2017年 05月 23日 ( 1 )


2017年 05月 23日

赤の向こう側

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「あれ、このRollei 35、ちょっと変だなあ・・・」
相方謹製の布製テディベアさん、私の愛機の一つ、Rollei 35をしげしげと見ています。

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はい、実は上の写真、レンズの前にサングラスみたいな暗色のフィルターが付いていたんですね。
フィルターがないときは、Tessar 40mm/F3.5が見えています。
このRollei 35、コンデジ並みの小さなサイズですが、フルサイズ機です・・・ただし、フィルムカメラですけどね。^^;

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この暗色のフィルターはこれ・・・富士フイルムのSC-72です。
これ、Sharp Cutフィルターと言われるもので、720nm以下の波長をスパッと切ってしまいます。

ND8フィルターあたりに比べてもかなり暗く、向こう側がまるで見えません。
これを装着すると、ISO400のフィルムだったら、ISO25になってしまいます・・・4段アンダーになるってことですね。

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なんのためにこんなフィルターを使うかと言えば、このベアさんが抱えているフィルムを使うためです。
このフィルムは、Rollei Infrared 400と言う「赤外線フィルム」なんであります♪
赤シリーズ、本日も続行中なんであります♪

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この赤外線フィルムを使って撮影した写真のネガです。
よくわかならい?
このデジタル写真ブログでは、フィルム写真は扱わないんですが、特別に1枚、下にスキャンしたものを上げておきましょう。^^;

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はい、これがいわゆる赤外写真ってものですね。

色としての可視光は、だいたい380nmあたりから720nmを越えたあたりまでだそうです。
Rollei Infrared 400は公称ISO感度400で、820nmまで感度があると謳う赤外フィルムで、SC 72フィルターを使うことで、720nmから820nmまでの近赤外線の反射を写すものですね。

ご覧のように、遠景は霞みの影響を受けずにはっきりと写り、青空は黒く、雲は真白に描画されます。
これだけなら、Rフィルターを使えば似た効果は出せます。
でも、赤外線フィルムならではの特徴は植物の緑の描写にあります。
植物の緑は輝くように白く、直射日光の当たらない陰の部分は黒く写り、とっても幻想的です。

この独特のシュールな雰囲気に惹かれて、最近、赤外線フィルム写真にはまっているんであります♪
私の銀塩写真ブログに、新たに"Infrared"と言うカテゴリを設けましたので、ご興味のある方はぜひご覧になってください♪

愛知県みよし市三好ヶ丘にて
LUMIX DMC-GX8
M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro

Rollei 35 (6枚目のみ)
Tessar 40mm F3.5
Rollei Infrared 400 (EI 25)
Naniwa ND-76 (1:1,10:50. at 20 deg. C)

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by blackfacesheep2 | 2017-05-23 05:00 | Hardware | Comments(22)