2016年 02月 05日

浮遊する冬

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昨日は立春・・・
でも、実際にはまだ冬の真っ最中です。
うちの近所の田園地帯を散歩しても、春らしさはほとんどなく、むしろ寒々とした風景が広がっておりました。

今回の写真のフォーマットは、2:3の35mm判のD610の写真を56:69に切り出したものです・・・ロクナナ・フォーマットですね。
理由は、「ばけぺん」ことPentax 67の写真が懐かしくなったからですね。
この「ばけぺん」は私の大好きなカメラで、5年前に「漢なら、ばけぺん!」と言うエントリ、3年前には「いとしのばけぺん♪」と言うエントリを書いたほどです。

この「ばけぺん」、56mm x 69mmのフォーマットの中判カメラで、標準レンズの105mm/F2.4を装着すると、浮遊感のある写真が撮れました。
ところが・・・35㎜フルフレーム機のD610にAi Nikkor 55mm f/1.2を装着しても同じような浮遊感のある写真が撮れちゃいます。

考えてみれば、被写界深度の指標となる「有効径」がほぼ同じです。
画角がほぼ同じこの2つのレンズの有効径はそれぞれ、105÷2.4=43.8、55÷1.2=45.8となります。
この55mm導入以来、「ばけぺん」の出番は減少してしまいました。

でも、ときどき、こうやってわざわざロクナナのフォーマットに切り出して、ばけぺんの105mm絞り開放の描写の味を楽しみたくなるんであります♪

ちなみにタイトルの「浮遊する冬」は言葉遊びです・・・私の生徒のアメリカ人たちのほとんどは「ふゆするふゆ」と読むでしょうね。
彼らにとって、日本語の長音の区別はかなり難しいようです。「ふゆ」と「ふゆー」は同じに聞こえます。
「おばさん」と「おばーさん」も区別がつかないし、「おじさま」と「おうじさま」も同じです。
促音も苦手ですね・・・それゆえ、「来てください」「聞いてください」「切ってください」は全部同じに聞こえると言います。^^;

ま、日本人だって"R"と"L"の区別ができる人は少数、えらそうなことは全く言えません・・・"Right Lane"と”Light Rain"の区別がつきません。^^;
"Delicious Rice"と”Delicious Lice"、"I love you"と"I rub you"、日本人は同じ発音だぜ・・・って教えてやると目を丸くしますもん。^^;

愛知県みよし市にて
Nikon D610
Ai Nikkor 55mm f/1.2 with ND8 Filter


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by blackfacesheep2 | 2016-02-05 05:00 | Seasonal Image | Comments(14)
Commented by korekazu at 2016-02-05 05:10
錆びたドラム缶、放置された手押し車、十字鉄線、フェチ心をくすぐるアイテムが満載ですねぇ。
荒れた土地が舞台でも、洗練された都会の風景にしても一貫したスタイルで撮られてるのが見事だと思います。
私などまだまだ被写体に引きずられ迷いが捨てきれません(^_^;)
Commented by iwamoto at 2016-02-05 09:04 x
ススキと十字架植物。 新春風景といえば良いのでしょうか。
こちらでは、2月は雪の降りやすい季節ですが、もう一度くらい雪が見たいものです。

錆びたバラセン、撮ったことがないかも。 探してみます。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 09:45
korekazuさん、こんにちは。^^
うちの近所の田園地帯には赤錆ふぇちが泣いて喜ぶ逸品がたくさん存在してますね♪
一貫したスタイルと言えば聞こえが良いですが、これしか撮れないワンパターンなんであります。(泣)
Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 09:47
iwamotoさん、こんにちは。^^
新春風景と言えばその通りなのかも・・・でも、日本の春節はわびしい季節ですね。
錆びたバラセン、うちのあたりにはたくさんありますからより取り見取りです。^^v
Commented by voyagers-x at 2016-02-05 10:35

おはようございます!!
どの写真も素敵ですね
浮遊感が強烈ですね
人間の目ってすごく優秀でほとんどのものがパンフォーカスで見ることができますね
だからカメラは人間の目で確認しにくい見え方で表現してくれる素敵な部分があるというわけですね
どの被写体も、ポツリと孤立して存在していますね
なんだか何かを語りかけてるような.......

Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 10:38
voyagers-xさん、こんにちは。^^
わははは、大口径レンズは絞り開放で使った時にこそ、その存在価値がある・・・描写が甘いのなんて無問題です♪
ノクチならさらに物凄い浮遊感が味わえると思います、ぜひフワフワ写真、見てみたいです。^^
Commented by movin0 at 2016-02-05 20:27
浮遊感素敵ですね。
ロクナナ・フォーマットというのは初めて知りました。
パソコンで見るにはいいですね。気に入りました。
見ていて楽しいのはフォーマットのせいではなく、写真の良さですね!
Commented by 844-41 at 2016-02-05 20:34
冬が浮遊してます〜(^^)
開放でふんわり、楽しいですよね!

言葉遊び、わかります、わかります。
日本語の発音バリエーションの少なさは、もはや芸術レベルだと思います。
その少なさ故に遊び要素満載ですし、文字が3種類も必要って言う、稀有な言語になったんでしょうね
Commented by 皐月の樹 at 2016-02-05 21:18 x
なるほど、そういうことでしたか~♪
6x7フォーマットは独特の安定感がございますね~!
私も、このフォーマットが大好きですv^^
そして、この黒顔羊さんのバケペン好き好きウィルスに完全に感染したくちです^^;
55/1.2の浮遊感・・・騙されますね~^^;
こうやって6x7に切り取られたら、見分けがつきません。
色味や解像感で、ちょっと違和感がある・・・くらいですかね^^;
郊外の畑の浮モノ、素敵ですね~v^^
ススキーノは・・・やっぱり一枚目の箒ススキに釘付けですが~^^;
Commented by border72 at 2016-02-05 21:49
6x7フォーマットですか。落ち着きます。
それにしてもこの浮遊感はいいですね。
昔、オールドレンズ遊びをしていたときにカールツァイスのレンズで
このような立体的な画像を撮ったことを思い出しました。
Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 23:05
ムービンさん、こんにちは。^^
ブローニー・フィルムを使うフォーマットは6x4.5、6x6、6x7、6x8、6x9と様々ですが、一番ユニークなのがロクナナじゃないでしょうか。^^
私がフルフレーム機を使う最大の理由は、この浮遊感が欲しいからかもしれません♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 23:09
シンさん、こんにちは。^^
ばけぺんの105mmは大傑作レンズでしたね~、いまだにまだ持っていますが、一年に一回ぐらいしか使えておりません・・・かわいそうなのだ。^^;
日本語と英語、文法も造語法も発音も180度違う言語なので、学習するのはどちらの母国語話者にも大変ですよね♪
Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 23:14
皐月の樹さん、こんにちは。^^
4:3、3:2、1:1は他のカメラでも撮れますが、6:7はロクナナのみのユニークなフォーマットですよね、非常に座りの良い安定感が持ち味です♪
標準画角で有効径が40を超えると・・・かなり浮いてきますねえ、フォーマットがロクナナになるとほぼ区別がつかなくなります。^^;
Commented by blackfacesheep2 at 2016-02-05 23:17
border72さん、こんにちは。^^
6x7フォーマットって、真四角とも違う、不思議な安定感のあるフォーマットですよね。
ボケを出すなら望遠系が有利なんですが、浮遊感を出すには標準形から広角系のほうが有利なのかも・・・描写が甘くても開放で使いたくなります♪


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