如月の「草ヒロ」ハイゼット
2016年 02月 15日

夏の間は猛々しく野原を覆い尽す蔓蔦や雑草も、冬になると枯れ果てて見通しがよくなります。
今こそ、「草ヒロ」物件を撮影するチャンス・・・とばかりに、うちの近くに存在する赤錆物件を回り始めました。
バイパスと合流するの手前の旧道わきに放置されているこの軽トラ、以前に中判6x7フィルムカメラの「ばけぺん」でも撮影しておりますね。

正面から見ると、ダイハツのロゴマークが見えます。
帰宅後調べてみたら、ダイハツの軽トラ、ハイゼットの4代目であることが判明しました。
S38P型と呼ぶようで、1972年-1981年にわたって製造され、軽自動車規格が360ccから550ccに拡大された移行期のモデルのようです。
と言うことは、若く見積もっても車齢は35年以上ってことですね。

夏の間は草に取り囲まれ、寄り付くことさえ不可能でしたが、冬枯れした今はさすがに見通しが良いです。

これはドアを止めていたヒンジでしょうか・・・重要部品ですから、頑丈な構造に見えます。

コックピットまわりです・・・年式相応に樹脂部品が劣化しておりました。

前輪のブレーキはドラムですね・・・最近の軽トラは前輪ディスクブレーキが多いので、時代を感じてしまいます。

ペダルまわりを撮ってみました・・・正面に見えるジョイントは、ステアリングのジョイントでしょうか・・・

荷台もガッツリと赤錆が浮いておりました。

遠くから見るとこんな感じです・・・様々なごみと一緒に草むらに置かれていました。

前に「ばけぺん」で撮った時には、まだ艶もあったように思いますが、やはり5年も経つとさすがに経年変化が進行していますね。
このハイゼットも今後、定点観測物件にしていく予定です♪
愛知県愛知郡東郷町にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm f/1.2 with ND8 Filter
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お待ち申しておりました^^ 55/1.2 ショット!
青空が少しのぞいてますがやはり開けると ND8 は必須になりますか?
それにしても独特の世界感! もう抜けられません^^;
これが怖くて読み逃げを決め込んでいたのに・・・・笑
開放で撮ると浮き立つ描写が楽しめますね
開放でのピントが実にシャープに見えますね
ノクチは現行型はその傾向がありますけど
前の世代まではもう少し柔らかいので
個人的にはもう少しピントがあってほしいなと思います
でも開放は独特な臨場感を楽しますね
55/1.2、この浮遊感が楽しいんで逢うが、開放で使おうと思うとやはりNDフィルターでの減光が必須ですね。
Nikon D810がうらやましいです・・・あれならISO32まで落とせ、1/8000搭載ですから。^^
F1.2でコレですから、ノクチだったらどうなるんだろう・・・興味津々ですね。
このレンズの絞り開放、ハロが増えて滲んできますが、解像力は結構高いんですよね、面白いレンズです♪
実はまだアップしてない赤錆物件、いくつもあるのですよ・・・順番にあげていきますね。
わはは、赤錆物件だけで個展・・・やってみたいですが、お客さん、来ないでしょうね、きっと。^^;
はい、とってもチャーミングな軽トラちゃんでした、今の軽トラと違って目が円いのも可愛い理由かもしれません♪
年間にいくつか写真を展覧会に出しますが、3月のものには赤錆写真を出してみるかなあ、と思ってます。^^
黒顔羊さんが紹介してくださる赤錆の車、けっこうあるんですね。昔は荷物を運び、第一線で活躍して
いたことでしょう。今はもう使えなくなり、野原で隠居状態ですね。車を見ていると、「大きな古時計」
の歌詞が浮かんできました。「♪ 今はもう動かない おじいさんのハイゼット・・・♪」
↓ レコード、いいですねえ。私もパイオニアのプレーヤーがありますが、レコード針がもう古くなって
しまいました。レコード針って入手できるのでしょうか。今から35年前のプレーヤーです。あの頃は
お金を貯めて、アンプ・プレーヤー・チューナー・スピーカーと、順番に揃えていきましたね。
こちらでは、見たことがないです。
ゼットって「Z」のドイツ語読みかと思ったら、「JET」ですって。 なるほどねぇ。
青錆びも、狙い目ではありますね。 鉄グループと銅グループ。
うちを中心として、半径30分以内でもずいぶんたくさんありますね、散歩しているときに見つけることが多いんですよ。^^
昔は私もオーディオには凝った口ですが、今は音さえ出れば文句、言いません・・・レコード針、今でも売ってますが種類は限られているみたいですね。^^;
こういう赤錆物件、東京ではもはや放置は許されないでしょうね・・・千葉の南の方や群馬や栃木まで行けばあるかもしれませんが。^^
そー、ハイジェットじゃなくて、ハイゼットです・・・Jamesから「ゼームス坂」と名付けられたのも同じ訛りでしょうか。^^;
このお顔、実に懐かしいです。子供のころ、田んぼでよく走っていたように思います。大体、軽トラと言えば、ハイゼットかスズキのキャリーだったような気がします^^;
この固体も、かなり熟せされておりますね~♪ 錆も良く広がっております。
片目がないところが、また哀愁を感じますね~^^;
バケペンの方も拝見いたしました。
バケペンでのお写真、実に存在感を感じますね~。立体感というか、臨場感が凄いな~と思いました。
有効径は、ほぼ同じなので、これは光の差でしょうかね?
それとも、年月の違いで周囲への溶け込み方が違うのでしょうかね^^;
あるいは、それぞれのレンズの味付けの違い・・・か?
ん~、よく分かりません^^;
んん~渋い! 渋すぎる!!(笑)
草ぼうぼうの所は近所に一杯あるのですが、
放置された車などはないです。
あったとしても撮ろうとは思わなかったでしょうけど、
黒顔羊さんのブログを見ると撮りたいと思っちゃいます。
バケペンの写真、とても立体感ありますね♪
フルフレームよりもあるなぁ~って思いました!
軽トラのロングセラーと言えば、ダイハツ・ハイゼットかスズキ・キャリーですよね、スバル・サンバーは実質上ディスコンですから。
ばけぺんの写真は、より近接で撮ってますが、トーンの豊富さがやはりデジタルの比じゃないみたいです・・・不思議なリアリティ、半端ないですわ。^^v
うちの方は田舎だからなんでしょうか、草むらに放置された赤錆車両、いまだに時々見かけます。^^;
ばけぺんの描写は今見てもため息が出ますねえ、久しぶりにネガカラーでも詰めてみようか、と思いましたよ♪
これで飛行機が加わったら向かうとこ敵なし!ですね。
私も普段から目を凝らして錆び体を探してみようと思います(^O^)/
わははは、さすがに赤錆飛行機は難易度が高いです・・・難破船も同様に難易度、高いですけどね。^^;
でも愛知県から岐阜県の山間部、つぶさに探していけば、結構こういう赤錆車両に遭遇します・・・もはやライフワークですねえ♪