真冬の病院
2018年 01月 23日
昨日まで入院していた愛知県がんセンター中央病院です。
午前中に行われた血液検査で退院OKをいただき、午後にはここを後にしました。
みなさま、ご心配いただき本当にありがとうございました。
さて、退院の際に、Lumix GX7MK2のフォトスタイルの一つ、「L.モノクローム」で病院を撮ってみました。
昨日の名古屋市、雪こそ降りませんでしたが、私が退院した午後1時半ごろは摂氏4度ぐらいと冷え込んでいました。
そうなると寒々しい写真が撮りたくなる・・・早速このJPGフォトスタイルを選んでみました。
私は普段はRAW撮り専門で、カメラ固有のフォトスタイルは使わない派です。
現地での撮影が40%、撮影後のAdobe Lightroomでのポストプロセスが60%と言うスタイルなので、画質劣化の少ないRAWの方がありがたいからですね。
でも写真友達で全日本味噌煮込写真家協会ドイツ支部長のアムゼル師匠が、このGX7MK2に搭載された「L.モノクローム」にご興味がおありなようなので、試してみました。
この「L.モノクローム」の"L"って言うのは、"Leica"の"L"なんでしょうかね。
つまりライカのレンズで撮った白黒フィルム白黒写真テイスト、と言うコンセプトなのかもしれません。
最初の4枚は「L.モノクローム」の撮って出しJPGです・・・昔の銀塩白黒フィルムっぽい写真が出来上がりました。^^
うむ、シャドウが重いのにつぶれにくい微妙な階調が楽しいです・・・これはなかなか使えるかも♪
どのフィルムに似ているかと言うと、ILFORD PAN F PLUS 50の描写に似ています。
ミドルからシャドウ側が分厚くエネルギーを感じさせる描写、ハイライト側にかけてはメリハリがあるけど飛ばない、って印象ですね。
使用したレンズがLumix G 20mm/F1.7と言う画角57度のレンズなので、Tessar 3.5/40の付いたRollei 35で撮った雰囲気になりました。
しかし、最後の1枚だけは、同時記録で撮っておいたRAWから再現した”Blackfacesheep's L Monochrome"です。
この「L.モノクローム」をAdobe Lightroomで再現するために、下記をファインチューンしてみました。
●コントラストスライダーを下げて、銀塩フィルム写真っぽい軟調にする。
●明瞭度スライダーはやや上げ気味にして、コントラストの低下を補う。
●ローキー風味にするために、シャドウ側をややブーストしたトーンカーブを作成する。
このセッティングに、私の好みで周辺減光を加え、スプリットトーニングでハイライトにシアン系、シャドウ側にセピア系をすこーし加え、粒状感を盛ったプリセットも作ってみました。
下記のリンク先にそのプリセットで処理した写真を貼っておきますね。
これは”Blackfacesheep's Winter Monochrome"としてプリセット登録しておきました。
そうすれば、Lumix GM5やSONY α7IIなど、他のカメラでも使えますし、Neopan 100 Acros で撮った白黒フィルム写真にも適用可能です・・・って、そりゃ本末転倒かも。^^;
名古屋市千種区鹿子殿1番1号 愛知県がんセンター中央病院にて
LUMIX DMC-GX7MK2
Lumix G 20mm/F1.7 ASPH
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RAWから起こし、”Blackfacesheep's Winter Monochrome"プリセットを適用したバージョンです。
Lumix GX7MK2の「L.モノクローム」も十分良いのですが、ちょっと滑らか過ぎるのと、くすみがない感じです。
普段、白黒フィルムで撮っているものとしては、フィルムの再現性が若干物足りない・・・
なので、独自バージョンを作ってみました。
なお、Adobe Lightroomでいじったスライダーを下記に貼っておきますね。
●コントラストは最低まで下げる
●明瞭度は上げる
トーンカーブは緩いS字で、アンダー側をブースト。
●ハイライト若干上げ、ライト上げ、ダーク下げ
