お正月の廃バス
2018年 01月 05日
定点観測物件の「シマシマの廃バス」に年始の挨拶に行ってきました。
新年ということもあり、どことなくさっぱりとした風情でしたね。
せっかくなので、注連飾りでも持って行って飾って撮ってやれば良かったかな・・・
あはは、来年こそ、ぜひ♪
さて、このシマシマの廃バスを撮ったのは、ポチリヌス菌が新年早々にベラルーシから持ってたレンズです。
1月2日の午前中に到着したので、豊田市の挙母神社とこの廃バスを撮りに行ってきました。
このレンズの前面にキリル文字で名前が書いてあります。
"Гелиос 44-3"・・・ラテン文字に直すと、"Gjelios 44-3"、Google翻訳で発音させてみると「ぎぇりおす」もしくは「げりおす」って感じでした。^^;
S/Nから判断すると、製造されたのは旧ソ連邦最後の年、1991年ですね。
このレンズ、西側では"Helios44"、日本では「へりおす44」と呼ばれているレンズで、ソ連製のレンズの中では一番有名で、多彩なバリエーションを誇ります。
Helios 44シリーズを製造した工場は、プリズム・マークのKMZことクラスノゴルスク機械工場か、シシカバブ・マークのJOV (Jupiter Optics Valdai) が有名です。
でもうちに来たHelios 44-3にはアクロマートレンズ・マークが付いてる・・・ベラルーシのミンスクにあるMMZことミンスク機械工場で造られたものでですね。
このHelios 44-3、古臭いプリセット絞りなのに、マルチコーティング化されていると言う不思議なレンズです。
デザインは・・・数多いヘリオス44シリーズの中でも最高に野暮ったいです。
これぞ「親方カマトンカチ製」の王道、と言えそうです。
でも写りは侮れません・・・”Helios 44-3"は、ヘリオス44シリーズの中でも最高で、モダンな44M-7並みかそれ以上なんだとか。
試写してみると・・・おお、確かにこれはシャープ、絞り開放から滲みもなくビシッと解像します♪
またHelios 44シリーズのご先祖"Carl Zeiss Biotar 2/58"から続く伝統伎、「グルグルボケ」も健在でした。^^
eBayにて落札しましたが、運賃込みで49.99ドルと、超お買い得でした。
後ほど、「ポチリヌス菌が運んできた」シリーズにて詳細をレポートしますので、どうぞお楽しみに♪
愛知県豊田市にて
SONY α7 II ILCE-7M2
MMZ BelOMO Helios 44-3 58mm F2.0 MC
最後のみ、LUMIX DMC-GX7MK2, Lumix G 42.5mm/F1.7 ASPH
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貴兄は、初めてのものであろうが、外国産のものであろうが、
直ぐ使いこなすってのがすごいですよ!
私はマトリョーシカレンズは使った事はありませんが使っていらっしゃる方は
皆さん口を揃えて楽しい、面白い、カマトンカチを見直したと仰ってますね^^
58mmF2の仕様が廃バスの為に用意された様なものかと!
シリーズのレポートが増々楽しみです^^
置き去りにされた錆のドレスをまとったモノ達
突如、市の方で撤去されていなくなったら寂しいですね
自分が追っかけしてる錆のドレスをまとったモノがずっと同じ場所にいて欲しいですね
みなさん、何を思うのでしょう。
ところで、ボトックス注射ってありますよね。
とある症状にはとても効果があるそうですし、美容関係でも聞きますよね。
ポチックス治療が継続しているとも言えそうです。
ソ連製のカメラはゴミですが、レンズはなかなか優れているんですよ。^^
このレンズの基本設計はCarl Zeiss Biotar 2/58と同じですから、描写が悪かろうはずはないですね♪
はい、実際に何回か、突然なくなっちゃうこと、経験しております・・・寂しいですよね。
なので、こういう定点観測物件は、いつも一期一会と思いながら撮っております。^^
このあたりをよく走る方は、みんな「ああ、あの廃バスね・・・」とわかると思います。
ボトックス注射、よくわからないのでググってみたら、驚きでした・・・右手人差し指痙攣症候群にも効きそうですね♪
毎度おなじみの赤錆物件ですね、お年賀の挨拶に行ってきましたよ。^^
田舎に行くと、結構古めかしいバスが現役で走ってたりしますよね、一瞬目を疑いたくなることがあります。
なんで、このような場所にあるのかはともかく。。。
個人的には、4枚目が一番グッときます。
ちょっと調べてみると、日本のAmazonなどで、新品のHelios 44シリーズも売っているみたいなのですが、ロングセラーなのですかね。
ヘリオス、名前は聞いたことあります!
古いのにシャープに撮れるレンズなんですね。
ソニーα系を買ったらレンズ選びも楽しいでしょうね。
僕も捕らぬ狸の皮算用でオールドレンズなどの情報を眺めていますが、
テーブルフォト用の寄れる単焦点レンズってなかなかないですね(涙
この廃バスはもう10年近く撮り続けている定点観測物件の一つですね、ゆっくりと朽ちて逝ってます。
Helios-44、ロングセラーですが、さすがに生産は終わっていて、今新品として売られているのはデッドストックのようです。
SONY α7系を買うと、ポチリヌス菌が一緒に付いてきます・・・あはは、オールドレンズが使いやすいんですよ。
テーブルフォト用の寄れる単焦点だと、Carl Zeiss Jena Pancolar 1.8/50か、ソ連のVolna-9 50mm/F2.8ですね。^^
でも、テーブルフォトだとマイクロフォーサーズの方がずっと使いやすいですよ。^^