2016年 10月 02日

金木犀が香る城下町

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古い街角を歩いていると、どこからともなく漂ってくる甘い香り・・・
今年も金木犀の季節となってきました♪

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金木犀の香りが漂っていたのはここ・・・岐阜県東濃地方の城下町、恵那市岩村町です。
岩村町は、八百年余年の歴史を持つ三万石の城下町として栄えました。

ここの岩村城は「女城主の城」として有名です・・・織田信長の叔母、「おつやの方」ですね。
「おつやの方」は城を守るために武田家の重臣に身をささげ、そして信長に無残にも処刑されてしまった悲劇の女性でした。
その悲劇のヒロイン「女城主」の名前はいまだに、岩村町の酒蔵・岩村醸造のブランドとして残っています。

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この岩村醸造、酒蔵の創業は天明7年(1787年)と古く、さまざまなお酒を造っております。
試飲もできます・・・クルマでやって来た私はアルコールの入ってない甘酒だけ、いただいてきました・・・美味しかったです♪

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岩村町の旧市街には、古い日本の情緒がたくさん残っていました。
この幟は・・・

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そう、薬屋さんのショーウィンドーでした。
実にレトロで魅力的、岩村に来るたびに撮っているような気がします。^^;

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こちらは老舗のカステラ屋さんの看板ですね。
ドイツの古い街の飛び出し看板も魅力的ですが、日本の看板だって歴史のあるものは素敵です。

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日本の美意識は・・・やはりミニマルな美しさにあるような気がします。
空間を活かしたシンプルな美、日本人のDNAに響きますねえ♪

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岩村の旧家は観光客に開放されているところも多く、素敵な季節のしつらえをたのしむことができます。
こちらは珍しいピンクのシュウメイギクでした。^^

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こちらは・・・千日紅かな。

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こちらは約260年前に染物業を営んでいた商家、土佐屋さんです。

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土佐屋さんの中庭では、藍の花が満開でした。

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こちらが収穫された藍の花・・・葉っぱが青いですねえ。^^

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藍染の甕が並んでおりました。

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土佐屋の帳場にも金木犀が・・・
さすが岩村は山間だけあって、秋が訪れるのが早いようでした。

岐阜県恵那市岩村町にて
LUMIX DMC-GX8
Leica DG Summilux 25mm/F1.4

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by blackfacesheep2 | 2016-10-02 05:00 | Japanese Landscape | Comments(20)
Commented by getteng at 2016-10-02 08:05
blackfacesheep2さん
土佐屋という屋号は方々にあるのか、愚生の客先で鹿児島に土佐屋金物店というのがありました。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 08:27
gettengさん、こんにちは。^^
旧国名を使った屋号、いまだにたくさん残ってますよね。
ちなみに藍作りの本場は土佐ではなく阿波だそうです・・・同じ四国ではありますけどね。^^;
Commented by cana at 2016-10-02 08:44 x
レトロな街並み、写真を撮るのが楽しそうです。
秋に訪れると更に素敵な雰囲気になりそうです。
Commented by pote-sala at 2016-10-02 10:10
家々の板1枚、柵1本1本に長い年月がしみこんでいる街ですね。そんな街には素朴な花がよく似合います。
さりげない飾り方がすごく好きです。
Commented by j-garden-hirasato at 2016-10-02 11:22
恵那市岩村町、
素敵な町並みが残されているのですね。
知りませんでした。
変に手が入れられていなくて、
古さ具合がイイですねえ。
日本人としてのDNA、
響きました。
Commented by sternenlied at 2016-10-02 14:06
とっても素敵な風情のある城下町ですね!
城下町の景観自体が素敵で、その上、金木犀まで香ってるなんて!
こういう場所、私も行ってみたいです。
日本の伝統的な看板や暖簾の意匠のセンスも素晴らしいですね。
Commented by iwamoto at 2016-10-02 18:24 x
寡聞にして、このお酒を知りませんでした。
四合瓶ですよね、ちとお高くて手が出ませんが。