スプリットトーニング、つまり明暗部補正はこんな感じ。好みで温黒調や冷黒調にするのもありかも。
●ハイライトに色相218のシアン系を彩度+7
●シャドウに色相27のセピア系を彩度+5
効果パレットにて、
●切り抜き後の周辺減光補正を―21
●粒子を上記程度に盛る
もちろん、各カットごとにコントラストや明瞭度、白レベルや黒レベルを微調整します。
こうすると、私の好きなILFORD PAN F PLUS 50をスキャンしたときの味わいに近いデジタル写真ができあがります。
おお、お気に入り登録していただきましたか、ありがとうございます、私もフォローさせていただきました♪
私の住んでいるあたりはまだ雪は降ってませんが、冷え込んでますね・・・水曜日・木曜日は雪の覚悟が必要ですけどね。
厳寒期ですし、家でゆっくりして頂きたいです。
「本末転倒」って、根本からひっくり返るわけで、新しいものが生まれるチャンスのひとつかもしれません。
内蔵を直接いじる検査なので、どうしても副作用が出てしまうようですが、徐々に回復中です。
白黒フィルム写真も、昔は暗室作業で表現を変えてましたが、今は明室作業で簡単に変えられるので、利用しない手はないですね。
L。モノクローム、私のGF7にはないなぁ(涙)
フォトショップの加工についても画像をのせてくれてありがとうございます。
あーでも私のソフトは英語だ・・・。ぼちぼちとやりますかね
(フォトショップエレメンツのソフトだけど大丈夫でしょうか?)
直線的な構図で終わりたかったので、こんな三角形フレームの写真になってしまいましたよ。
Photoshop Elementsかぁ、わからないなあ、この際、"Creative Cloudフォトプラン(980円/月)をお勧めします。
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/compareplans.html?gclid=Cj0KCQiAtJbTBRDkARIsAIA0a5Pfi4NsA2jHs0sNUy0GPZ9VZve1nkLzUuSz0w9svEEGNkjZJkokxY4aAqHuEALw_wcB&sdid=JRSIX&mv=search&skwcid=AL!3085!3!227085405102!b!!g!!%2Badobe%20%2Blight%20%2Broom&s_kwcid=AL!3085!3!227085405102!b!!g!!%2Badobe%20%2Blight%20%2Broom&ef_id=V9KOegAABDadJpAo:20180122233133:s#apps
最近のデジタルカメラ、細かいことを言わなければ、もはやフィルム並みの広階調ですね♪
マイクロフォーサーズ機も、この数年で飛躍的に画質が向上し、普通に作品作りできるようになりました。^^
大変でしたね。無事退院されて、本当に良かった
です。体力も落ちていると思いますので、無理を
されないように気をつけてください。
私も先週は厚生病院で下肢の動脈硬化の検査を
してきました。痛みが腰から足へと移動してき
ました。
あはは、予定投稿で日曜日分まで放り込んでおいたので、更新だけは勝手に進行していきました。
写真を撮ることを忘れない・・・う~ん、義務的な感じじゃないなあ、写真を撮りたくてしょうがない、っていう感じです。^^;
検査自体はさほど大変じゃなかったのですが、後遺症と言うか、合併症にいつも泣いてます。
おお、下肢の動脈硬化ですか・・・歩けなくなったら辛いですよね、お大事になさってください。
僕は大体、
1.撮影時の露光はアンダー気味で、ハイライトを飛ばさない
2.現像時の露光はプラス補正
3.コントラストは、やや強め
4.ハイライトは気持ち焼き込み、シャドウを程良く持ち上げる
のパターンを基本とすることが多いですね。
どちらかというと、明暗差の大きな風景写真向けレシピですね。
メリハリはあるけれど、トーンもキチンと出せる感じを目指しているので。
この設定は、白黒フィルム写真風味に近づけるためのセッティングで、普段使っているものとは違いますね。^^
デジタルっぽく撮るときは、ほぼsmall-talkさんと同じレシピですね♪