疾駆する大英帝国
2018年 03月 11日
名古屋市名東区のアウト ガレリア “ルーチェ” さんで、「走る大英帝国」アストンマーティンの特別展示が始まりました。
予告DMをもらったので、英国ふぇちな私は早速見に行ってきました。
展示車両は下記の通り。
●ASTON MARTIN INTERNATIONAL Series1 (1932)
●ASTON MARTIN DB2 (1950)
●ASTON MARTIN DB2/4 Mk3 (1958)
●ASTON MARTIN DB4 Series5 (1963)
●ASTON MARTIN DB5 (1964)
なぜトラクター・・・
実は、このトラクターはアストン・マーティンとは縁もゆかりもあるトラクターなんです。
第二次大戦後、アストン・マーティンが経営難に陥った際に、英国の実業家David Brown氏が会社ごと買収しました。
彼はトラクターなどの工業機械などの製造業のグループ「デイヴィッド・ブラウン・リミテッド」の総帥でした。
つまりデイヴィッド・ブラウン氏は、トラクターで儲けたお金でアストン・マーティンを造っていたのです。
それゆえ、アストン・マーティンのクルマは、"DB"と言う名前が付いているのですね♪
ちなみにこのDavid Brownのトラクター、うちの近くの愛知牧場にも置いてあります。
今は白黒の牛模様に塗られ、子供用の観光トラクターとして余生を過ごしております♪
アストン・マーティンの中でも最も有名なモデルは、このDB-5でしょうね。
この車は、いわゆる「ボンド・カー」なのです♪
DB-5は、映画007シリーズの3作目『ゴールドフィンガー』、続く4作目『サンダーボール作戦』で有名になりました。
様々なギミックを搭載した改造車として登場し、その後の007映画シリーズでは様々なボンドカーが登場するのがお約束になりました。
そう言えば、日本のTOYOTA 2000GTもボンドカーでしたねえ。
それにしても、この時代の英国車は美しいです。
「効率?なにそれおいしいの?」とでも言いたげな、手間のかかりそうな流麗なライン・・・
古き良き時代の大英帝国のスポーツカーなんでありました♪
名古屋市名東区極楽1丁目-5番 アウト ガレリア "ルーチェ"にて
LUMIX DMC-GX7MK2
Lumix G 42.5mm/F1.7 ASPH
Lumix G 20mm/F1.7 ASPH
☆ブログランキングに参加しています。
この疾駆する大英帝国をご覧になって、心にナニカをお感じになった方・・・
下の「心象風景写真」の2つのバナーをクリックしていただければ幸いです。
みなさまの応援が、何よりの励みになります♪
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
心象風景写真 ブログランキングへ
Legend of Britishはいいですよ!
老生は車はやりませんが、英国ブランドはかっこよかったと思います。
その他にもいろいろと・・・。
ただし、食い物はいただけないとか、本当ですか?
アメ車とも違う、ドイツ車とも違う、もちろん日本車とも違う、まさにアストンマーチン、英国紳士の雰囲気が漂ってますね。
トヨタ2000GT、英国のイメージを取り入れたんじゃなかと勘ぐってしまいました。
英国製品、特に王室御用達の逸品はどれも魅力的ですね、機能とデザインの両方が優れています。^^
英国は階級社会なので、労働者階級の食べ物はアレですが、アッパーミドル以上が行くレストランは美味しいですよ♪
クルマって国民性が出ますね、大雑把なアメ車、緻密なドイツ車、かっこいいけどすぐ壊れるイタ車、エキセンな仏車・・・
英国車はブサカワ系のクルマもありますが、基本的にエレガントなクルマが多いような気がします。^^
DBトラクターのオーナーさんたちは、「こいつの親戚はボンドカーなんだぜえ」なんて自慢したんでしょうか。^^;
純粋な英国車は絶滅危惧種ですが、アストン・マーティンはなんとか踏ん張っていますねえ♪