人気者の廃城
2016年 07月 17日

白い花の向こうに見える赤いもの・・・

ここはハイデルベルクのシンボル、ハイデルベルク城ですね。

ハイデルベルクの街を見渡せる丘の上に建っており、眺望は最高です。

スモークツリー越しに見える建物・・・なんとなく様子が変ですね。

はい、このハイデルベルク城は廃城です。
13世紀に築城され、プファルツ選帝侯の居城として使われてきましたが、17世紀にルイ14世の軍によって破壊されてしまいました。
その後、プファルツ選帝侯の居城はマンハイムに移され、以来ずっと廃城のままだったそうです。
しかし、19世紀のロマン派の時代には、その廃墟の哀愁が人気となり、ハイデルベルクを代表する観光地になったんだそうです。

こちらはロープウェイ駅の時計です。
有名観光地になってからは、山の上のハイデルベルク城に上るためにロープウェイも整備されたんですね。

こちらはハイデルベルク城の上のロープウェイ駅から見たハイデルベルグの街と、カール・テオドール橋の眺めです。

ハイデルベルク城の大樽棟には、巨大なワイン樽も設置されています。
この大樽棟は、王の広間と隣接しており、祝宴の際ワイン貯蔵庫と宴会場が可能な限り近くになるよう設計されたんだとか。

こちらはその大樽の見張りをしていたと言われる道化師、Perkeoの名前の付いたワインです。
ペルケオはワインを唯一の飲み物として子供の頃からこれを飲み続けており、1日15本のワインを飲んでいたんだそうです。
年老いて初めて病気になった時、医師はワインをやめて水を飲むように指導したそうです。
疑いながらもペルケオはこの助言に従いましたが、その翌日に亡くなってしまったんだとか・・・^^;
酒飲みが聞いたら、禁酒しない理由に使いそうな話ですねえ。^^;

廃城とはいえ、すこぶる人気者のハイデルベルク城・・・
この日も、多くの観光客をひきつけておりました。
Heidelberg, Germany
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日本の城だったら、
廃城になれば、
跡形もなくなってしまいます。
廃城になりながらも何百年も建っているだけあって、
もの凄い迫力です。
お城から眺める町の景色も美しい!
ああー、ドイツ、行きたい!
おし
また、よろしくお願い致します~^^;
なんと~、このお城は17世紀からずっと廃城なのですね~!
筋金入りの錆銀アイテムですねv^^
でも、廃城のままで人気があるとは、これまた嬉しいですね~♪
この哀愁が、人々の心を打つのでしょうね~。
それにしても、廃城のまま400年過ぎても存在し続けるとは、環境もそのお城自体も、凄いですね~^^;
廃城ですか、とても歴史があるんですね。
大戦も被害がなかった地域なんでしょうか。
一日15本のワインって体に負担かけまくりです(笑
僕だったら毎日酔っぱらって二日酔い地獄でしょうね^^)
日本のお城は木と漆喰でできてますから、いったん廃城になると劣化が速いですね。
ドイツ、欧州ではあまり人気が高いとは言えませんが、日本人の感性にはイタリアやフランスより向くんじゃないでしょうか。^^
ハイデルベルク城、ユネスコ世界遺産への登録申請は行われたんですが、拒否されたらしいです。^^;
どうして拒否されたのか・・・まあ、もっとすごいものがドイツにはゴロゴロしているからなのかも、です。^^;
はい、歴史はまさしく錆銀アイテムです・・・でも、小奇麗に整備され過ぎてるんですよね。^^;
やはり錆銀的には、もっと荒れ果てた感じの方が心に沁みるんじゃないかと・・・あはは。^^;
ドイツはビールってイメージがありますが、ワインもたくさん作られているんですね。^^
ペルケオの名前は知ってたんですが、そんな豪傑とは知りませんでした・・・Wikipediaに感謝です♪
世界大戦期には、戦場にならなかったんじゃないかな・・・産業がないので空襲もなかったと思います。
一日15本のワインって、ほんとなんでしょうか・・・15杯でも信じがたいですけどね。^^;
やはり欧州です、まいった~