
「あいちトリエンナーレ2016」が始まりました。
あいちトリエンナーレとは、愛知県で2010年から3年ごとに開催されている国際芸術祭です。
2013年のトリエンナーレが終わったときは、大きな喪失感を味わいました・・・終わったのが残念で仕方がありませんでした。
以来3年間、2016年の8月を首を長くして待っておりました♪
今回は名古屋・豊橋・岡崎の3会場で2016年8月11日から10月23日まで開催されますので、全会場が見られるチケットを購入しました。
あいちトリエンナーレ、今年のテーマは「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅 Homo Faber: A Rainbow Caravan」です。
キャラヴァンサライとはペルシア語で、隊商宿を意味するそうです。
この隊商宿の広い中庭には厩や倉庫や取引所があり、二階に宿泊所もあり、キャラヴァンが旅の疲れを癒す休息の場所でもあるんだとか。
3回目となるあいちトリエンナーレは、創造しながら旅(キャラヴァン)を続ける人間をテーマにしているんであります。

岡崎の康生会場にある岡崎シビコでチケットを買って、あいちトリエンナーレの鑑賞をスタートしました。
3年前と同じ流れですね・・・私の仕事場から岡崎はとても近いので便利なんです♪
この岡崎シビコ、とっても昭和が香る総合商業施設です。
かつてはイケテナイ雰囲気のうらぶれた場所だったんですが、最近はそのレトロさ加減を開き直っちゃったみたいです♪

トリエンナーレを開催している6階に上がると・・・シャッターのしまったお店が目立ちます。
大駐車場を完備した郊外のショッピングモールとの競争に敗れ、多くのお店が無念にもここから退居してしまったようです。
その空いたスペースを活用して、こういう大規模な芸術祭を実施しているんですね。

コンクリートむき出しのスペースに様々な作品が展示されていました。

こういう不愛想なスペースに親和性の高い、とんがった作品が多かったです。

映像なども取り入れた斬新なインスタレーションもありました。

作品は実際に、この場所を訪れてみていただくのがベストです。

写真ではなかなかその魅力をお伝えできません。^^;

ここは音響作品の部屋でした・・・なにやらアラビア風の音楽が流れておりました。

6階での展示を堪能し、階段を使って下へ降ります。
古い商業施設の佇まい、何気にアートっぽい雰囲気がありますねえ。^^

古い建物から見る空も、実にアーティスティックなんであります・・・んなことはないのか。^^;

地下には愛知県人が愛してやまない「Sugakiya」があるので、ここでランチ。
「肉入りラーメン」と「クリームぜんざい」で630円なり・・・子供ころから不変のチープで麻薬性のある味でした♪
ちなみに、これでシビコの駐車場は無料となりました・・・シビコ、500円以上のお買い物・飲食の領収書提示で2時間無料なんです。

トリエンナーレの季節は真夏から秋・・・3年前も大汗かきながら各会場を見に行きました。
岡崎シビコ、普段はレトロな雰囲気なんですが、3年に一度のトリエンナーレの季節には、とても魅力的に見えるのが不思議です♪

岡崎は古い城下町ですが、毎年11月にはJAZZフェスティバルもあるし、3年に一回はトリエンナーレも開かれる・・・
なかなか文化的な街なんであります♪
これから10月末までかけて、名古屋・岡崎・豊橋のすべての会場を訪問、なかなか忙しくなりそうです。^^

愛知県岡崎市康生通西2丁目20−2 岡崎シビコにて
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6
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素晴らしい企画のようですね。
当地では斯様な催事はあまり見れません。
コンクリ-トむき出しの会場もいい感じですよ。
作家同士、客同士、そしてそれら互いの。
シャッター街のお祭りの拡大判のようですね。
内容はとても伝わってると思います。
このテの写真、羊さんは凄く得意じゃないでしょうか。
結果的に得意というのかなぁ。 うまく言えませんが。
おはようございます ! !
田舎に住んでると斬新なアートの刺激を受けることがほとんどありません
自分自身で相当意識していないと、アートから遠ざかりそう ^^;
あー、なんだか写真展などに行きたくなりました
マイケル・ケンナの様な衝撃的なモノクロ写真展か
ハービーさんとか内田ユキオさんの様なスナップのモノクロ写真展がいいな
街中で行われる芸術祭も興味あります。どんな感じなんでしょうか。他の作品も気になります。
昭和チックな会場、他の国からやってきた人にとっては
エキゾチックな魅力があるでしょうね。
うらぶれてしまった場所をこんな風に利用するのっていいことだと思います。
まっすぐ、そして斜め撮り、リズムがあって、雰囲気が伝わってきますわ。
期間も長いので十分アートを鑑賞できますね。
まだ3回目の企画ですが、毎回盛り上がってきており、地元のアートファンにはありがたいです。^^
体験型のインスタレーションも多くて、普通の美術展より写し甲斐がありますしね~♪
おそらく、会場費が安くてインパクトのある入れ物を探したんでしょうが、それがとても楽しい展示会ですね。^^
う~ん、得意なのかどうかはわかりませんが、こういうのを撮るのが好きだ、ということは間違いないと思います♪
私も田舎住まいなんですが、1時間ほどで名古屋に出られるので、ときどき文化的な刺激をもらいに出かけてます♪
マイケル・ケンナさんの真四角な超長時間露光のモノクロ写真展・・・見てみたいですねえ。^^
へぇ、瀬戸内国際芸術祭ですか、それも面白そうですね、あとで調べてみようっと。^^
あいちトリエンナーレ、過去2回も楽しい作品が多かったんですが、今回も期待できそうです♪
国際芸術祭と言っても、出品者が国際的だということで、お客さんは地元の人が多いんじゃないでしょうか。^^
あいちトリエンナーレ、毎回イレモノの選択が面白いんですよ、古い建物好きな私としてはたまりません♪
そうなんですよ、フリーパスを買おうかと思ったんですが、結局一般券を買ってしまいました。
何回も見たい作品もあるとは思うのですが、集中力を高めるために一期一会にしてみました♪
この「あいちトリエンナーレ」、会場の選択が面白いんですよね、古い建物を積極的に利用してます。
人気はどんどん高くなってきていますね・・・もはや3年に一回の夏から秋へのお祭りとして定着してる感じです(^^♪
今年はトリエンナーレが開催っされるんですね!
気になりますね~^^)
気になるといえば、シビコのチケットのデザインですが
これはお菓子のビスコの図柄にかけているんでしょうか(笑
とても似ているような気がします!
シビコは不景気で元気がなかったですが
復活してきているんでしょうか?!
大学時代のゼミ生がバイトしていて、
みんなで遊びに行った思い出の場所なんです^^)
なるほど、シビコのデザイン、ビスコの男の子風味のちょっとレトロな感じですね。^^
岡崎シビコ、トリエンナーレのたびに訪問しますが、意外や意外、結構お客さんは多いですよ♪