ドイツ製撮影機材を見つめるテディベア
2016年 04月 23日
テディベアさんが大切そうに抱いているこの筒はなんでしょうか・・・
ヒントは、右側にぼんやりと写っているクラシックな二眼レフカメラです。
こちらのベアさんは、筒から出したものを見つめております。
はい、これは二眼レフで使う中判カメラ用フィルム、いわゆるブローニーフィルムですね。
ここのところ、ずーっと富士フイルムのNeopan 100 Acrosばかり使っていた私ですが、久々に違うフィルムを使うチャンスがやってきました。
これはドイツのADOX CMS 20 IIと言うフィルムです。
他のどのフィルムよりもシャープで、他のどのフィルよりも細粒子、他のどのフィルム解像度よりもミリメートルあたりのライン数が多い、(1mmあたりの解像度は最大800本**)という特徴を持っているんだそうです。
実はこれ、先日の私の誕生日の時に、写真友達の皐月の樹さんからいただいたプレゼントなんであります。
皐月の樹さん、どうもありがとうございました♪
ちなみに、ここに写っている二眼レフは1956年にドイツのブラウンシュバイクで製造されたRolleicord Vです。
そう、私同様、今年で還暦になるカメラですね。^^
このRolleicord V、いまだに現役です・・・私の銀塩フィルム写真ブログでも50エントリ以上の写真はこれで撮ってます。
Rollei製の二眼レフは、他にもRolleiflex 2.8CやRolleiflex Automat MXも持っていますが、どちらもこのRolleicord Vより古いのに現役続行中です。
ドイツのカメラって、やたらめたら頑丈なんですよね。^^
きょうびのデジタルカメラは高性能ではありますが、果たしてどのぐらいの寿命があるのでしょう・・・
このドイツのカメラたちは、私より長生きするような気がします♪
さて、このADOX CMS 20 II、特殊な現像液を使わないとうまく現像できません。
その特殊な現像液がこのADOX ADOTECH IIと言う現像液です・・・いかにも「ドイツの科学技術は世界一ぃ・・・」って風情ですね。
で、早速撮影・現像してみました。
一口で言うと、「今まで経験したことのない超ハイコントラスト」なネガフィルムでした。
ネガフィルムなのに、リバーサルフィルムみたいなコントラストがある・・・でも、ハイライトはちゃんと粘る・・・
実はこのフィルム、本来はコピー用のハイコントラストフィルムなんだそうです。
それをADOTEC II現像液でちゃんと階調が出るように現像できるようしたんだとか・・・なんともぶったまげるフィルムでした♪
愛知県みよし市三好ヶ丘にて
LUMIX DMC-GM5
LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH
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二眼レフ 昔 父が持っていました。ガラスケースの中に保存されてたのを 思い出しました。
テディベアさんの紹介がとても可愛いですね^^
撮る楽しみを感じさせてくれるカメラですね
失敗作も多く出来てしまうかもしれないけど
明るさを意識して絞りはいくつ、SSはこれくらいと考える手間が逆に面白く感じそうですね
フィルムから遠ざかって、最近はほとんど考えなくなりました
時々絞り優先オートで上手く撮れない時にマニュアル設定にして自分で絞りとSSを決めて撮りなおす事があります
やっぱり撮りたいイメージはマニュアルの方が狙いやすいのかもしれませんね
ADOX CMS20Ⅱ早速試写されましたか~!
銀塩ブログの方も、後程ご訪問させて頂きます~!
仰るとおりでして、B&Wのポジフィルム・・・そんな感じですよね~^^;
最初にネガを見たとき、感動しましたv^^
なんじゃこりゃ~!ですね^^;
恐らくこのフィルムの解像度をフルに生かすには、スキャナの解像度をMAXにしないといけないのでしょうが・・・私のPCは非力で、そうすると停止してしまいます^^;
ご紹介頂き、ありがとうございます~m(_ _)m
このフィルムの135があったらすぐに飛びつきそうです。
・・・ただ現像ができないからダメですが・・・。
あ、Nobuさんの記事に刺激を受けまして、昔のフィルムのことを記事にしてしまいました。
お許しください。m(_ _)m
個人的には二眼レフかハッセルブラッドを使ってみたいですが、大きさと使い方の難しそうな印象故、中々手が出せないです(;^ω^)