二通りの色に染められた中世都市
2016年 09月 15日
真っ白な外壁が美しい中世風の建物・・・
これはネルトリンゲンの市庁舎ですね。
この市庁舎は14世紀からこの場所にあるそうで、そこに刻み込まれたレリーフもなにやら歴史がありそうでした。
市庁舎の近くのブロート・タンツハウスの屋根には、青空に映える真っ白なコウノトリさんが止まっておりました。
こちらはオープンカフェですね。
その後ろにあるのは・・・
通称「ダニエル」と呼ばれる塔を持つ聖ゲオルク教会です。
このダニエルの塔は、ネルトリンゲンの街の真ん中に聳えており、街のどこからも見ることができます。
そう、こんな感じですね。
上に登れば眺望も良かったと思うのですが、疲れていてパス・・・今思えば、もったいなかったかも。^^;
ネルトリンゲンの街は、ほぼ円形の城壁に囲まれた中世都市なんであります。^^
このネルトリンゲン、かつて隕石が衝突してできたリース・クレーターの真ん中にできた街でした。
これはそのクレーターの博物館ですが、残念ながら私が行ったときは時間が遅くて閉まっていました。
リース・クレーターはこんな感じです・・・まさしくまあるい隕石口なんであります。
ネルトリンゲンのシンボルはでんでんむしなんだそうです。
こちらは古いクレステルレ・・・かつてのフランシスコ会修道院です。
修道院は宗教改革の時代に衰退し、市は1536年にこの建物を買い取り、穀物庫として使われていたそうです。
今はこの穀物庫はホテルになっております・・・私たちが二泊したNH Kloesterle Noerdlingenですね。
違う角度から見たクレステルレ・ホテルです。
なんとなく修道院の雰囲気が残っておりますね。
我々の止まった部屋からの眺めです。
ここに来るまでのホテルはシャワーだけだったんですが、ここはバスタブが付いてました・・・すこぶるご機嫌でした♪
ちなみに今回の写真、レンズは同じですが、カメラは2台使いました。
パナソニックのLumix GM5とオリンパスのOlympus Pen E-PL6、それぞれ個性が違います。
RAWで撮って、同じパラメータのポストプロセスで仕上げてみましたが、同じマイクロフォーサーズ規格のカメラでも、違いが出ますね。
GM5の方が渋くてかつてのKodachrome 64っぽく、E-PL6の方が華やかでFujichrome Provia RDPIIって感じでしょうか。
特に空の色が違います・・・GM5は哀愁を帯びた深い紺碧で、E-PL6は明るく爽やかな瑠璃色です。
パナソニックの色とオリンパスの色、結構違いますね。
で・・・どちらかと言えば、パナソニックの方が好みかな・・・オリンパスは女子向き、パナソニックはおっさん向きなのかも。(爆^^;)
Nördlingen, Germany
LUMIX DMC-GM5 (1,7,9,10,14,15枚目)
Olympus Pen Lite E-PL6 (2,3,4,5,6,8,11,12,13枚目)
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
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古い建物が多く残されていますね。
素敵な町並みです。
クレーターに町が造られたのですか。
当時の人は、
そんなことなど知らないで造ったのでしょうけど、
城壁都市を造るには、
ちょうどイイ地形だったのでしょうね。
素敵ですね
中世の世界がそのまま残ってる感じですね
全然違和感ない形で存在していますね
あるいは徹底的に模造したアミューズメントパークに入り込んだような
素晴らしい!!
クレーターでできた経緯といい、城壁で囲まれていることといい、なんだか物語に出てきそう…と、思ったら、この町は人気漫画の舞台のモデルになっているみたいですね。
パナソニックとオリンパスの空の色の違いがはっきり分かり面白かったです^^
私はオリンパスを使用しているのですが、パナソニックの空は本当に渋いですね~!
文章が丁寧でいつ見ててもひきこまれるような構成されてますよねーー^^
見習わなきゃ、文章も写真も。
ウィキで説明を読んでみたら、歴史も興味深いし、見所がたくさんあるようですね。
鉄道博物館もあるようですが、行かれましたか(笑)
ホテルも趣があって窓からの見晴らしがいいですね。
ここもローテンブルク同様、中世の街並みを売り物にしているところですから、古い建物は多かったですね。^^
クレーターのまあるい形が城壁を構築するのによかった・・・実際にはクレーターのほうがずっと大きいんですよ♪
ローテンブルクに比べると多少モダンな感じはしますが、それでもかなり中世っぽいですよね。^^
TDLもUSJも、こういう本物に比べると安っぽく見えますねえ、歴史が違うからしょうがないでしょうけどね。^^;;;
そーですそーです、例の人気漫画、「進撃の巨人」の舞台はここだそうです。^^
パナソニックとオリンパス、どちらもずっと使ってきましたが、こうやって比べたのは初めてです(^^♪
やはり光だけじゃ面白くない、影もないと光蜥蜴にならないってことみたいですね。
窓って大好きな被写体です・・・部屋の中から外を眺めるのが好き・・・19世紀浪漫派ですね(^^♪
ネルトリンゲン、ローテンブルクとはかなり違う街でしたね、あそこまで中世っぽくはなかったです。^^
もちろん鉄道博物館は行きましたよ・・・あそこに行きたいために二泊もしました、あはは(^^♪
確かに、空の色を見ると明らかですね~!
LRで現像してもこうなるのですね。メーカーごとのセンサーの味付けが違うというのは、ユーザーとしては嬉しいですよね♪
こうしてみると、確かにパナの方が錆銀好みの仕上げになりますね~♪
クレーターの街・・・面白いですね~。
所謂盆地が隕石によって作られた・・・という事なのですね。
盆地は、確かに自然の要塞になりますしね。
なるほど~同じレンズで比べると違いが良く分かりますね。
私もどちらかというと空色の好みはオッサンのようです(笑)
でもコウノトリのいる雲一つない空の絵は好きです~
ラストの窓辺も素敵ですね^^
ヨ-ロッパはどこに行っても教会と広場(パルコ?)を中心にして出来上がっているのですね。
RAWで撮ってもカメラメーカーの特徴って結構出ますね、面白いものです。
こうしてみると、E-M5 Mark IIは良いカメラだけど、Panasonicのカメラの方が自分には合ってるのかもしれません。^^
あはは~、オリンパスの空の色は鮮やかで明るいんですが、嘘っぽいんですよね。^^;
RAWで撮ってるので、いかようにも追い込めますが、素の色の違いを知るのは重要ですねえ。^^