藍は葉が青く見えるのですか、何と美しいのでしょう。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 18:42
canaちゃん、こんにちは。^^
岩村の懐かしい街並み、写真を撮るのが趣味の人にはたまらなく魅力的ですね~。^^
うちのあたりでは姿も形もない金木犀が満開とは・・・やはり山国ゆえ、涼しいんでしょうねえ♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 18:44
pote-salaさん、こんにちは。^^
城下町ゆえ、街の佇まいに品格がありますね、岩村。^^
こういう素敵な街は、奇をてらわずにストレートに撮った方がより魅力が引き立つような気がします♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 18:46
j-garden-hirasatoさん、こんにちは。^^
岩村は、同じ岐阜県でも高山ほど有名ではなく、渋好みの城下町ですね。
もちろん木曽路の馬篭や妻籠ほどの知名度もないですが、その分、さりげない古さが残っていて愛おしい街です♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 18:48
星の歌さん、こんにちは。^^
有名な観光地と違って、ウィークデーは観光客が圧倒的に少なく、長閑な雰囲気が素敵な街でした。^^
どこの国でも、古くから伝承されてきた意匠は美しいですよね、我々はもっと日本の美を大切にしないと(^^♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 18:50
iwamotoさん、こんにちは。^^
日本の津々浦々にさまざまな地酒がありますよね、それをすべて覚えるなんて、まず不可能かと。^^
私もここを訪れて、藍は葉が青く見えることを初めて知りました・・・青と言う色はこころに響く何かがありますね♪
Commented by pikorin77jp at 2016-10-02 18:58
画像もとっても綺麗で 金木犀の香りが写真からしてきそうです。
香りのある写真ですね^^
金木犀の似合う町。この季節がとても好きです。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-02 20:03
ピコさん、こんにちは。^^
私も金木犀の香りは大好きです・・・あの香りが街に満ちてくると、秋を実感します。
金木犀って、すぐれて和風な風景に相性が良い香りのように感じます・・・古い街並みにフィットする香りですよね♪
Commented by jikomannte at 2016-10-02 21:17
岩村城下町は金木犀の香りでしたか、薬屋さんのディスプレイは
特に魅力的ですよね。
陸軍大臣とか書かれてる鏡みたいなのが、ありましたね。
Commented by kazunori at 2016-10-02 23:02 x
金木犀はいいですよね。
あれのにおいがすると、秋が来たんだなと感じます。
派手さはなくとも、日本らしい香りですね。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-03 10:55
純さん、こんにちは。^^
そうそう、岩村の薬屋さんのあのディスプレイ、ウルトラレトロな雰囲気が楽しいですよね。^^
昔から続く薬屋さんなんでしょうねえ、きっと(^^♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-03 10:56
kazunori さん、こんにちは。^^
そうですね、毎年ちょっとひんやりし始めると金木犀の香りが漂い始めます。
山間の岩村では満開でしたが、うちのあたりはまだ全然ですねえ。^^;
Commented by 皐月の樹 at 2016-10-04 21:13 x
とても素敵な街並みですね~!
仰るように、日本人のDNAにすーっと入ってくるような、美で溢れておりますね~♪
この藍色の暖簾(?)、実に美しいです!
この染め色を見ただけで、この染物屋さんの品質の高さを感じますね。
藍の色は、出すのが本当に難しいらしいですね~。
この色は、やっぱりモノクロームでは表現できませんね^^;
Commented by blackfacesheep2 at 2016-10-05 07:24
皐月の樹さん、こんにちは。^^
藍染の木綿ほど癒される布地はないですね~、あの香りがいいんだよなあ、藍染の作務衣、愛用してます♪
同じ東洋でも、中国や韓国のような原色を使う文化ってあまり日本にはないですね、ちょっとひねってます。


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