したため、この名がついているんだそうです。
この運動はその後ベルリンやオーストリアにも波及し、ベルリン分離派やウィーン分離派の活動につながり、さらにはドイツ版アール・ヌーボーである「ユーゲント・シュティール」(青春様式)につながりました。
ユーゲントシュティール様式と言えば、ダルムシュタットの芸術家村「マチルダの丘」が有名です。
アール・ヌーボーふぇちの私は2011年のドイツ旅行の際に訪問しました。
そして、ミュンヘンのヴィラ・シュトゥックもぜひ行ってみたい場所だったんであります。

中に入ると・・・おお、フランツ・フォン・シュトゥックらしいほの暗い妖しい雰囲気で満たされておりました。

ウィリアム・モリスやエドワード・バーン=ジョーンズなどの英国アーツ・アンド・クラフツ系のアールヌーボーとも共通する何かがありましたねえ♪

うねうねと曲線を描くデザイン・・・やはりユーゲントシュティールもアール・ヌーボーなんであります♪

館内に飾ってあったVilla Stuckのミニチュアモデルです。

こんなティールームもありました。

外部のバルコニーの天井にもびっしりとユーゲントシュティールななデザインがほどこされておりましたねえ♪

さて、ヴィラ・シュトゥックを出て100番のバスに乗って、次の目的地へ向かいます。
バスもトラムもバイエルンチケットでまかなえますから、便利なんであります♪
次のドイツ旅行記は・・・年明けですね。^^
Museum Villa Stuck, Prinzregentenstraße 60, 81675 München, Germany
LUMIX DMC-GM5
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
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画家って貧しさの中で絵を描く、
そんなイメージがありましたが、
この人は、そうではなかったのですね。
室内は金ピカです。
でも、黒との組み合わせなので、
落ち着いて見えます。
こういう古いものを大事に残し、現代風に活用するのも、いかにもドイツらしいですね。
しっとりした落ち着いた雰囲気と
シンプルで洗練されていてオシャレな雰囲気
やっぱり芸術家というのは雰囲気が大切ですね
日常生活の自分を置いておく空間にも拘りがありますね
10数年前に1ヶ月間ミュンヒェンで翻訳の講習を受けていたことがあって、その時に週末になると、
美術館を巡っていたのですが、そのひとつがVilla Stuckでした。とても印象的な美術館ですよね。
Villa Stuckの近くには、日本領事館があって、あの付近には、
バイエルン州に住んでいた頃にはパスポートの更新に時折行っていたものです。
画家が自分でデザインした家なのですね。 そりゃ、美しくなくっちゃ。
これを羊さんの撮影で見られるなんて、忙中に一瞬の幸せとなりました。
ドイツ特集は、こうして2017年へと続いてゆくのでしょうね。
そうですねえ、一流画家になるためには貧乏でなければならぬ・・・そんなイメージ、確かにありますね。^^;
分離派って結構、金ぴかのイメージありますよね、ウィーン分離派のクリムトも、よく金色を使ってましたもんね♪
ドイツは古いものを保存することにかけては、とても素晴らしい実績がありますよね。^^
建築物が耐久性のある石造りだ、ってここともあります・・・保存しやすいですもんね♪
青春様式と言われるだけあって、それまでのアカデミズムとは違うお洒落な雰囲気が漂ってますよね♪
ウィリアム・モリスのレッド・ハウスもそうですが、芸術家が自分の住む家を設計するとこうなる、と言う良い例です。^^
美は細部に宿る・・・そんな感じの拘りが感じられ、とても見ごたえがありました♪
こういう家に住むのは確かに素晴らしいんですが、気を使いすぎて落ち着かないかもしれません・・・^^;;;
ミュンヘンには美術館や博物館がたくさんあって、楽しいですよね、短期の旅行ではとても回り切れません。^^;
へぇ、日本領事館はヴィラ・シュトゥックの近くにあるんですか・・・でも、日本人の姿は見なかったですね。
シュトゥックさんは、世紀末の雰囲気にマッチした絵を描いたので、豪邸を建てられるほどのお金持ちになったようです。^^
ドイツ写真シリーズ、最初は毎日だったのが一日おきになり、今では一週間に一回・・・終わるまで時間がかかります。^^;





