2016年 07月 29日

自己主張に満ちた牢獄

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ユーゲントシュティールな図書館を出た後に向かったのは、こんな看板のかかった建物です。
Studenten Karzer・・・ステューデンテン・カルツァー・・・ひょっとして、学生ホニャララなんでしょうか。^^

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入場料を払って中に入ると、別棟への階段へ誘導されます。

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うぉぉぉぉ、なんだなんだ、この落書きは。^^

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ここはハイデルベルク大学の「学生牢」なんだそうです。
壁に描かれているシルエットは、投獄された学生たちの横顔なんだとか。

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昔の大学は学生に対する裁判権も持っていたんだそうです。
酒の上でのトラブルが多かったようで、学生同士での喧嘩や泥酔、夜中の騒乱などが主な罪状だったようです。
状況によって、最低2日から最高4週間まで監禁されたんだとか。

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ちなみにこの学生牢は1712年から1914年まで使われていたそうです・・・ふ~ん、結構最近まで使われてた感じなんですね。

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監禁と言ってもかなり自由度は高く、外部からの差し入れもOKだし、囚人学生間の行き来もOKだったんだとか。

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東国と言っても暗いイメージは皆無、むしろ名誉のしるしとして、投獄期間中はせっせと落書きにいそしんだようです。

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なお、通りに面した部屋はハイデルベルク大学のショップになっており、Tシャツやショッピングバッグなどを売っておりました。

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これが入り口です・・・ハイデルベルクのメインストリートからちょっと入ったところなので、ちょっと見つけにくいかも。
でも、学生たちの落書きは自己主張の楽しさに満ちており、ぜひ訪れる価値があると思いました♪

Heidelberg, Germany
LUMIX DMC-GM5
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6

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by blackfacesheep2 | 2016-07-29 05:00 | Overseas Trip | Comments(16)
Commented by j-garden-hirasato at 2016-07-29 06:12
「学生牢」とは、
初めて聞きました。
粋な施設があったものです。
若者の余ったエネルギーの発散が間違った方向に行けば、
それなりの罰を受けるのは当然のことで、
こういう施設を大学がちゃんと設けたということは、
学生としての責任を負え、
と、真摯に向き合っていたということですね。
古き良き時代の遺構ですね。
Commented by getteng at 2016-07-29 07:43
blackfacesheep2さん
この学生寮のことはTV番組で観て、その存在を知りました。
Commented by thismoment_iml at 2016-07-29 10:34
こんにちは^^
なんていかした落書きの建物なんだろうと思ったら、まさかの学生牢ですか!
投獄期間中でも、その証を残そうと落書きしてしまう学生達のスピリットは嫌いじゃないです^^
是非、訪れてみたいです!
Commented by 皐月の樹 at 2016-07-29 11:51 x
ななな、なんと!学生牢ですか~^^;
学生さんが投獄されるって・・・凄いですね~^^;
でも、学生さんたちにとっては、そういう武勇伝を語るのも楽しかったかもですねv^^
監禁中に落書きに勤しむ・・・なんだか少し楽しそうですね♪
自分とゆっくり向き合う時間は、ある意味学生時代にしか持てないかもですね。
Commented by voyagers-x at 2016-07-29 12:06
おはようございます ! !
すごいですね
映画の世界に出てきそうな、迫力というか威圧感というか
学生牢だなんて.....

Commented by sternenlied at 2016-07-29 13:57
こちらで長年暮らしてますけど、
Karzerという言葉は初めて知りました。
監禁室や監禁処分という意味らしいですね。
大学にそういうのがあるのも知りませんでした。
大学といえば、ブルシェンシャフト(学生結社)を
思い起こしますが、これは今でも残っています。
Commented by いちご at 2016-07-29 15:18 x
こんにちは。
ここは学生さんの牢獄・・・
比較的に自由になっていたようなので
説教部屋みたいな感じだったのかしら?
壁に絵を書いたりして時間を過ごされていたのでしょうね!
Commented by iwamoto at 2016-07-29 15:20 x
1914年まで使われていた。
その年の丁度今頃、第一次世界大戦が勃発ですね。
調べてきました、オーストリアからの宣戦布告が7月28日だそうです。
となると、この施設も使ってる場合ではない、ということだったのかもしれませんね。

それにしても、面白いところを見つけましたね。
どこかに、監獄レストランってありませんでしたっけ?
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:49
j-garden-hirasatoさん、こんにちは。^^
学生たちの不始末は、警察にはお世話にならずに、大学で始末する・・・
そんな古き良き時代のモラルを感じられる場所でしたね♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:50
gettengさん、こんにちは。^^
おお、この学生寮のことをTVでもやっておりましたか。^^
ドイツらしいと言えばドイツらしい逸話ですもんね♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:51
thismoment_imlさん、こんにちは。^^
いつの時代も学生たちの若いエネルギーって、枠におさまらないんですね。^^
ハイデルベルクには、写真的に面白いアトラクションが揃ってますので、ぜひご訪問くださいな♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:53
皐月の樹さん、こんにちは。^^
あはは~、「俺は学生時代、学生牢に投獄されとったぞ」って、孫に武勇伝を語ったりしたんでしょうね。^^
落書きを見ていると楽しそうですもんね、早く出してくれって悲壮感は皆無でした♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:55
voyagers-xさん、こんにちは。^^
日本人的な常識を超越した空間でしたねえ、凄い迫力で下(^^♪
空間を自己主張で埋め尽くす・・・日本人にはできんかも、です。^^;
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:56
sternenliedさん、こんにちは。^^
おお、そうなんですか、Karzerという言葉はあまり一般的ではないんですね。^^
ブルシェンシャフト(学生結社)と言う言葉は聞いたことがありますよ、ドイツの学生気質って日本人にも合うのかも♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 07:58
いちごさん、こんにちは。^^
なるほど~、説教部屋・・・言いえて妙ですね。^^
警察にお世話にならずに自分たちで矯正する・・・そんな自律的な気風を感じましたよ(^^♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-07-30 08:01
iwamotoさん、こんにちは。^^
第一次世界大戦が勃発するまでは、ドイツはイケイケどんどんの時代で、余裕もあったんでしょうね。
監獄レストランですか・・・ううむ、気が付かなかったです・・・中ではJailhouse Rockが大音量で鳴ってそうですね。^^;


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