穂の国の美術展
2016年 09月 11日
青空に映えるカラフルな毛糸です。
これは何かと言うと・・・
はい、こんなインスタレーション・アートなんですね。
ブラジルのアーティスト、ジョアン・モデさんの作品《NET Project》です。
このアートが展示されていたのはこちら・・・穂の国とよはし芸術劇場PLATです。
ここは、愛知県豊橋市の芸術文化交流施設で、豊橋市だけでなく東三河エリアの芸術文化振興の拠点となっているんだそうです。
ちなみに「ほの国」とは、愛知県東部の東三河地区の別名です。
同じ愛知県三河地方でも、この穂の国のあたりは私が住んでいる西三河とはかなり雰囲気が違います。
もっとのどかで豊か、そしておおらかな場所・・・そんなイメージがあるんですね~♪
今回、この穂の国とよはし芸術劇場PLATもあいちトリエンナーレ2016の会場として使用されています。
中に見える白いとっくりのようなものは・・・
大巻伸嗣さんが作った巨大なツボで、動植物の線描で表面が覆われていました。
彼の作品はすでに名古屋の栄会場でひとつ見ておりますが、あの漆黒の15分間に比べると、はるかにわかりやすかったです♪
またここでも、ベトナム出身のウダム・チャン・グエンさんの作品、《機械騎兵隊のワルツ - The Machine Equestrians #12》が展示されていました。
岡崎の岡ビル百貨店で見たのと同じで、カラフルなポンチョを着たオートバイの集団が、ホーチミン市内を隊列を組んで走り回っていました。
BGMも同じく、旧ソビエトの作曲家ショスタコーヴィチの「ジャズ組曲第2番」の「セカンドワルツ」でした。
また、「鳥の歌-メッセンジャーの系譜学」と言う展示もありました。
鳥と縁の深いアーティストたちによる作品や、東海地方の遺跡からしか出土しないという鳥の蓋鈕をもった須恵器などが展示されていました。
この部屋は、「鳥はいったい何を人に語りかけてきたのか・・・」そんなことについて考察する場所なんだそうです。
あいちトリエンナーレ、ついついレトロな「街なか展示」を優先して見てしまいます。
普通はあまり美術展に使われない古い店舗や古民家などに置かれたモダンアートのシュールな雰囲気が好きだからですね。
でも、たまにはこういうハコものも良いですね♪
愛知県豊橋市西小田原町123番地 穂の国とよはし芸術劇場PLATにて
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
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広島東洋カ-プ、25年ぶりの優勝誠におめでとうございます(●^.^●)
素晴らしいアート展ですね。
行ってみたいです。
すっかりお元気になられた様子。今後もご自愛くださいませ。
あいちトリエンナーレ2016、Eテレ「日曜美術館」で特集されたのを見ていた人、多いみたいですね♪
3年にいっぺんのお祭りとして楽しみにしてます・・・体調は無問題です、胆嚢なくても何も不都合ありません。^^v
「穂の国とよはし」という言葉、初めてしりました。
ワタクシはほんとに愛知県人なのか~。(大汗)
芸術的センスが皆無のワタクシには現代アートがほとんどわかりませんです。
やっぱりたくさん見て触れてセンスを養わなければ、写真に於いてももいつまでたっても変わらないのかな~。(汗)
特に、冒頭のカラフルなネット、凄いですね~!スケールがデカいです!
ガリバー用のハンモック・・・くらいの大きさでしょうかね?^^;
なるほど、確かに商店街や廃ビルなどを、どのように作品と仕上げられるのか?という事に、私も興味が尽きません。
どうしてもそちらの視点で見てしまうかもです^^;
でも、美術館はやはりプロの美術屋ですから、それは見事に演出されるのでしょうね~!
撮影で言えば、ロケ撮影か?スタジオ撮影か?そんな違いでしょうかね?
そう考えれば、どちらもいいですね♪^^;
豊橋のトリエンナーレも観に行かれたのですね!
毛糸の作品がとてもダイナミックですねぇ。
ぐちゃぐちゃに絡まってますが俯瞰で見るとまとまって見える様も面白いですね。
ガラスに写り込む景色も面白いですし
その中の花瓶のような作品もダイナミック(笑
穂の国というのは初めて知りました。
同じ三河でも文化が違うんですね。
豊橋といえば路面電車ありませんでしたか?
あれに乗ってみたいんですよね~^^)
私も最近知ったんですよ、豊橋のあたり、東三河はその昔「穂の国」と言われた、ってね♪
道理で西三河とはちょっと違う雰囲気だなあ、と感じさせる何かがあるわけなんですね。
なはは、ガリバーのハンモック、言いえて妙です~、実はこのハンモック、名古屋会場と岡崎会場にもあります。^^
県美や市美は、イレモノではったりが効かせられないので、作品自体相当に尖ったものが置かれるんでしょうねえ(^^♪
はい、今回から豊橋会場も実施されることになったので、興味津々で行ってきました、個性的な作品がいっぱいでしたね。^^
豊橋の路面電車・・・うひひひ、もちろんがっつり乗ってきましたよ、明後日のエントリーをお楽しみに♪
遅れたコメントですいません。
岡崎の次は豊橋ですか。豊橋は中学1年生から高校3年生
まで過ごした街です。そのまま大学進学のため、上京し
ました。豊橋は自分にとっては青春を過ごした思い出の
街です。あの頃は市電が通っていました。しばらく行っ
ていないので、豊橋も変わったことでしょうね。
あいちトリエンナーレ、豊橋会場も実施されるようになりました・・・名古屋・岡崎・豊橋、街の個性が違うので楽しいです。^^
昔から豊橋って、独特の風格がありますよね・・・豊田市に比べると歴史の古さを感じる街でしたねえ♪